MOTOの映画三昧

MOTOの映画三昧

2007年前期

★ラッキーナンバー7★




ラッキーナンバー7



製作年度 2006年
上映時間 111分
監督 ポール・マクギガン
出演もしくは声の出演 ジョシュ・ハートネット 、ブルース・ウィリス 、ルーシー・リュー 、モーガン・フリーマン 、ベン・キングズレー 、スタンリー・トゥッチ


サスペンス・ラブストーリー・アクションなどいろんな要素が混在の映画だった。
ニューヨークにやってきたスレヴン(ジョシュ・ハートネット)だが、人違いから事件に巻き込まれる…という内容のものだが、20年前の幸運ナンバーから起きる出来事と、いきなりの残酷なシーンにはこんなストーリーだったの?と再認識。
キャストは豪華絢爛だが、例えばモーガン・フリーマンにはたしてギャングか?これまでの作品の役どころからイマイチ伝わりにくい。
空港で出会う車いすの男(ブルース・ウィリス)は…とか。
この映画、よく集中しておくことが大事、要するに次々に変化するシーンになかなかついていけなかった。
頭も気持ちもクリアにして観ることをお薦め。


★天国は待ってくれる★




天国は待ってくれる



製作年度 2007年
上映時間 105分
監督 土岐善將
出演もしくは声の出演 井ノ原快彦 、岡本綾 、清木場俊介 、石黒賢 、戸田恵梨香 、蟹江敬三

岡田惠和の初の脚本で、同名の小説を映画化したもの。
幼い頃に3人が将来の友情を「聖三角形」をつくって誓った。
やがて3人は成人しそれぞれの道を歩むが、いつか武志は薫に結婚を申し込む。
婚約パーティの当日、武志は交通事故に遭い意識不明の重体となり3年間その状態は続く。
その間に薫に宏樹は結婚を申し込み二人は恋人同士となるがある時武志の意識が戻り二人の結婚を知った武志は祝福し見届ける~。
キャストは武志役に清木場俊介はEXILEの元ボーカル、宏樹にはV6の井ノ原快彦、薫役は岡本綾。

意識不明の重体から生還した時に他の二人が婚約するというストーリーは映画の中であり、現実なら素直に喜んで祝福できるか…多分、自分の不幸を受け入れるには時間が急すぎるし、それは不可能だがドラマチックな展開としてはそのほうが興味がわくのだろう。



★ステップ・アップ★



ステプアップ1



製作年度 2006年
上映時間 100分
監督 アン・フレッチャー
出演もしくは声の出演 チャニング・テイタム 、ジェナ・ディーワン 、マリオ 、ドリュー・シドラ 、ヘヴィー・D 、ダメイン・ラドクリフ



二人の高校生がそれぞれ違うジャンルのダンスで知り合い、お互いの知らなかった部分を認め合って晴れの舞台で見事な成果を上げる。
アメリカの高校生の青春ラブストーリーだが、裕福な家庭で育てられ、好きな芸術学校へ進め、一方は低所得の家庭で育ち、日々仲間たちと過ちを犯しながらもその仲間を大切にしていく。
二人のまったく違った環境で生きる中、クラシックとストリートダンスという違ってはいるがお互い目指すものがあるなかでのサクセスストーリー。
それぞれ、目標を持って生きていく姿と一方で友人も大切なものとして、それ故に悩む姿に感動させられる。
主演のチャイニング・テイタムとジェナ・ディーワンはさほど有名ではないが、それぞれダンスではかなりの見せ場を作ってくれ、満足度はかなりだった。
とくにジェナ・テイタムのナイスバディには…どうしたらあんなスタイルになれるのか。
クラシックとヒップポップというある意味対照的なものも堪能させてくれ自然に体が動き出すほどに楽しめた。
希望や可能性などを青春の特権を十分に感じさせワクワク、感動させてくれる作品としては期待以上だった。

~久しぶりの映画に、最近にはない期待と楽しみを感じながら映画館へ行った。
振り返ると1月と2月それぞれ1本だけだった。
仕事の関係で生活スタイルが変わったのと不器用なせいかなかなかうまくそれに慣れることができなかった。
これからもうまく時間を使い、映画を楽しみたいと思っています。~



★赤い鯨と白い蛇★



赤い鯨と白い蛇2

赤い鯨と白い蛇


製作年度 2005年
上映時間 102分
監督 せんぼんよしこ
出演もしくは声の出演 香川京子 、浅田美代子 、宮地真緒 、坂野真理 、樹木希林


この映画の監督はデビュー作のせんぼんよしこ。
キャストもすべて女性、しかも年代もそれぞれでいろんな事情を抱えた5人が海辺の古い民家に引き寄せられるようにして集まってくる。
みんなそれぞれいつかこの家で暮らしたことのある人たちでいろんな思い出を持つ家。
戦時中の疎開でやってきた保江(香川京子)の戦争時の思い出が現代にまで尾を引いていた。

監督のせんぼんよしこは78歳で監督デビューだそうで、それは映画のなかでもゆっくり流れるストーリーや温かさやユーモアが折り込まれた優しいストーリーとなっているのがホッとさせてくれる。

夕日が美しい海辺の町、潮風の匂いが漂ってくるような映画。



★デジャヴ★



デジャヴ2



原題 DEJA VU
製作年度 2006年
上映時間 127分
監督 トニー・スコット
出演もしくは声の出演 デンゼル・ワシントン 、ポーラ・パットン 、ヴァル・キルマー 、ジム・カヴィーゼル 、アダム・ゴールドバーグ 、エルデン・ヘンソン


このストーリーはサスペンスと言うことで二度楽しめたという気分。
デンゼル・ワシントンは冷静で斬れる捜査官役として登場だがよく合っていたと思う。
さすがハリウッドという感じのスケールの大きさや、はでなカーチェイスなどは楽しめけれど少々無理も感じたところ。
全体的には楽しめるし、デンゼル・ワシントンの雰囲気から汗が飛び散る…という感じではないが静かに事を運ぶ姿はアクションものとも言えるなかで一味違った立場を表現していたと思う。

この日は初夏を思わせる陽気で、歩いて映画館まで行ったが着いたところ急に体温が上昇しTシャツ姿の人がうらやましいほど。
今年初の冷房の効いた中での映画は心地よかった。


★主人公は僕だった★




主人公は僕だった



原題 STRANGER THAN FICTION
製作年度 2006年
上映時間 112分
監督 マーク・フォースター
出演もしくは声の出演 ウィル・フェレル 、エマ・トンプソン 、ダスティン・ホフマン 、クイーン・ラティファ 、マギー・ギレンホール 、リンダ・ハント


毎日決まった生活を送る税務官のハロルド(ウィル・フェレル)が実にいい感じだ。
生真面目な性格という設定もハマっていると思えた。
自分にだけ聞こえる「声」が現実になってしまうと言うちょっとおかしく、それでいて本人はいたって真剣なところを周りが放っておけないらしい。
やはり大御所、ダスティン・ホフマンはかなりもポイントを占めていたが…。
別に嫌いな俳優ではないけれど、目新しさはそう感じなかった。
エレキギターが登場する場面がある、日本でも昔から人気のあるフェンダーだがアメリカでもエレキギターと言えばフェンダーなのかな~(?)

実直な男がハッピーになれるとうのは観ていて嬉しいし、それをどこかで応援してやりたくなる。
そんな部分ではホッとして観て終われる物語で印象的にはなかなか良いものが残る映画だった。


★俺は、君のためにこそ死ににいく★



俺は、君のためこそ死ににいく.jpg


製作年度 2007年
上映時間 140分
監督 新城卓
出演もしくは声の出演 岸惠子 、徳重聡 、窪塚洋介 、筒井道隆 、多部未華子 、前川泰之



★プレステージ★




プレステージ



原題 THE PRESTIGE
製作年度 2006年
上映時間 130分
監督 クリストファー・ノーラン
出演もしくは声の出演 ヒュー・ジャックマン 、クリスチャン・ベイル 、マイケル・ケイン 、スカーレット・ヨハンソン 、パイパー・ペラーボ 、レベッカ・ホール


二人のマジシャンのトリックを最後に明かすが、ミステリーとしてもなかなか
いいストーリーに仕上がっていると思う。
マジックはこの当時の時代背景もあって古さの中にも現代でも十分に使えるそうだし、ただ電波が飛び交うマジックはちょっと笑える。
2時間以上の時間も入り込むことができた。




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