唯川恵


book-a【水青の読んだ本たち★唯川 恵】book-a


★今夜は心だけ抱いて★唯川恵★
  • konya.jpg










47歳の経験と知恵があって、身体が17歳だったとしたら・・

あの頃、躊躇してできなかったこと、悔いの残ったことを、もう一度やり直せるとしたら。

バツイチの柊子と、幼い頃に手放した娘の美羽の身体が、ある日、入れ替わった。

久しぶりの学校の試験に四苦八苦しながらも若さを楽しむ柊子。

一方いきなり30歳も身体だけが歳をとってしまった美羽は・・

母と娘、女性と女性として向き合うふたりの運命は?

゚+。。+゚゚+。。+゚゚+。。+゚゚+。。+゚゚+。。+゚゚+。

母と娘が衝突して心が入れ替わるという設定で、

今までの唯川さんの作品にはなかった非現実な話なので、

唯川恵さんもこんなSFチックなものを書くんだぁ~と思っていた・・

そして・・最後はきっと元に戻るんだろうな(*゚・゚)ンッ?とありきたりの

ラストシーンを思い浮かべて読んでいたら(・_・;)_・;)・;);)) ナントッ!!って感じ(OoO;)

せつなさと爽やかさの残るラストでなかなか面白かった( ゚ー゚)( 。_。)ウン♪

TVドラマを観る前に先ずは読んでからと慌ててKindleで購入し、

読み終えてからドラマを観た(*^_^*)

ドラマも面白く、ラストはホロリとさせられた(ノ_・。)








★肩ごしの恋人★唯川恵★









とても面白い小説だった(^ー^)b

そうなの・・久々に惹きこまれてしまったヮ♪

帯には「驚きに満ちた新しい恋愛小説が誕生した」と書かれている・・

“気に入ってしまいそうなものを見つけた時、

必ずいちゃもんをつけたがる、萌。

私を好きにならない男がこの世にいるなんて、

どうしても信じられない、るり子。

きっとあなたの中にいる、ふたりの女の恋の物語。”

読む前から何だかわくわくしていた(*’-’*)

仕事に自分らしさと将来への希望を求める萌。

三度の結婚、恋に生きる女るり子。

親の再婚で揺れ動く15歳の崇。

接点のない3人が萌のマンションで共同生活を始める・・

以外な方向に展開していくストーリーに 読みやすい文章・・

素敵なラストに( ^_^)/□☆乾杯☆□\(^_^ )♪

お薦めしたい一冊よ(=^_^=)









★あなたが欲しい★唯川恵★









水青のHPに遊びに来てくれた“はるか1238さん”からのお薦めの小説

「あなたが欲しい」を早速、読んでみた♪

“理沙子が彼を初めて見たのは六本木の交差点近くにある喫茶店だった”・・

“恋人の亮から紹介された時理沙子はふと揺れるのを感じた”

最初からグイグイ心が持って逝かれた・・(*’-’*)

唯川 恵さんの小説はとても読みやすい・・“私、初めて知ったわ。長く時間をかけて育む愛もあるけれど、

一瞬に凝縮される愛もあるんだって。私はあの夜、確かにあなたを愛したのョ、心から”・・・

そうかも知れないと思った・・・そして登場人物の一人である瀬山という若い男性が

“たぶん、人って理不尽は生き物なんです。そこに、愛なんてわけのわからないものが絡むと

誰もが愚かな行為に走ってしまう、そしてその愚かな自分に絶望するんです”

と語る言葉にそうなのよネ・・と納得してしまう・・・ラストに近くなる頃には涙している

自分に(UoU;)気が付きハッとした・・そして・・・ラストを迎えた・・・ 

“出会えるわ、きっと私たちもう一度”主人公の言葉に彼女の未来はどうなるんだろう

と勝手に想像してしまった・・・(*’-’*)








★幸せを見つけたくて★唯川恵★










“肩ごしの恋人”を読む前にエッセイを読んでみた♪

“悩んだり、愚痴ったりしているだけでは決して前へ進むことはできません。

前に進むためにはまず目的を決めること。そして目標が見つかったならすぐに始めましょう。

明日からではなく、今日から。”☆((。_。)((。_。)ウンウンそうなのよね・・・

“傷つかないで生きてゆける人生なんてあるわけがないのです。傷つくことを

怖れて逃げていてはいけない。傷をたくさん持ってこそ、人は強くなれるのです。”

☆ほんと,そう思うヮ・・・

“女は女によって育てられる。美貌もテクニックも通用しない女の中でこそ、素の自分で相手と

向き合わなければならないからです。最高の女友達は、最高の私になるための一番の栄養素です。”

☆う~ん(*’-’*)なるほど((。_。)((。_。)ウンウン

うなずきながら読んでいた(⌒∇⌒)ノ









★さよならをするために★唯川恵










さよならなんて、こわくない!終わった恋に別れを告げられず、苦しむ女の子たち。

さあ、勇気をだして、「グッバイ」を・・・

【サヨナラの5楽章】 

★(1)さよならの贈り物★(2)さよならを言わせて★

★(3)背中でさよなら★(4)さよならの向こう側★

★(5)やっと言える、さよならが言える★

まるで「さよなら」をするために恋をするような…

ちょっとせつなくて、心に痛い五つのラブ・ストーリー。

―約束の時間から一時間。彼はきっと来ない、来るわけがない。

恋はいつしか壊れていくもの―終わった恋に

エンド・マークを打つために勇気をふるって、

一歩を踏みだした女の子たち。そして、それは新しい恋の始まり…

五つの恋が壊れていくありさまを描く恋愛小説集。

わかれた男女が数年後にこんな会話をする

“私はあなたの恋人じゃなかったの?”

“そうさ”“じゃぁ、どうして?”

“お前は俺を好きなだけだが、彼女は俺を理解している”

という場面があったけれどこれは彼の言い訳に過ぎなかった・・

5話に登場してくる女性たちが“さよなら”をする場面が心地良く

そうよ♪それでイイのョ(*’-’*)とうなずいている自分がいた・・








★ため息の時間★唯川恵★










男はいつも、女にしてやられる。

裏切られても、傷つけられても、性懲りもなく惹かれあってしまう。

女と男のビターなラブストーリー

寂しがって生きている女と、悔しがって生きている男。

それでも恋をせずにいられない男と女の

ほろ苦い人生をしっとりと描く恋愛小説9篇・・・

★口紅★   

妻が化粧をするのを最期まで許さなかった原田・・・

★言い分★   

婚約寸前の彼女がいるのに社内で二股かけた洪一・・・

★ 僕の愛しい人 ★

「愛している。本当だ。千晶を一生愛し続ける。だから頼む、

わかってくれ・・・」そう言って泣き崩れる彼女を振り切って

真帆子と結婚した僕・・・

★ バス・ストップ ★

完璧に家事をこなす妻を裏切り、若い奈美と浮気する木島・・・

★ 濡れ羽色 ★  

仕事のために取引先の年上女性に近づく孝次・・・

★ 分身 ★    

若い妻を信用できずにメール恋愛を仕掛ける田崎・・・

★ 夜の匂い ★ 終の季節 ★ 父が帰る日 ★

現実にありそうで・・少し恐い部分もあったりして・・ドキッ!とさせられる

ストーリーがなかな面白かった。。。







★永遠の途中★唯川恵★










“世の中のすべてのことは、大概、ふたつに分けられる。

たとえば美しいかそうでないか。

たとえば楽天的か悲観的か。そしてたとえば、幸か不幸か。

それは選ぶのではなく、殆どの場合、自分の意志とは関係なく備わったいわば運命のようなものだ。

なのに人はそのことになかなか気づかず、背伸びしたり肩肘を張ったりして自分を装う。

そのうち道に迷い、やがて出口が見つからなくなる・・・”

“どうしてもっと、自分の生き方に自信を持って来なかったのだろう。

あなたのつぶやきは、誰に届くの?

「もし、あの時ああしてたらって、自分のもうひとつの人生を

勝手に想像して、それに嫉妬してしまうのね。

何だか、いつも生きてない方の人生に負けたような気になっていたの。

そんなもの、どこにもないのに、人生はひとつしか生きられないのに」

“今日が、少しずつ、昨日に近づいてゆく。生きたすべての時間を、

こうして昨日に変えてきた。そうやって今日を明日にしなければ、

明日という日もやって来ない・・・”27歳~60歳までの彼女達の人生とは?

結婚をする道を選んだ薫と、キャリアウーマンの道を歩む乃梨子のそれぞれの生き方が

描かれている・・・出発点が同じなのに全く異なる彼女たちの生き方はとても興味深い・・・

2人の人生が交互に描かれていてお互いの中に自分の別の人生を

見続けていく・・・誰もがよく考える、もしあの時違う道を

選んでいたら?(゜_。)?をつくづく考えさせられる







★病む月★唯川恵★










月が惑わせるのか?

愛する心の水面下に渦巻く、女たちの歪んだ狂気。濃密で繊細な恋愛小説集。

文章を味わう喜びと短編小説の醍醐味を味わえる危うく切ない愛の物語・・・

★いやな女 ★雪おんな ★過去が届く午後 ★聖女になる日 ★魔女 

★川面を滑る風 ★愛される女 ★玻璃の雨降る ★天女 ★夏の少女

の10編が収められている♪

真粧実(ますみ)から最初に送られて来たのは・・で始まる

「過去が届く午後」は、

今は平凡な主婦で幸せに暮らしているはずで7年間

会っていなかった友人から過去に借りて

忘れていたからと次々とさまざまなものが送られて来るようになる・・・

エッ???こんなものまで?(゜_。)?

そして・・・最後にとどいたものとは(?_?)(・o・?( ・・)?

背筋がゾクッ(v_v;)としてしまった・・

「天女」の中の“海岸線を走るバスに揺られながら、

加寿子は水平線に崩れ落ちる熟した太陽を見つめていた、

小さい頃に、毎日ひとつづ太陽が海に溶けてゆくのだと

思っていた”という文が好き・・(*’-’*)

どの小説もドキドキして(少し怖いのもあったけれど)面白かった。。。

中でも「夏の少女」はふんわりした感じで私は好きだった・・

金沢を舞台に書かれているこの短編小説集は

色々な箇所に素敵な情景が浮かんできて

金沢を旅したい気分になってしまう・・・








★ただそれだけの片想い★唯川恵★










“始まらない恋・終らない恋”テーマは『片想い』

色々なエピソードや唯川さんの友人の恋の例などを交えながら恋について語っている・・・

“恋って、どうしてこうもやっかいなものなのでしょう。でも、恋ってやっぱり素敵です。

胸がときめくあの高揚は忘れられないし、また味わいたい。

恋を皮肉な目でみたり、投げだしてしまったり押しつぶされていたりしたら、

本当の恋はできません。繊細な心の葛藤と共に、ドンと、大らかな気持ちで受けとめる余裕も必要です。

あなたならできます。”と読者を元気づけてくれます♪










★★ ★

















★★ ★

















★★ ★

















★★★

















★★★

















★★ ★

















★★★


















© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: