このところ、尖閣諸島の問題が連日マスコミから流れておりますが、私は政治的な
事なのでコメントは差し控えさせて頂きたいと思います。私の親父は連日、色々な事を
言ってますが・・・・
そんな中、私の仕事内で境界問題が勃発しております。以前、契約した土地なんで
すが、F社が専任媒介で販売していた物件に、以前一戸建てを買って頂き、この度、
定年退職をされたお客様から、退職金で不動産購入を頂きました。ただ、F社の営業
マンもあまり、誠意というか、仕事に対しての情熱が感じられない営業で、こちらも時折、
失礼な言葉を発してしまったりもしました。ただ、自分としては大事な既契約の方なので
何としても今回も笑顔で購入してよかったと言われたい一身で嫌われようが、何を
思われようが細かい所まで調査の依頼をしたり、自分でも聞き取りをしました。
結果としては、少し値引きしてもらい契約を済ませることが出来ました。
ただし、条件がついたのは隣地の方が行方不明のため、境界の確定が出来ないので、
その分、値引きする事で承諾頂きたいとの事でした。お客様にはその旨を伝えて、
リスクと筆界特定制度の説明をさせて頂きました。その後、決済を終えて新所有者の
お客様より、境界確定の依頼があり、早速土地家屋調査士へお願いをしました。
今回の経緯を説明し、隣地が行方不明の可能性ありと説明しましたが、実際には
1回目で会えたのです。私も契約前にF社の営業からその説明をうけていましたが、
半分信用してなかったので、一度訪問はしましたが不在でした。調査士の話しを
聞いたときは、騙された~!と思いましたが、筆界特定までせずに通常の確定測量
で費用も安く済むので良かった~!と思い、あえてF社の営業には連絡しませんでした。
しかし、実際にはスムーズには進んでません!ある日、調査士があわてて電話してきて
すぐ時間をとって下さいとのことで打合せをする事になりました。調査士の話しでは、
隣地の方が前々所有者により、1mぐらいの土地を130万円で譲ってもらったので
この境界には印鑑は押せないとのことでした。なので、承諾してもらうには分筆して
少し、公簿面積より、減るとのとの事!私は調査士に対して、何をしてんだ~と
大きな声をあげ、その土地の譲渡の書類は見たのか?と聞くと・・・いえ、見てません
と一言、更に大きな声でバカヤローを叫んでしまいました。このままでは高血圧の
私は薬を飲まないといけなくなるので、冷静に戻りました。調査士に対して前々の
所有者への調査と、少しの土地でも減れば所有者にとっては嫌な気持ちになるので、
先ずは現状の境界で隣地を納得させて尚且つ、公簿面積と相違ないところでいける
様に努力をするようにお願いをし、ちゃんとお客様に説明が出来るようにと強く依頼を
しました。私も協力するし、前々所有者への調査もするからと話しをしました。
F社の営業からは5年前にT社が専任で預かってた物件を契約したとの事でした。
そんな話しは聞いたことがないとの事で、とりあえずT社に聞き取り調査をしてもらう事
になりました。
どうなるのでしょうか? 尖閣問題のようにあやふやには出来ません!
次回につづく・・・・・・