Moonlight ~終わりの無い夜の旅路~

Moonlight ~終わりの無い夜の旅路~

復讐



いつからこんなことになってしまったのか
全てはあれが原因だった
穏やかな暮らしが一片して恐怖に変わった
あの日々は言葉では表現できないほどに壮絶なものだった

あいつさえ、あいつさえいなければ俺はずっと穏やかに暮らせていたんだ
みんなやつに殺されてしまった
俺の友人、そして家族さえも

その光景を俺はただ黙って見るしかできなかった
大切な人々が目の前で無残に死んでいった
今でもはっきりと目に焼きついている

絶対にやつをこの手で打ち倒してやる
この身が朽ち果てようともかまわない
やつを倒すことができるならば

俺は今、復讐の闇に身を染める
暗闇に紛れ、深紅の剣を振りかざす

もう以前の穏やかな日々には戻れない
だがわかっていたことだ 後悔などしてはいない

今はせいぜい笑っているがいい
だが覚悟していろ
必ず貴様をこの手で葬ってやる・・・・・・・・・・






あとがき

復讐を決意した人物をテーマにしてみました。
相当ダークな雰囲気が出てますね。
こういう詩って結構ストレス発散になるんですよね(苦笑)


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