Anima-Town

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第6話 連鎖

人間は脳の容量の70%を使っていないと言われている
人間の持つ不思議な力はこの部分に秘められると言われている。
その使用されることのない脳の70%はこう呼ばれる・・・
『NIGHT HEAD』・・・・・・・



第6話「連鎖」


【STORY】

自分達の記憶に残る生まれ育った家―――――。

しかし、その場所には家があった痕跡も無く唯、空き地が広がっているばかりだった。困惑する直人と直也の前に御厨に仕える友枝麻理子が現われ御厨からの伝言を伝える。
「無くなったものは自分達でみつけろ」 その言葉が何を意味するのか?直人は御厨に電話で言葉の意味を問いただすのだが、御厨は 「おまえ達の過去が変わったのは、おまえ達自身が何かをやった。岬さんは時間軸がずれたのが原因。そう言っていた。」 と話した。
直人はこれ以上聞いても無駄だと判断するのだが、御厨は二人にある事件の依頼をする。

それは、あるのどかな下町で起こった連続自殺事件。その原因を突き止めて欲しいというものだった。
自殺した村上恵の現場を訪れた直人と直也。直也はそこで恵の残留思念と焦点があってしまう。自殺の光景をまざまざと見せ付けられ悲しみの渦に呑み込まれてしまいそうになる直也。間一髪、直人に救われるのだが、どうも連続して事件が起きるのは、霊的でも偶然でもない感じがしていた二人。
彼女の通っていた高校に仲の良い友達を探しに行く直人と直也。しかし、直也には危険な場所である。直也に集団意識が入り込んで直也自身を苦しめてしまうからだ。
案の定、ある生徒、矢の口滝子に回りの人間の意識は集中し、生徒の思念・沖田教師・山下教師の隠された思惑が直也に流れ込んでしまい一時パニックになってしまう。
その場を何とか回避した二人は死んだ恵と同じクリスタルのペンダントを持つ谷口良実と接触する事が出来るのだが、彼女は恵の友人で、恵が何故自殺したのか全く原因が解らないという。事件のきっかけが見つからず困惑する直人と直也。

そしてその夜―――――良実の元へ死んだはずの恵達が現われて・・・。




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