我輩はドラ猫である

私は受験生の母に向いていないようです。

今日の出来については「解答も、問題用紙ももらってないからわかんな～い」と明るい娘ですが、いろいろ聞いていると落としている問題がボロボロと・・・胃が痛くなります。

多くの学校が即日ネット発表ですが、今日の学校は初日に受験生が多すぎるためか、翌日発表なのです。眠れない夜になりそう?やはり、発表はその日にしてもらいたいですね。身体壊します。なんていうのは私だけ?うちは５校受験予定にしていますが、これじゃ身が持ちません。

能天気なさくらを見て夫は「完璧にできたと思っても間違ってるものなんだ。そして次から次へと落ちて、やっと現実に気付いて焦って来るんだよ。」なんて不気味な体験談を・・・や、やめてくれ～。聞いているとめげます。

さくらは・・・空白も多かったようなので・・・

ああ、明日の発表、怖いです。小心者の私には耐えられない。

でも、まだいい方なんです。

平日受験が始まったら、午前中に受験関連のこと（子どもを送るとか合否の確認、手続き、次の願書提出）をやって、午後は仕事・・・その分仕事が遅い時間にずれ込む予定です。休みでもこんなになってしまう私、仕事しながらこなせるんでしょうか。

いや、仕事があるほうがくよくよしてる暇がないかな。

とにかく明日しだいで動きが変わるので、今日は大事な日でした・・・さくらはそう思ってないようでしたけど。

いや、しかし、すごい人でした。

Ｎバッグの多いこと。Ｎバッグを見ると引きつってしまうんです。だって、嫌でも最後の最悪だったセンター模試を思い出してしまう。Ｎであの成績だったってことは、Ｎのみなさん、あんな難しいことをこなせる子が平均的にいるってことなわけで・・・とか考えると複雑です。

さくらはＮのセンター模試のことはなかったことにしているみたいです。

塾の先生方の応援ってどんなのかと思いましたが、思ったほど派手でもなかったな。派手なのはもっと難関校でやるんですかね？

さくらの塾の先生も来てくれていました。さくらの教室からはたった一人の受験なのに、ちゃんと先生、来てくださっていて・・・他教室の先生も一緒で、さくらはなにやら励まされ、一人一人と握手して笑っていました。やはり、ありがたかったです。

なんせ、こんな親。

さくらをいい精神状態にして送り出すどころか、自分がテンパっていてだめでした。だから、入り口で先生方がさくらを笑顔にして送り出してくださったのがありがたかったのです。やはり、スタートが肝心。肯定的な気持ちで向うって大事ですよね。結果に反映されているといいんだけど・・・。

私がどんなにテンパっていたかって、私はとにかく、何もかも心配でした。

家を早めに出たのに、電車がちゃんと動くのか、心配でした。

バスにもちゃんと乗れるのか、とにかく遅刻せずに目的地につけるのか心配でした。もう、その時は受験内容より、学校に無事に着くのかどうかが不安で仕方ないのです。

こんなあてにならない母の付き添いでしたので、さくらはバスを降りたら「じゃあね」なんてとっとと行ってしまい・・・気付けばさくらに腕時計を渡していない!と気付いたのは一息入れようと再びバスに乗った時でした。

う～ん、時計は教室にあるだろうしなあ・・・でも、待てよ、さくらは目が悪いから時計が見えないかも・・・時間配分できなかったら・・・またまた不安が押し寄せて、私はバスを乗り継いで学校に戻り、先生にお願いして腕時計を渡したというお間抜け、お騒がせ母でした。

体育館に張り出された問題用紙を見た時も凍りつきました。あっ、これ、絶対、さくら、覚えてない分野だ!あ～、どうして歴史人物の写真をトイレに貼っておかなかったんだ、私は・・・悔やまれました。

理科も植物が出てる～。あ～、きっと答えられないわ・・・などと悲観的に・・・

そして、帰宅後昼ねしたら悪夢にうなされ、胃が痛くなって目が覚めました。夕飯など、無理。ゴルフ帰りの夫も疲れていて作る気なし。

悪いけど、私は何も食べられないから・・・とお弁当を買ってきてもらいました。

で、さっき、急に炭酸飲料だけ飲みたくなり、買ってきてもらったらちょっとすっきりしてきたところです。

明日の発表は車で行くことになりました。後部座席で眠っていこうかと考えています。ろくなこと、考えそうにありませんからね・・・。

そして、結果が悲しいことになったら、気を取り直すためにエステにでも行こうかなっ。

だって、まだほんの始まりなんですから。