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「キャッツ」公演中の静岡市民文化会館。彼女は学校の帰りかな。友人から「一緒に行くはずだった人が急に行けなくなっちゃって。代わりに無理かな?」人の好い(?)わたしは6年前の「オペラ座の怪人」も公演当日「○が体調悪くて。チケット代はいいから一緒に行けない?」と言われて(別の人)行ったのでした(お礼の品は贈った)。わたしって、暇だと思われてるのかしら「会場中に限り、お席で撮影いただけます」とのことで。キャッツの舞台は都会のゴミ捨て場。どこにあるかはわからなかったけど、天神屋のたぬきむすびもあったそうです。チケット取ってくれた人が四季の会員とかで5列目のど真ん中。1、2列は演出の都合上なかったので、実質3列目。なのでこんな写真が撮れました。因みに「会場中」というのは上演5分前までだそうで、ギリギリに来た友人は終演後に撮ろうとしたらでした。そんな席なので、周りはコアな四季ファン。何回も観てご存じらしく、わたし達みたいにキョロキョロしてない。決まったところで手拍子、拍手。わたし達も慌てて手拍子すると急に止めるし…また急に始まるし…最期にグリザベラの「メモリー」が凄く良かったので思いっきり拍手したら…ファンの方、誰もしてませんでした…。宝塚も大概、なんだけど、拍手は自由にしてました。アンコールもヅカと似てて、何回目かの時に急に立ち上がる。それが終わると何の迷いもなくそそくさと帰る。静岡でこうなんだから、四季劇場とか行ったら凄い統率されてそう…改めて以前撮った画像を見ると「あ、あの人!」って感じになります。右がグリザベラ。新静岡駅にちょうどキャッツ電車が来てたけど、遠くて。ないろさんの方が良くわかる。ブログランキングに参加しています。友人と2人、浮きまくってたわたしに応援クリックいただけると嬉しいです。
2024年09月16日
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今日は海鮮丼の話題だろう…と思われたかもしれませんが、今週唯一の休日に昼の部、夜の部と出掛けたのでガッツがありません。簡単に夜の部の外出のことを。それは宝塚雪組の静岡公演。トップさんはご本人のリサイタル中。主演は二番手の朝美絢さん。相手役は娘トップの夢白あやさんです。因みに朝美さん、めっちゃイケメン。レビューは「ガート・ボニート」。これだけは撮っていいので、みんなスマホ掲げてますね。会場で配られた。今年は2000年以降で最も低い倍率だったとか。光っちゃってすみません。客席降り、復活してました。というか、地方だからかめっちゃ降りて来てくれたブログランキングに参加しています。大きな舞台で見たくなったわたしに応援クリックいただけると嬉しいです。たぶんすみれ
2024年04月21日
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昼食が遅かったのでなかなかお腹が空かなくて。腹ごなししないと。ホテルの窓から東京宝塚劇場が見えるので、引き寄せられるようにそちらに歩いて行きましたもうジェンヌさん達は帰られた時間でした。時節柄、出待ちは当然ありません。劇場向かいの日比谷シャンテへ。公演中はいつもその組の衣装展やってますね。花組の現トップコンビ柚香光(ゆずかれい)さんと華優希(はなゆうき)さんが年末の「タカラヅカズペシャル」で着られたもの。こちらはお披露目となったダンスオリンピアのもの。別コーナーに明日海りおさんが退団公演のフィナーレで使用したシャンシャンも。「フィナーレ使用小道具」を展示するの、初めてだそうです。地下のキャトルレーヴに寄るとちょうど2分後に入れる整理券を渡されました。人数制限をしているようです。公演中などは特にごちゃごちゃしてましたが、平日の夜だし、ゆっくり見れました。特に買うものはなかったけど帰り道、岡本太郎作「若い時計台」のところを通りました。ちょっとだけお腹空いて来たかなぁ。ブログランキングに参加しています。夕食は「地域共通クーポン」と決めていたわたしに応援クリックいただけると嬉しいです。
2020年10月21日
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遂にこの日がやって来てしまいました。大大大好き明日海りおさんのタカラジェンヌ最後の日。入り待ち、出待ち、いろいろ考えたけど、やっぱりサヨナラショー(ラスト2公演のみ)は見たかったので抽選に当たった新静岡セノバ内「シネシティザート」で最後の勇姿を見届けることに。そうなんです。大劇場の時は浜松に行くしかなかったんだけど、今回は初めて静岡市内2ヶ所でライブ中継が行われたんです当然と言えば当然ですけどね。宝塚105年の歴史で初の静岡市出身のトップスターその初めての人がこんなに特別な人だなんて最後の日の出待ち人数は…1万ほどでちえさん(柚希礼音)を抜けなかったみたいだけど、その分各会場(増えてます)は熱気むんむん。最後の最後、みりおさんが一人になって「さよなら~」と消えて行くまでを見届けたのでした。正直これまで「A Fairy Tale」は作品としてはそんなに…って感じだったけど、これで最後かと思うと名作に思えて来たレビューの方は何度見ても素晴らしく。黒燕尾のシーンは涙なくして見られない。一緒に泣いた友人との仲が一段深まった気がしますブログランキングに参加しています。明日からミリオロス確定のわたしに応援クリックいただけると嬉しいです。
2019年11月25日
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劇団四季も設立当初はストレートプレイ専門の劇団であったそうで。その四季の12年ぶりの新作ストレートプレイ「恋におちシェイクスピア」を観て来ました。場所は浜松町。先ごろ亡くなった浅利慶太氏が最も愛したと言われる「自由劇場」にて。普段はミュージカルに出演されてる俳優さんたちだそうです。わたしに取っても12年ぶりの自由劇場高校生の団体さんも見受けられました。軽やかかつ重厚で、演劇っていいな、と思わせる舞台でした。一旦京都に行って10月にまた東京に戻って来ます。リピしたくなりました。そしていよいよ21日から静岡では「オペラ座の怪人」が上演されます。四季の公演がある時は必ず静鉄のラッピング電車が登場。運よく乗れたのが、スマホが壊れて別のをレンタル中の時だったのでうまく撮れなくて。最後に、浅利氏のご冥福をお祈りします。ブログランキングに参加しています。実はそんなにミュージカルに興味のないわたしに応援クリックいただけると嬉しいです。
2018年07月20日
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何年前までだったかもう覚えてないけど、静岡伊勢丹の向かい側にあった「レストラン フランセ」の跡で今年のSPACふじのくに世界演劇祭のひとつ「大女優になるのに必要なのは偉大な台本と成功する意思だけ」が上演されました。これはね、この日のために書かれたんじゃないかなって気がします。フランセは「バル」じゃなかったし。新しい感じが。何か懐かしい階段。あ~、こんな感じだったそのままあるんだ。向かいが伊勢丹のアフタヌーンティー。同時にあったかどうかは覚えてないけど。会場は3Fでした。短い時間だからいいけど、狭くてきつかった先にテキーラみたいな、めちゃくちゃ強いお酒を飲まされました(もちろん無理にじゃありません)。お水も一緒に配られました終演後。今も会社としては残ってるんですね。1Fのベーカリーも名前は違うけど同じなんですね。ブログランキングに参加しています。息遣いが伝わってくる距離ね、と思われましたら応援クリックお願いします。
2018年05月21日
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東京宝塚劇場で上演中の「邪馬台国の風」。6月に宝塚大劇場、通称「ムラ」まで出掛けて来ました。駅に降りたところからもう始まっています。「花のみち」をゆっくり歩いて。到着。小学生の時に一度来たことあるんだけど、良く覚えてないなぁ。テーマパークっぽい、と思った記憶はあります。いよいよ突入。心躍ります~内部も正に一大テーマパークで。人が多くて撮れなかったけど、化粧室も「ヅカ」って感じでしたよ。そして個室の数が多いの。入り口から出口に行くまでに必ずどこか空くので、みんなが止まらずにまるで行進のように歩いていく…。開演前は摂っていいみたい。帰り道。花のみちと言うだけあって。宝塚で成り立ってる街なんですね。楽しかったです~。スター☆きらきらファイル「明日海りお」【動画配信】ブログランキングに参加しています。ひとときの夢の世界に浸ったわたしに応援クリックいただけると嬉しいです。
2017年08月22日
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紫綬褒章を受賞されたばかりのしりあがり寿さん。タイムリーに地元静岡で「真夜中の弥次さん喜多さん」を原作とするお芝居が上演されました。【送料無料】 真夜中の弥次さん喜多さん 合本 / しりあがり寿 【単行本】価格:1,944円(税込、送料込)東京から観に来た友人が、例によってあざみ野駅でピュイサンスのヴェリーヌを買って来てくれました。観劇前にそっといただきました。ココナッツのメレンゲにパッションフルーツのソースかな。下部にはライチも潜んでいました食べ終わったところで隣のカフェで行われているギャラリートーク会場へ。既に人でいっぱいだったので階段上がって上から。真ん中がしりあがりさん。左はSPAC芸術総監督の宮城聰さん。右は脚本・演出の天野天街さん。と…何かが近寄って来る気配…えっこんな人に近づいて来られたら、撮るしかないでしょ。友人とそれぞれ2ショットとか撮ってたら、10分間のギャラリートークはあっという間に終了。何を話されてたのかわからなかった終演後にもアフタートークがありましたが、参加してると次の予定に間に合わない。前から2列目のど真ん中では途中で抜けるのも気が退ける…というわけで劇場を後にしたのでありました。ブログランキングに参加しています。地元は祝福ムードでいっぱい、と思われましたら応援クリックお願いします。
2014年04月30日
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先日の静岡駅地下で。なにごと?SPACのメンバーでした。「ふじのくに せかい演劇祭」で上演される「天守物語}に出演される皆さんでした。その演劇祭は本日野田秀樹潤色宮城聰演出「真夏の夜の夢」(東静岡 芸術劇場)で開幕。わたしも行って来ましたよ~。上演後には開幕式も行われたようです。SPACの本拠地日本平の舞台芸術公園近辺ではお茶も作られているらしく、開幕式でふるまわれるとか。来場者に配られたのは別の新茶かな?SPACは「専用の劇場や稽古場を拠点として、専属の俳優、専門技術スタッフが活動を行なう日本で初めての公立の文化事業集団」だそうで、あまり演劇に興味のない議員先生たちからはしばしばその意義について議会で質問されたりしているようですが…この日もたまたま休憩中に俳優さんと絡んだ女性は何と北海道から飛行機で来られたと。静岡→渋谷間を無料で走る観劇バスも満席になるなど、実は演劇の世界では広く知られた存在です。静岡県民、もっと誇りに思っても良いのでは?個人的には静岡空港より価値があると思う。 【送料無料】ことばと文化のシェイクスピア価格:4,410円(税込、送料別)わたしも一度行ったことのある「楕円堂」には新海さんの畳が。いいところですよ~。ブログランキングに参加しています。緑がいっぱいの日本平でSPACの芝居が見てみたい~と思われましたら応援クリックお願いします。
2011年06月04日
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今日はブログお休みして皆さんのところに伺おうと思っていたのですが、新聞のラテ欄を見ていたら7月25日の日記に書いた「ファウストの悲劇」が本日23時10分からのETV「芸術劇場」で放映されるようですので一応お知らせまでと。(舞台中継は18分より)わたしも大林素子さんの確認をしたいと思いますテレビでどこまで伝わるのかも興味あるし。これだけではなんですので、台風の日に友人が銀座まで出掛けて買って来たものの画像を。 ガレットさんがオープニングパーティーに出掛けられた銀座松屋の「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。悪天候でもエクレアは売り切れで、こちら↑はタルトショコラ。そしてイデミ・スギノのケーキ4種。3時過ぎで残り12個だったとか(台風の日ですよっ)評判のムースは一瞬で口の中で消えるそうな。どうやったらこんなに軽く出来るのか、不思議がっていましたよ。ブログランキングに参加しています。こんな記事ですがよろしかったらクリックお願いします。
2010年09月10日
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新幹線で静岡駅を出てガンダムのいる東海道線の東静岡まではあっと言う間。E席、という絶好の場所を得て「撮ってやる~」と張り切っていましたが、が早過ぎて…。でもコツは掴めたので、次回頑張ります!まだまだ浸透していないらしく、富士山ほどには眺める人がいません~。因みに、静岡駅構内では駅売店などで普通にガンプラ売られてました。お土産に買いたくなっちゃう 50%OFF!【半額】バンダイ(BANDAI)MGシリーズ機動戦士ガンダムMS-06K ザクキャノン 1/100ス...価格:2,362円(税込、送料別)そんな熱い静岡ですが、昨日は静岡中のカップルが燃え上がる恒例「安倍川花火」。わたしは行けなかったけど、雪だるまさんが携帯から画像を送ってくださってます。品川に着きました。山手線へ乗り換えですが…あ、あ、あづい~~~何年か前にも品川駅で「今日が人生で最も暑い」と思った記憶があるのですが、それと同じくらい。昔はこんなことなかったですよね?再開発の影響か…。渋谷もまた暑かった。特にホームが。車内が涼しいから余計に感じるのかな?さて、久しぶりのコクーンです。観たのはこれ。こんな小難しくて現実離れした内容をどう表現するのかと思ったら、さすがは蜷川演出。↓原作はこれじゃないけど。 ゲーテ『ファウスト』(第一部)釈註価格:5,880円(税込、送料別)歌舞伎の要素も取りいれ、縦横無尽に悪魔や天使が飛び交う。ここまで鏡を効果的に取り入れたものってあったかしら?という幻想的な舞台。さて、一幕目が終わってロビーでポスターを改めて見ると…あれっ?大林素子って、あの大林さん? 大林素子のバレーボール教室価格:1,470円(税込、送料別)どこに出てたの?気付かなかった…。って後で確認したら七つの大罪のひとつ「ふしだら」役のセクシーな女優さんなのでしたっ!(アレクサンダー大王の妻役も)蜷川さんってこういう意外な人の意外な魅力を引き出すのって上手です。東京日帰り滞在の項つづく…ブログランキングに参加しています。都会の夏の暑さは独特…と思われましたら応援クリックお願いします。 雨乞いしたくなる…
2010年07月25日
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連日立ち見が出ている文化村「シアターコクーン」で上演中の「上海バンスキング」。(3月14日まで)初めて見るお若い皆さんも懐かしさに涙する皆さんもとにかくいま、コクーンは熱く燃えています。 舞台は笹野高史さんのトランペットから始まりました。猥雑で刺激的な町、上海を舞台に繰り広げられるジャズメンと歌姫の日々。前日観た友人からのメールにあった「おじさん達が楽しそうにやってた」そのまま。彼女、「みんな年を取ったけど」とも書いてたけど、昔見てるのかな?わたくし、年は結構行ってますが、初見でございますなので比べることは出来ませんが、本当に楽しくて、そして切ない舞台でした。ミュージカルではなく音楽劇、かな。台詞は台詞、歌は歌、ですから。戦争は彼らから財産を奪いました。戦争は彼らから愛する人を奪いました。戦争はジャズを殺しました。戦争は…悲しいお話だけど、彼らの歌と演奏はそんなものを吹っ飛ばしてくれる。やっばり音楽はいいですストーリーよりも頑張ってるおじさん達を見てたら泣けて来ました頭髪の薄い方も多かったのですが、却ってカッコ良く見えました。日本も欧米のように「薄毛なんか気にしない」文化になるといいなぁ~。笹野高史さんってほんとに味のある俳優さんです。コクーン歌舞伎で見ていますが(いま、平成中村座の一員として何かのCМに出ていますね)、彼だけは歌舞伎調のせりふ回しではないのに全く違和感がない。凄い演技力だと思います。 さて、アンコールに応えて演奏を続ける楽団員(役者さんたち)。ライトも点いてそろそろ終りに近づく…と彼らがステージを去った先は何と、ロビーでそのまま演奏です。何回か来ていてご存じのお客さんは真っ先に出て一番前を陣取っていました。この辺り、串田演出っぽいわぁ。 お客さん達が帰られるまで続いていたのかしら?ああ、この後予定がなければずっと楽しめたのに後ろ髪を引かれる思いで劇場を後にしたのでした。ということで、終演時間にコクーンに行くと演奏が聴けるかも~。洞爺湖での上海人との交流を描いた日記はこちら。ブログランキングに参加しています。何年経っても同じ役が演じられるのが舞台!と思われましたら応援clickお願いします。
2010年03月05日
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宿泊したホテルは15時まで滞在を延長できますが(最長26時間滞在)、13時までに銀座に行かなくてはならないので12時頃、チェックアウトがてらラウンジでお茶を。ペットボトルをゲットしたところでほぼ一年前初めて観て大笑いした「ニュースペーパー」の博品館劇場での公演、開場の12時半に合わせて出掛けます。そこで小十で持たせて貰った(お金払ってますけど)お土産を食べるつもり写真、撮り忘れましたが、これ(+幽庵焼き)を詰めていただいたもの。 その時にも書いたけど、ほんとに味が滲みててお店で食べた時より美味しかった博品館での公演、本当は前日の夜、小十の前に行きたかったのですが、初日にぴあに並んだけど取れず 東京公演はファンクラブの優先でなくなってしまうみたい。来月の静岡公演はまだあるみたいですよ~そんなわけでホテル⇔銀座を行ったり来たりになりましたが、モデルさんも見られたし、まっ、いっか。メトロの回数券もあったし。麻生さんと鳩山さんは同じ人が演じます。突然の変貌は見事でした 本物の鳩山首相の顔はあまり好きじゃないけど、この人は結構好き入口に四人の知事の人気投票の箱が設けられていました。天地人に因んで「けんちじん…」結果は橋下知事の圧勝、以下東国原、森田、石原。ただし前日までは3位と4位が逆だったそうです。ニュースペーパーを見に来る人ってどちらかと言うと革新系が多いと思うんですよ。今回もラストはあのご一家だったし……。時々ギター抱えて替え歌のこの方、無駄に(失礼)歌がうまいんですよ。 前回の越冬つばめのサビ「ヒィラリ~」に続いて今回は 「やっぱ好きやねん」ならぬ「八ツ場好きやねん」 個人的に一番気に入ったのは団長又兵衛さん演ずる立松和平氏。 あの方の胡散臭さを見事に演じてましたわ。ブログランキングに参加しています。普段ニュースを見てないと面白くもなんともない…と思われましたら応援clickお願いします。
2009年12月29日
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iku0323さん、SweetBread Studioさん、そしてもしかしたらガレット(gateau2006)さんも。 お待たせしました。内野聖陽さんの舞台「ブラックパード」についてです。場所は世田谷パブリックシアター。何度か来てますが、常に一番安い三階席。上るのハードです。あと10年くらいしたら…。席に着いてからもちょっと緊張。というのは、聖林館の階段を思わせる椅子なんです。一度、隙間からサンダルがカラーン、コローンと下に落ちて行ったことがそれ以来ここに行く時は絶対脱げ易いものは履かない(良い席で観る財力があれば) 15年前の事件の被害者(伊藤)が加害者(内野)を訪ねて来たところから物語は始まる。二人の台詞たっぷりの休憩なし、二時間、ひと幕の舞台。最初は似たようなことの繰り返しで、ちょっといらいらする展開。後半はそれなりに盛り上がる。ラストシーンはフランス映画的。「ん?ここで終わり?」みたいな。ああ、これは大好きな映画監督「エリック・ロメール」の手法を思わせる。こねくり廻した理屈っぽい台詞の応酬の後にスパッとナイフで切ったような小気味良いラスト。それまでがぐちゃぐちゃしてればしてるほど心地良く感じられる。それがロメール。 でもこれは…ううん、そこまでの爽快感はありません。切れ味に欠ける。観客の反応にも現れていました。いつもの内野さんの舞台のような熱のこもった拍手はなし。彼は初老の役なんですけど、相手役の伊藤さんとの年齢差を感じませんでした。実際は18才差くらいの設定です(一応老けメークはしてます)。 それがないと過去の「少女誘拐事件」がピンと来ないんですよね。エネルギッシュさが裏目に出てたかも…。でも、やっぱり上手い俳優さんですよね。好きです伊藤さんは終始ミニスカート(出ずっぱりだから)で、脚線美に見とれてしまいました。この方も負けず劣らず。 ブログランキングに参加しています。内野さんて「まさあき」って読むのね~と思われましたら応援clickお願いします(関係ない?)
2009年07月21日
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ようやく舞台の話題になりました今回の目的はシアタークリエで内野聖陽、寺島しのぶという、当代きっての演技派が出演する「私生活」を観ること。他に橋本潤、中嶋朋子の共演。内野、中嶋のカップルが新婚旅行に出掛けた先で出会った寺島、橋本のカップル。内野、寺島は元夫婦だった…という、なさそうで意外にあったりしそうな設定。他の方のブログを拝見したところ、睡魔に襲われたという記述が多く…と言っても2件ですが、それしか見てないので100%です。確かにわたしも1幕目はうつらうつらと。同じような台詞が多いせいかな。橋本さんの間の良さが逆に…って面も。中嶋さんは初めて見ました。熱演ですけど、妙におばさん臭かった…。この芝居の見どころは何といっても派手な喧嘩のシーンでしょう。(kasuminさん、わたしのおすすめにも小林幸子登場するかしら?)計算され尽くした(でないと怪我してしまいますよね)バトルは見事ですがそれより台詞の合間に手際よく片付けて行く方に感心しました。結局この芝居「喧嘩するほど仲がいい」って言いたいのねこの日はイープラス会員の貸し切り日。最後に出演者がひとりひとり会員に向けたメッセージを語ってくれました。(それくらいして貰わないと、手数料払ってますからね)正味2時間半以内の上演時間はは長~~い蜷川演出の舞台に慣れていた目にはコンパクトで新鮮。シアタークリエという会場にぴったりだと思いました。内野さん、ピアノの弾き語りもしてます。ウッチーファン必見
2008年10月28日
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御年70歳になられるリンゼイ・ケンプ演じる「エリザベス一世」を観て参りました。歌舞伎の女形のようなもの…。でも別に女性っぽくはせず(最初坊主で登場しますからね)エリザベスという人間そのものを演じていました。リンゼイ・ケンプ・カンパニーといえばわたしの中ではダンスカンパニーなのですが、ダンスは最初に少しあっただけで…。ジャンル分け出来ない、まあ、総合芸術と言いますか、一番近いのがオペレッタかなぁ。「ダンス」を観に行くつもりだと「失敗」と思うかもしれませんが豪華な衣裳には目を奪われるし、全体に流れる性別、国籍を超越したケンプ卿独特の世界観に圧倒されます。 エリザベスに扮したケンプ様 出てます↓ ベルベットゴールドマイン/VELVET GOLDMINE-ポスター UT
2008年10月14日
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今回の東京の最大の目的はシアターコクーンに「道元の冒険」を見に行くこと。井上ひさし+蜷川幸雄+阿部寛の組み合わせは個人的には観ないわけには行かないんです。最近の蜷川作品の中では気に入ったものになりました。前回観た井上作品の「藪原検校」もミュージカル?と思うほど歌が満載でしたが、今回もそれに近いものが。でもミュージカル嫌いのわたしでも見れるのは何が違うのか…まずその歌詞。さすが井上ひさし!毎回感嘆します。難しいながらも美しい文字の羅列はラップなんて目じゃないそして無理やり歌にしているのではなく、「ここは歌で表したいから歌にしてる」と、具体的にはどう表現したら良いのかわかりませんが必然性を物凄く感じます。歌というより唄かな。例えば作業の苦しさを晴らそうと農民が唄いながら農作業をする…そんな感じの唄が多いんです。ミュージカル嫌いの理由のひとつは「そんなの台詞なら一瞬で言えるのに」を長々と歌うからなんですが(せっかちなもので…)、この芝居はもちろん台詞主体。そして台詞では表現し辛い部分に唄を挿入してるので全く違和感を感じません(とはいえもっと短くは出来たと思う)。阿部寛さんは失礼ながら「うまくなったなぁ」と思いました。アキアカネさんの日記でも書かれているように、台詞かなり少ないですけど…。
2008年07月20日
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学生時代のゼミの教授が能の囃子方をしてらした関係で能は何度か見たことがあるのですがその度にうつらうつらと…。嘗て観世能楽堂で観た時は途中30分くらい殆ど動きがなくって友人は「本出して読もうかと思った」と…。尤もその教授に言わせると「眠くなるのは心地よい証拠。どんどん寝ていいんですよ」はい、お言葉に甘えて…。そんなわたしが今回能のチケットを取ったのは1萬斎ファン2ひとつは半能(後半部分のみの上演)だから3一曽幸弘さんの笛と亀井広忠さんの太鼓が聞けるからです。結論から言うといつもよりは寝なかった。半能の「融」は動きはありませんが幻想的で堪能しました。英語の字幕付きですが聞き取りにくい謡よりも意味わかったりして。日本人として、いいのか、これで「舎利」は動きもあるし、萬斎さんの朗々とした声を聞いては寝てる場合では狂言の方って普段「わあっはっはっ!」ってお腹から声出してるせいか大きいんですよね。 あ、一回だけ寝なかった時があります。舞台袖に並んだ演者のひとりが居眠りしていて、それが気になって眠れなかった
2008年06月25日
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5日は東京から新幹線で静岡へ。自宅には戻らず焼津に直行。文化センターの「茂山狂言会」鑑賞のためです。元々茂山さん一家と親交のある焼津の料理店「四季」に集う人々が「ちりとてちん」人気の今なら集客出来るかと企画した手作りの会です。館内に入った途端に逸平さんがサインしてる姿が見えました。ほんとに気取らない会なのがわかります。会場は主催者の危惧も要らなかったほどにいっぱいでした。まずはモッピーこと宗彦さんの「狂言とは何ぞや」の解説。お話は上手ですね。やはり。続いて千五郎さんの長男正邦さん演ずる山伏、同じく二男の茂さんの太郎冠者で「蝸牛」。可笑しな踊りに何度見ても笑ってしまう演目です。続いて宗彦、逸平兄弟による「濯ぎ川」。これはフランスの戯曲をもとに昭和になって書き下ろされたものだそうです。普段は優しげなイメージの逸平さん(君、と言いたいような雰囲気ですよね)がおっかなぁ~い女房を演じるのですが、これがハマり役なんです。宗彦さんの「底抜け~~に(お約束ですね)怖い」との台詞がぴったり来ます若手だけで演じた今回の舞台でしたが、それだけに溌剌として見ていてさわやかな気分になりました。七月には清水に今度は人間国宝のお爺様たちも加わっての公演があるようです。忙しい時期なので考えてしまうのですが、やっぱり行っちゃおうかな…。
2008年05月08日
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初日なのでどうなのかな?とちょっと心配して出掛けたシアターコクーンの「わが魂は輝く水なり」。盟友清水邦夫の作品を演出した蜷川幸雄氏。最近蜷川演出の舞台を見ても感動することがなくなって…。これもまあ、平均点は超えるんだろうけど取り立てて言うところのない芝居。彼、ちょっと演出し過ぎなんじゃないでしょうか?萬斎さんはいつも通りの上手さ。でも偉そうに言わせて貰えばこの人もそこを突き抜けるものがないと言うか、迸るものを感じないんですよね。と言いつつ、来月も彼の出演する能のチケット買ってしまいました。要するにファンなんですけど(~_~;)尾上菊之助さんは良かったです。とても聞き取り易かった。耳が慣れない最初の10分くらい何を言ってるのかわからないことが良くありますが、最初に登場した彼の台詞は本当によくわかりました。たおやかではかなげな(幽霊ですからね)姿が良く似合いました。初日でもベテラン俳優さん達が多いせいでほぼ完成されているとは感じました。でもやっぱりもやっとしたものが残る舞台でした。
2008年05月07日
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今年初の渋谷文化村のシアターコクーン。毎年3回くらいは行きますね、ここ。今年もこの後既に5、7、10とチケット取っています。6月のコクーン歌舞伎も気になるけど一度見たものなので今回は別のものに行くことにしました。凄く良かったんですけどね、「夏祭浪花鑑」。余裕があれば行ってます。で、一度見たいと思っていたケラことケラリーノ・サンドロヴィッチ演出の「どん底」。一幕目はくら~い所で小汚い衣裳の貧乏人がいっぱい出て来るし最初は各々の人物像がいまひとつ掴めなかったりでちょっと眠くなったりしてたんですけど、後半は展開もスピーディで台詞にも笑いが増え(1幕目もあったんだけど何か笑えなかった)俄然面白くなり、2時間が短く感じられました。わたし、割と何も予習せずに観に行くので休憩時間に配役見て「えっ、あれ江口洋介さんだったんだ!」とビックリ。わたしの定番コクーンシートということもあり、声だけでは確認出来ませんでした。男爵役の男優さんなんて密かに「世界のナベアツに似てるな」と思ってたくらいで…。脱線しましたが、初のケラ演出の舞台はわたしには興味深いものとなりました。コクーンのHPにもありましたが、一見軽いけれど深くて広い「どん底」でした。因みに地元の情報誌で見たのですが、郷土のヒーロー(?)電気グルーブの結成にはケラさんが絡んでるらしいです。サーカスタウンというライブハウスで有頂天と共演した当時「人生」というバンドをやっていた卓球&ピエールにケラさんが上京を勧めたとか。↓チラシのイラストを担当したしりあがり寿さんも彼らと同じ時代の静岡人であります。
2008年04月13日
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渋谷までお芝居を見に行きました。入口でチケットを渡し、中に入ろうとした瞬間に目の前に嵐のNくんそっくりの人が!でもあまりに普通に立っていたので「まさかね」と思ったのですが、声を聞いたらやっぱり本物でした。その後彼は係の人に案内されて行きました。わたしは三階席だったので「席どこなのかなぁ~?」と探したらちょうど目線の下にいました。ついつい、舞台の合間にちらちら見てしまいました(*^_^*)芝居は小栗旬さん主演の「カリギュラ」です。彼、凛として立ち姿がとても良く、舞台向きの俳優さんだなと思いました。熱演でしたよ~♪しかし最近の蜷川さんの芝居は長過ぎる。もうちょっとコンパクトにしていただけると有り難いというか、人間の集中力ってそんなに続かないし…。舞台の後ろが鏡になっていて観客が映るのですがそのせいでまるで野外の雰囲気。ギリシャの神殿でやっているような感じで素敵でした。芝居の前、劇場隣接のドゥ・マゴにてランチ。ここのタルトタタンは美味しいですよ~。でもパイが以前ほどサクサクしてなかった…。 ↓
2007年11月11日
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