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2008年04月12日
カテゴリ： Career-Tracks
マレーシアへの異動が正式に決まりそうだ。
そんな話を上司や友人にしているうちに、
特に信心深い訳でもないのだけど、
自分がそこに向かうことに運命と必然を感じ始めた。
僕の夢は15歳のときに始まった。
ソニー・プレイステーションの新発売キャンペーン。
最後発のソニーは、あらゆるマーケティング力を駆使して、
任天堂とSEGAが支配する盤石とも思えた市場をひっくり返した。
ゲームが好きなのか、マーケティングが好きなのか？
当時の自分にはまだわからなかったが、
プレイステーションに関する記事を、当時の僕は読みあさった。
プレイステーションを成功させたソニーは、スゴい！
→いや、ソニーから独立してゲームビジネスを立ち上げたＳＣＥがスゴい。
→違う、ゲームビジネスを俯瞰してコメントしている○○総研みたいなとこがスゴい？
→ん？ＳＣＥが市場を変えてしまうかもという期待を作った広告の力が実はスゴいのか？
→というか、その広告の中の「すべてのゲームはここから始まる」というコピーかなあ？
→え？そもそも広告って社内で考えて作ってるんじゃないの？
ここに至るまでに５年かかり、広告代理店の存在を知ったのは20歳の時だった。
あの時も、広告会社に入れるかどうかわからない自分を、
「広告を作るんだ」と周りに宣言して追い込んでいた気がする。
入社して配属された部署は、広告を作ってはいなかった。
セールスプロモーションという販売促進領域。
「言葉のチカラで、世の中を動かす」などと叫んで入社した自分は、愕然とした。
なんとか次のステップへ進ませてもらう為に
キャリア面談の度に「広告をやりたい」と訴えた。
会社のデスクには、ＳＰの仕事に直結しないブランドの本を並べていた。
入社３年目。
会社は「広告をやれる」職種とクライアントを自らに与えてくれた。
それから４年間、僕は広告を作り続けた。
いや、広告を作り続けたというよりは、
キャンペーンを作り続けたと言った方が正しいだろう。
そして「作る」ということは、クリエイターだけのものではなく、
プロデューサーとの協働で生まれるものであることを理解した。
入社７年目。
入社したときに「転職するとしたら、６年目だろうな」と思っていた年が過ぎた。
20歳のとき、旅の途中にニューヨークで出会ったある女性の言葉。
「私は20代に思い残すことは何もない。全力で駆け抜けたから。」
あの言葉を自らも吐けるかどうか？その日まであと３年となった。
大学三年生のとき、サークルメンバーの自己紹介本に書いた言葉。
10年後の私：世界を駆けめぐるコピーライター。
僕に今、必要なのは、世界を駆けめぐること。
1995年、2000年、2004年、そして2008年。
４～５年周期でやってくる「新たなステージを求める熱」が
今もまた、自分の中に沸き起こっているのを感じる。
ある種の慢性の病気なのかもしれない“それ”に従い、
僕はマレーシアの必然、に臨みたいと思う。
そんな話を上司や友人にしているうちに、
特に信心深い訳でもないのだけど、
自分がそこに向かうことに運命と必然を感じ始めた。
僕の夢は15歳のときに始まった。
ソニー・プレイステーションの新発売キャンペーン。
最後発のソニーは、あらゆるマーケティング力を駆使して、
任天堂とSEGAが支配する盤石とも思えた市場をひっくり返した。
ゲームが好きなのか、マーケティングが好きなのか？
当時の自分にはまだわからなかったが、
プレイステーションに関する記事を、当時の僕は読みあさった。
プレイステーションを成功させたソニーは、スゴい！
→いや、ソニーから独立してゲームビジネスを立ち上げたＳＣＥがスゴい。
→違う、ゲームビジネスを俯瞰してコメントしている○○総研みたいなとこがスゴい？
→ん？ＳＣＥが市場を変えてしまうかもという期待を作った広告の力が実はスゴいのか？
→というか、その広告の中の「すべてのゲームはここから始まる」というコピーかなあ？
→え？そもそも広告って社内で考えて作ってるんじゃないの？
ここに至るまでに５年かかり、広告代理店の存在を知ったのは20歳の時だった。
あの時も、広告会社に入れるかどうかわからない自分を、
「広告を作るんだ」と周りに宣言して追い込んでいた気がする。
入社して配属された部署は、広告を作ってはいなかった。
セールスプロモーションという販売促進領域。
「言葉のチカラで、世の中を動かす」などと叫んで入社した自分は、愕然とした。
なんとか次のステップへ進ませてもらう為に
キャリア面談の度に「広告をやりたい」と訴えた。
会社のデスクには、ＳＰの仕事に直結しないブランドの本を並べていた。
入社３年目。
会社は「広告をやれる」職種とクライアントを自らに与えてくれた。
それから４年間、僕は広告を作り続けた。
いや、広告を作り続けたというよりは、
キャンペーンを作り続けたと言った方が正しいだろう。
そして「作る」ということは、クリエイターだけのものではなく、
プロデューサーとの協働で生まれるものであることを理解した。
入社７年目。
入社したときに「転職するとしたら、６年目だろうな」と思っていた年が過ぎた。
20歳のとき、旅の途中にニューヨークで出会ったある女性の言葉。
「私は20代に思い残すことは何もない。全力で駆け抜けたから。」
あの言葉を自らも吐けるかどうか？その日まであと３年となった。
大学三年生のとき、サークルメンバーの自己紹介本に書いた言葉。
10年後の私：世界を駆けめぐるコピーライター。
僕に今、必要なのは、世界を駆けめぐること。
1995年、2000年、2004年、そして2008年。
４～５年周期でやってくる「新たなステージを求める熱」が
今もまた、自分の中に沸き起こっているのを感じる。
ある種の慢性の病気なのかもしれない“それ”に従い、
僕はマレーシアの必然、に臨みたいと思う。
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新しい世界
KANA さん
違う世界に飛び込んで見る新しい世界。
それももちろんすばらしくてきらきらしていて、五感が刺激されて背中がピンなる。
違う世界に飛び込んで見る今まで見ていた世界の新しい部分。
それは日本という国であったり、自分という人間であったり。
それはきらきらを超えたまぶしさみたいな、目を凝らさないと見えないようなもの。
それを知る人生と知らない人生というのはまったく違うものだとと思う。
２０代最後のの心臓破りの坂！
全力で駆け抜けてください♪
(2008年04月18日 15時28分58秒)
それももちろんすばらしくてきらきらしていて、五感が刺激されて背中がピンなる。
違う世界に飛び込んで見る今まで見ていた世界の新しい部分。
それは日本という国であったり、自分という人間であったり。
それはきらきらを超えたまぶしさみたいな、目を凝らさないと見えないようなもの。
それを知る人生と知らない人生というのはまったく違うものだとと思う。
２０代最後のの心臓破りの坂！
全力で駆け抜けてください♪
(2008年04月18日 15時28分58秒)
Re:新しい世界(04/12)
moto0208
さん
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moto0208
Motoki's tracks. 人生の軌跡を、気が向いたときに気が向いただけ。
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