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2006/05/22
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 ネットを見てたらこんな↓記事がありました。

<問題行動>児童、出席停止も…厳格化へ報告書 文科省など

 児童生徒の指導のあり方を調査・研究していた国立教育政策研究所生徒指導研究センターと文部科学省は、 問題行動を起こした小中学生を出席停止とするなど厳格な対応を求める 報告書をまとめ、22日公表した。高校生には退学や停学などの懲戒処分を実施して学校秩序の維持を図る内容。全国の公立小中高校生の暴力行為が98年度以降3万件前後で推移するなど問題行動が相次いでいるのを受け、センターなどが生徒指導の厳格化を軸に見直しを進めていた。
 各地で相次ぐ少年事件を受け、昨年11月から生徒指導体制の強化策を提言するため、センターなどが大学教員や弁護士、PTA理事や保護司など15人の協力を得て審議してきた。
 報告書は、 生徒指導の基準や校則を明確化し、入学後の早い段階で児童生徒や保護者に周知徹底する 。そのうえで、学校側は毅然とした指導を粘り強く行うよう提言。具体的な指導方法として、 小さな問題行動から注意するなど、段階的に罰則を厳しくする「段階的指導」を挙げている
 現在の公立小中学校では、学校の秩序が維持できないほどの問題行動を起こす児童生徒がいたとしても、停学や退学などの処分は認められていない。 報告書は「居残り」「清掃」「訓告」などの懲戒や出席停止制度の活用、高校などでは停学・退学処分の適切な運用を求めた
 小中学校の出席停止制度は、他の子どもの学習権を保障するため、市町村教委が適用。学校教育法の改正(02年1月施行)で出席停止の要件が明確化されるなど適用しやすくなったが、中学校では02年度37件、03、04年度ともに25件の適用にとどまり、小学校では02年度以降1件もない。(毎日新聞より)

 この記事の内容でもすぐりが同意するのは 赤字 の部分だけ。というより、いままで校則は明確化されてなかったんですか?学校というのは本当に不思議な空間で、日本の刑法の根幹をなす考え方である 罪刑法定主義 が貫かれているとは思えず、校内の処罰もかなり恣意的に行われているように見える。本来であれば、何が悪いことで、その悪いことをしたらどのような罰が与えられるか明確になってないといけない。なのにいまさらになって「校則を明確化」ですか?そんなことではまどろっこしい、うだうだ会議をするなら 問題行動に対する罰の全国統一基準 を作ったほうがいいんじゃないの?たとえば、シンナー・薬物の保持が確認できた段階で停学3ヶ月+専門施設送致とか、傷害事件を起こした場合は被害者のけがの程度により停学2ヶ月から退学とか。
 で、 下線部 のあたりは、根本的に「小さな問題行動」ってなに?と聞いてみたい。たとえば、大昔に兵庫県神戸市立高塚高校で発生した校門圧死事件は、普段は遅刻などしない女生徒がたまたま試験勉強で寝坊し、運悪くとしかいいようがないが、心無い教員たちの手で殺されてしまった。この程度の遅刻は「小さな問題行動」になってしまうのか。
 生徒指導体制の強化も結構だが、それ以前にわかりやすい校則になっているのかがとても気になる。はっきり言えば何が問題行動なのか、誰にもわからん仕組みになっているのではないか。もしそんな曖昧かつ恣意的に問題行動を決められてしまうなら、生徒指導体制の強化どころか、かえって犯罪が横行するように思える。うまく先生に取り入れば問題行動でなくすることも可能だから。
 この記事には、どうも子供の側に問題行動の原因があるという意識が通底している。しかし基準をはっきり示さない大人が、いくら子供を悪いといったところで、子供は大人の無責任さに気が付くだろう。そこまで非行を減らしたいなら、大人が問題行動の基準をキッチリ示し、大人が手本となって、子供を正せばいいのではないだろうか。

 と、いつになくマジメくさったもすぐりであった。





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最終更新日  2006/05/23 06:43:42 AM
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