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2015.08.17
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カテゴリ: 体外受精の話。

記録として残させてください

7月上旬。

ボウが入院して、完全付き添いの中、私も38度以上の熱と鼻かぜをひいてしまいました。

もう体がしんどくてしんどくて・・・。

24時間ベッドの上で子供と過ごすストレスは半端ないです(笑)

そんな中、7月8日判定日。

その日は 4w3d でした。

過去に2回悲しいことになってる私は、心のどこかで

「胎嚢、見えませんね」 とか また次まで様子を見ましょう」

といわれるのを頭の中で繰り返していて、またそうなるのではないかと震えてしまいます。

とにかく内診台に乗るのが怖い。

その日は、判定日だけなので診察のみ。

尿検査で陽性が出て診察では医師が

「出てますよ!!おめでとうございます!一つしかなかったのに・・・よかったね・・・本当におめでとう。」

喜んでくれました。

私も、二人目治療を初めてまさか1回目で成功するとは思わず、喜んでいいのか不思議な気持ちでいました。

「次は胎嚢見えるといいですね。」

そういわれて1週間が長い長い・・・。

ボウは退院しても、退院後の診察やレントゲンなどで病院にも通い、

仕事も休み、とにかく忙しい毎日でした。

迎えた 5w3d

ボウのときは、胎嚢の中に卵黄のうも見えて、

「赤ちゃんのお弁当箱だよ」 といわれたのが印象的でした。

どうかどうか、胎嚢確認できますように。

内診でみたエコーには小さな小さな胎嚢がありました。

「子宮の中に有りますね。はい、いいですね。」

大きさは7.6mm位。

小さいかなあ・・・というのが印象でした。

でも、ボウのときも7.8mmくらいだったので、考えないようにしなくては・・・と赤ちゃんを信じて過ごしました。

でもこの時に、何となく医師の顔が曇ってる気がして、

「もしかしたら今回よくないのかもしれない」 と何度か悪い方へも考えていました。

次は6w3d。体外受精では、週数の狂いはありません。

よく、  「7週で心拍が見えなかったけど9週で見えました!」 とか聞きますが

それはあくまで排卵が遅れていた自然妊娠の話。

6週ともなれば、心拍が確認できるはず。

ボウのときは6w1dですでにピコピコ見えていました。

比べてばかりではいけないのだろうけど、どうしても見比べてしまっていました。

結果は、

「赤ちゃんがよく見えない。卵黄のうは見えるから、この近くにいるはずなんだけど・・・。また来週見ましょう」

この時すでに、覚悟をしました。

2回目のお別れのときと同じだ。

母は、毎日毎日私の心配をしてくれて 「大丈夫?」「変わりない?」 とメールをくれました。

そして、亡くなった父の仏壇の前で、 「うまくいきますように」 とお願いしていたそうです。

また母に心配かけちゃってるな・・・。なんだか泣けました。

待合室にいる間、何となくボウの写真が見たくなってずっと見ていました。

「こんなに小さかったんだなあ」

「歩けるようになった日だ」

「笑った顔が可愛いな・・・」

そんな事を想いながら見ていたら、思わず涙が出てしまいました。

そして、無性に早くボウに会いたくなって。

帰ってから家で、二人で過ごしている時。

なぜだかわからないけどボウの目の前でワンワン泣いてしまった・・・。

この子の前では泣かないと決めたのに。

悲しいのもあったのですが、今、目の前に可愛い息子が一人いること。

私は一人じゃないということ。

ボウを授かったのも奇跡で、こんなに大きく育ってくれて

私に毎日たくさんの笑顔をくれること。

幸せすぎて、涙が止まりませんでした。

ボウは、私にしがみついて、お腹をさすってくれました。(私がずっとさすっていたから)

迎えた 7w2d

結果は胎嚢のすごく淵の方に心拍らしきものが見える気がする・・・という程度。

心拍かもわからないし、赤ちゃんは2mm。明らかに小さすぎました。

この時期は10mmはほしいところだそうです。

「あとは、祈るのみです。また来週ね。」

祈るしかできない1週間は本当に長いです。

結局、 8w2dの8月5日

心拍は確認できず、赤ちゃんも4.6mm

稽留流産の診断を受け、8月12日に手術をしてきました。

1人目治療のときとは違い、(子供が一人いるので)身軽ではないことで、

今回の治療はほぼ一人で進めてきたような気がします。

もちろん、チョチョには相談したりもしましたが、

本当なら採卵の前の最後の注射は夜22時とかなので、以前はチョチョに付き添ってもらったり

採卵のときも休んでもらったり、手術のときも付き添ってくれたりしていましたが

今回は、ボウもいるのでボウをチョチョに任せて一人で注射に行って採卵して移植して・・・と孤独さはありました。

さすがに、今回のオペのときは静脈麻酔で意識も朦朧とするので付き添いが必要で

母にお願いしました。

チョチョは仕事で、ボウのことはチョチョの母が電車で5時間もかけてきてくれて、

自宅でボウの世話をしてくれました。

手術が終わった後も、  「モコちゃんは寝ていて。体を休めて。」 と家事をしてくれた義母。

私は幸せ者です

母は 「あんなに頑張っていたモコの事だから、どうかうまくいってほしかったけど・・・本当に悲しい」 と私以上に残念がっていました。

美味しいものを食べて、と二人で帰りにロイヤルホストに寄って(笑)

早く体力をつけなきゃとたくさん食べました

まだ1週間たっていないので、お腹は痛いし出血もありますが

ボウが金曜からまた40度の熱が出てしまい、今日小児科で突発性発疹と診断されました。

足にブツブツがあるので、手足口病も否定できないらしいですが、日曜には熱も下がって今は元気でお昼寝しています。

どんなに体がしんどくても、母業は休めませんね(笑)

悲しんでいる暇はないのです。

もう、次の挑戦に向けて前を向いています

チョチョと相談した結果、今回は不育症のクリニックに通わず、治療してしまったので

前回引っかかっていた抗リン脂質などの検査を待たしてもらいに行った方がいいね、ということになりました。

「出来る限りのことはやろう」



今、私は週2~3日のパートなので、かなり金銭面もきついですが、そのことに関してはチョチョは何も言いません。

相変わらず、私の心配ばかりしてくれてこの4日間は、お盆休みでしたが

洗濯・掃除・ボウの相手・買い物…全部してくれて本当に感謝です。

また、がんばります

最後に・・・今回、お腹に来てくれた愛しい我が子へ。

沢山がんばってくれてありがとう。

とても幸せな気持ちと、毎日をありがとう。

たった9週間という短い間だったけど、本当に本当に大切な日々でした。

また、お空の上から見守っていてね

そして・・・

いつも私のそばで笑顔を見せてくれる我が子へ

あなたが大好きです。

あなたが居てくれるから、ママはなんだってがんばれちゃいます。

いつか、また家族4人になる日を夢見て。

泣いてばかりのママでごめんね。

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Last updated  2015.08.17 13:09:33
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