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2014年01月16日

元日本代表FWの巻が故郷・J2熊本入り

テーマ：サッカー　Ｊリーグ♪(3952)

カテゴリ：九州のサッカー（Jリーグ＆高校）

サッカーJ2の ロアッソ熊本 は15日、元日本代表の FW・巻誠一郎選手 を
東京Vからの 完全移籍で獲得 したことを発表しました。

実は巻は熊本県小川町（現・宇城市）出身であり、
高校時代は地元の強豪である大津高校に進学して全国大会にも出場しました。
その後駒大を経て市原（現・千葉）入りし、
2006年ドイツW杯でジーコJAPANの一員として出場しましたが、
代表選手発表時にジーコ監督から 「and final...Maki!」 と呼ばれ、
報道陣が 「オオー！」 と驚きの声を挙げたシーンは有名ですね。

その後オシム監督時代にも代表に呼ばれましたが、2009年以降は代表に呼ばれず、
所属チームの千葉もJ2落ちした後はロシアや中国のチームを転々としました。
2011年に東京V入りして国内のチームに復帰しましたが2012年に顔面や右足を骨折し、
なかなか出場機会に恵まれませんでした。
そして今年に入り、故郷のクラブチームであるロアッソ熊本への移籍が決まりました。

入団会見で巻は、「故郷に錦を飾るというより、
サッカー選手としての価値を高めるために来た。
本気でJ1を目指す！」と意気込みを語りました。

巻の加入でロアッソ熊本のチーム力が高まることで、J1昇格を果たせば
九州の他のJクラブでも追随してもらいたいと思います。
例えば今は厳しいかもしれませんが、A代表を経験した選手達が代表を外れた後に
地元九州のクラブに入ればチームの底上げにつながるような気がします。

例えば将来、吉田麻也選手がV・ファーレン長崎に入ったり、
昨年のJ1得点王の大久保嘉人選手がギラヴァンツ北九州に加入して
それぞれのチームでJ1昇格に貢献したり、
遠藤保仁選手が今季からJFLに参入する鹿児島ユナイテッドFCに入って
J昇格に貢献する活躍を見せたら、九州のJリーグ人気が高まることは間違いありません。

巻の熊本入りが九州の各クラブにいい影響を与えることを願っています。
それでは、今日はここまで。