九州出身者がつくる九州情報館。

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2012年11月23日
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Jリーグは今シーズンから J1昇格プレーオフ を導入しました。
今まではJ2年間上位3チームが自動的にJ1に昇格し、
逆にJ1年間下位3チームが自動的に降格するという制度でしたが、
今シーズンからJ2からJ1への昇格については、
年間上位2チーム:自動的にJ1へ昇格
年間3位~6位:プレーオフ優勝チームがJ1昇格

という形になりました。

プレーオフではJ2の年間3位と年間6位、年間4位と年間5位がそれぞれ、
3位チーム・4位チームのホームで準決勝を行い、
それぞれの勝者が国立競技場で決勝を行い、優勝チームを決めます。

準決勝は11月18日に開催され、
大分トリニータ(6位)4-0京都サンガ(3位)
ジェフユナイテッド千葉(5位)4-0横浜FC(4位)

と、アウェーであるはずの下位チームがそれぞれ4-0で勝ち上がりました。

そして今日、サッカーの聖地 国立競技場 で大分と千葉による
J1昇格を賭けた戦いが行われました。

前半はお互いに譲らず、0-0のままで終えました。
このまま引き分けとなった場合は上位チームである千葉が昇格となりますので、
大分にとっては絶対勝たなければならない試合でした。

その大分は後半も千葉を攻めきれずに40分を迎え、
あと5分で得点を入れなければならなくなりましたが、
後半41分に準決勝で4ゴールを挙げた FW・森島康仁選手
前線へボールを送ると途中出場の FW・林丈統選手 がループシュートを決め、
土壇場で大分が先制点を挙げました!

後半のアディショナルタイム(ロスタイム)は5分でした。
大分の選手やサポーターにとってはものすごく長い5分に感じたことだと思います。
1点でも得点を許せばJ1昇格が断たれるという状況の中、
大分イレブンはアディショナルタイムまで必死にゴールを守り抜き、
1-0で勝利し4年ぶりのJ1昇格を決めました!

昨年からトリニータの監督に就任し、2年でJ1昇格を決めた田坂和昭監督は、
「嬉しい。選手がよく頑張った。
苦しい中でよく耐えて、
最後に1点もぎ取って勝って良かった。」
と語りました。

昇格にあたっては経営難からJリーグから借入れた5億円の返済が必須であり、
今年1月に2億を返済した後、10月12日まで残り3億円を返済しなければ
プレーオフに参加できないということで田坂監督自身も募金活動も行ったこともあり、
「サポーターの人が支えてくれたので、
なんとか頑張ることができた。」
とサポーターに感謝していました。

地元政財界やサポーターから支援を受け、プレーオフ出場資格ギリギリの年間6位になり、
引き分けでも昇格できないという2試合を勝ちぬいてようやく掴んだJ1昇格ですので、
来季のトリニータはその座を死守してもらいたいと思います。

大分トリニータの選手、スタッフ、サポーターの皆さん、
4年ぶりのJ1昇格おめでとうございます!

それでは、今日はここまで。



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最終更新日  2012年11月23日 17時11分10秒
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