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2003.11.28
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 サンタクロースの出生の秘密に迫る?

 <聖ニコラウス>
 270年、ギリシャで生まれ、トルコで司教となった。
 裕福な家に生まれ、莫大な財産をもとに、
 多くの恵まれない人たちに施しを行った。
 近所の貧しい靴職人の娘たちが結婚しようとするたびに、窓からそっと、
 吊るしてあった靴下の中へ金貨を投げ入れたのだった。
 この「夜中にこっそりとプレゼント」がサンタ話の元となった。
 命日の12月6日には、オランダ周辺国で、
 子供たちにプレゼントを贈る習慣があった。
 セントニコラウスがなまり、サンタクロウスになった。

 <オーディン&スレイプニール>
 4C以前、ゲルマン神話のオーディンが冬至の夜、
 八本足の伝説の馬スプレイニールに乗って、贈り物を届けたという話。
 ゲームをしないのでわかりませんが、
 ファイナルファンタジーに登場するキャラクターなんだとか...
 そうなんでしょうか~。

 <トムテ>
 北欧各国の農家の守り神。
 山羊の牽くソリに乗って贈り物を配る。
 もともとは、北欧神話の雷神トールが2頭の山羊の牽く車に乗っていた。

 <クレメント・ムーアの詩>
 1823年12月、米新聞に掲載された詩「聖ニコラウスの来訪」
 作者別人説もあるが、この詩で、サンタのイメージが全米に広がる。

 8頭のトナカイが牽くソリで空を飛び
 屋根の上に降り、煙突から家に入り、
 毛皮を着た太った身体、
 雪のような白いヒゲ、パイプをくわえ、
 背負った包みから、おもちゃを出して、靴下に詰め込む

 <ナスト>
 1881年、赤い服を着たサンタのイラストを描いたものが、世間に広まる。
 カトリック司祭は、冬至の時期、赤い服を着る習慣があったので、
 司祭であるセントニコラウスのイメージで描いたとき、赤が選ばれたようだ。


 <コカコーラ社>
 1931年、コカコーラ社は、クリスマス・シーズンの宣伝用イラストを、
 ハッドン・サンドブロムに依頼。
 まさに、コカコーラのコーポレートカラーである赤と結びつけた、
 その人間的なサンタ像は人気を博し、コカコーラ社世界進出と共に
 そのサンタ像が世界に定着していった。
コカコーラとサンタクロース

 <現代のサンタクロース>
 北欧のトムテ伝説の流れをひく北欧に住むサンタと、
 アメリカのコマーシャリズムから生まれたサンタとが合体している。
 商業主義と結びついたサンタに対して、
 クリスマス=キリストの生誕である宗教側からの弾圧も数多くあった。

 世界サンタ協会というものもあるそうです。
 聞いたところによると、夏には世界サンタ会議が開かれているのだとか。 

 子供たちが小さい頃、

 フィンランドのサンタさんにお手紙を出していました。
 すると、ちゃんと、「Dear○○」って、お返事が来ます。

 しかし、世の子供たちにとって「サンタさん」って、
 限りなくファンタスチックな夢の世界ではあるけれど、
 現実を知った時には、
 初めて知る、信じていたものからの裏切られ行為でもあり、
 世の中ってこういうもんなんだあ体験でもありますよね。
 親になってみて、
 これって結構残酷さもある行為だな、と思ったことがままありました。
 でも、それからまた、ちょっぴり大人になって、
 現実を知りながらもファンタスチックな夢も見られたら、
 いちばんすてきかな。

 *初めて、リンクバー使えるようになったので、ちょっと遊んじゃいました~(^.^)











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Last updated  2003.12.06 11:39:55
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