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2012.02.23

長男夫婦に依存したがる世代

(1)

テーマ：同居は嫌ですか？(1164)

カテゴリ：カテゴリ未分類

義父の近所には、義父のように奥さんに先立たれたおじいさんが多い。
何かあの地域ってそんな地区？って思えるくらい。

子供世帯と同居や二世帯、まるっきりの独居、いろいろです。

ときどき、そのおじいさんたちの話になることがあり、
私はそんな人たちの『食生活』に興味があるわけです。

『へえ、あの方も奥さん先に亡くしちゃってるんですか～
ごはんとか作れるのかな・・・』って言っちゃいますね。

『あそこは息子夫婦と同居だから！』と言うときの義父の言葉が
少し嫌味に聞こえたりもします。

奥さんに先立たれても、子世帯と同居しているから不自由なく
さみしくない生活をしておられる、と言いたいのかな？

あなただって、同居こそしてもらってないけど、
近くに住む長男の嫁から、毎日おかず届けてもらってるじゃんって
言いたくなります。

それから、二世帯のお宅の事例では・・・。

そこの若嫁さんとは、会えばけっこう話すのですが
お姑さんが存命で、不自由になられた頃でも
お舅さんが頑張られて、炊事も含む家事全般、若夫婦に頼ることはないので
ときどき、様子を見に行ったりしていた、と聞いています。

若夫婦も共働きなので、そこのお舅さんは慣れない炊事さえも
自分でやっておられたそうです。

そのお姑さんが亡くなられて、今５年くらい経ちますか、
それこそ、今はほんとに知らないけど、義父は
『あそこは息子夫婦と二世帯だから、嫁さんから作ってもらってるだろう』
ってやはり、当たり前のように言ってます。

わかんないじゃん！いまだに自分でやってるかもしれないじゃん！
って思いながら
『あそこのお嫁さんとは私、割と親しいから、
前に聞いたことで今はわかんないけど、お母さんができなくなっても
お父さんが炊事とかやってて、食事とか全く別だよって聞いたけどなぁ』って
言っちゃってました。
私こそ嫌味だな（苦笑）

息子夫婦と同居だったり、出戻りの娘と同居とか
奥さんがいなくても、あまり困っていないおじいさんたちのことは、
それはそれは、うらやましい感じで話してくれます。

私が気になるのは、義父宅の２軒隣のおじいさん。
奥さんを亡くしてから７～８年経ち、お子さんも２人いらっしゃるけど
息子さんは遠方、娘さんも息子さんほどまでは遠くないけど、そんなに近くもなく
嫁いでおられるので、すっかり独居暮らしが板についておられます。

買い物やおでかけはバイクで。
１ｋｍ圏内位の用事なら、徒歩で行かれてるので、てっきりうちの義父より
若い方だと思っていました。

義父より２～３歳上！ということは、８５歳を過ぎておられます。
びっくり！！すごくシャンとされてますよ！！

義父は、腰が痛いとよく言ってまして、特に私たちの前では　しかめっ面で
”あいたた”言ってます。

そーっと見てると、独りのときはそんなに”あいたた”言ってない。
『私たちに弱ったアピールしてますか？』って感じてしまう。

いつだったか義父と、そのおじいさんの話になり、
『お義父さんより若いのかと思ってました！』って、はっきり発言しました。

『そのおじいさんは、ごはんとか作れるんですかね？
食事とかどうしてるんだろ？』と聞くと

『宅配サービスがよく来てるみたいだ』と義父が言っていました。

それとかよく見かけるのですが、バイクで買い物に行かれてます。
いつも思うけど、義父より年上に見えません。

まあ、近くに頼れる者がいなくて、そうせざるを得なくて
やっておられるといえば、それまでですけどね。

中途半端に近くに居るのもなんだかな～って思いながら
毎日毎日、悶々しながらおかずを届けてます。

義父はもうすっかり、私が好きでやってるって思ってるだろうな。

いつかも書きましたが、”ハムって袋から出して切って、
焼いてもそのままでも食べれるじゃん”っていう話をしたときに

『俺はあんたが持ってきてくれるのを食べるから』

という義父の言葉に、全てが集約されてると感じます。
『俺はあの人たちとは違うんだ、違う待遇なんだ』と思っているのかも。

義父はよく『〇〇さんは～どうだ、こうだ、○○さんは～だから』とか
自分と比べたり、優位に立ちたいような言い方をしています。

だから『すごいね、一人で何でもやってるんだ』とその人を褒めたりすると
嫌がります。

ギリギリまで自分で頑張って、どうしようもないときに頼ってこられるのなら
こちらも放ったりはしないんだけど、
はじめっから、どっぷり浸かられて『長男一家だから当たり前』的に思われると
ほんと、やる気なくすなぁ。

義母が生前、言っていた言葉を思い出す。

『あんたたちにお世話にならんといかんから』

いや。。。別にならないといけないってことはないんだけどさ・・・。

『長男一家に看てもらうよ宣言』をハッキリとされてました。
お世話にならないといけないから、と前置きしてから、何かしてくれたり、
そういうことが、たまにありました。

あと、義母が自分の病気にうすうす気が付いたから・・・だったんだろうけど
まだ入院して検査する前、たぶんもう体調は悪かったのだと思う。

子供を連れて、義実家に行っていたときのことだった。（旦那は居なかった）

『おじいちゃんか、おばあちゃんか、どっちかが居なくなって
どっちかが独りになったら、あんたたち、この家に帰ってきてくれんばね！』

と、子供たちになんとなく言うような感じで、私にも言ってる？みたいな
言い方をされた。

いやあ、若夫婦の我儘で別居してるんじゃないでしょ？
別居になった経緯は、あなた方の次男の問題からだったじゃん？

その頃は、私の実両親と私と主人が次男に貸したお金も
まだ返ってきてなかったので、『なんなんだよ』と内心ムッとしながら
ははっと軽く笑って受け止めていた。

今思うと、義母が自分の体調不良から、何もできない義父を案じて
出た言葉だったのかなって思ったりする。

だからね・・・おかず届けを悶々しつつも、やめられずに続けているんだよね。
今すぐには、義父宅に帰ってあげられる状態じゃないしさ。

なんであの年代の人は、長男にお世話になるのが当たり前って思ってるのかね。

『自分でできる範囲でやっていくから、できない分はお願い』

みたいな姿勢でいられた方が、かえって放っておけないのに。

自分でできることなのに、やってもらう方が楽だから投げてこられると
本当に嫌になる。

義父は義母よりも、さらにその依存が大きい。

義父は周りが世話をやいてくれる人ばかりだから、
自分で何かやらないといけなくなると、アタフタして大騒ぎする。

義母はそれこそ、義父には何をもやらせない上げ膳据え膳で　きてたから
義母が病気になって看病するということは、義父にとって
すごく『おおごと』だった。

でもさ～、義父の食事の支度と義母の介護食作りは、
自分でやらなくてよかったじゃん？
こういうのも全部やってる老夫婦もいるんだよ？

って言いたくなるくらい、『俺は大変だったよ』アピールがすごい。

他の人には何にも手伝ってもらってないような言い方をしてさ

続きをまた後日に書きます。

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Last updated 2012.02.24 00:47:44
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■コメント

Re:長男夫婦に依存したがる世代(02/23)

ttaniguchi さん

うちは旦那の両親を同居だけど、お義母さんが寝込んでいようと、お義父さんがその分手伝おうとか、自分がなんとかしようとかいう意識はなったくない。お義母さんが先立つことがあっても自分は息子夫婦にみてもらうのを当然のように思ってる。
うちも、家事全般すべて人まかせで、お義父さんは朝から晩までソファで寝てテレビ見て、何もしなくても食べさせてもらえる生活なので、体が弱りまくりですよ。
(2017.05.18 09:06:45)

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