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2014.02.05

インテル SSD のファームウェアアップデート

カテゴリ：自作PC・PCパーツ

先日購入したインテルSSD 530 120GB のファームウェアを検索したところ、最新ファームにアップデートできることがわかりました。

現行のファーム（CrystalDiskInfo にて）　→　 DC22

インテル SATA SSD (ソリッド・ステート・ドライブ) ファームウェア・アップデート・ツールにて最新ファームを確認　→　 DC32

上記ページによれば、このアップデート・ツールにてインテル製すべてのSSDのアップデートできるとのこと。
ですので、今回私がアップデートした方法についてここにご紹介します。

なお、SSDのファームアップデート作業は、失敗するとハードウェアそのものが使えなくなってしまうというリスクがあります。
自己責任のもとで行うように、また必ずバックアップを取ることを心がけましょう。

方法1：SSD Toolbox を使う
インテルから「SSD Toolbox」というSSDの設定をするソフトが公開されています。Windowsであれば、通常これを利用すれば簡単にファームのアップデートが行えます（上記ページでもこちらを推奨しています）

Intel Solid-State Drive Toolbox

今回私がアップデートしたのは次の「方法2」のやり方です。
こちらについて詳しく説明していきます。

方法2：アップデート用メディアを作成し、手動でアップデートする
上記「アップデート・ツール」のページからイメージファイル（現在 issdfut_2.0.9.iso）をダウンロード
これをメディアにしますが、簡単なのはそのままCD-Rにイメージとして焼けばよいわけです。
ただ今回は、これをUSBメディアにしてみます（CD-R代をケチったわけではありませんけど・・・）

必要なものは2GB程度のUSBメモリ。
ただそのままUSBにファイルをコピーしただけではUSBブートできないので、次のツールを使って書き込みます。

Universal USB Installer ? Easy as 1 2 3

これは「アップデート・ツール」のユーザーガイドにも掲載されているソフトです。

ダウンロード後、実行すると次の画面になるので以下のように設定します。

Step 1：
「Try Unlisted Linux ISO」を選択（リストの一番下）

Step 2：
先ほどダウンロードしたイメージファイルを指定

Step 3：
USBメモリのドライブを選択

「Create」ボタンでUSBメモリに書き込まれ、アップデートメディアが出来上がります。

出来上がったメディアをPCに入れ、再起動します。

BIOS（UEFI）を立ち上げ、ドライブの起動順位を変更し、先ほどのメディアを入れたドライブを一番にします（UEFIでない方を選択します）

次の画面が現れたら「Accept」を

現行バージョンと、新バージョンを確認したら「Update」ボタンを

最終確認画面で「Yes」を

アップデートが完了しました。

ざっと解説しましたが、このように自分でメディアを作成するやり方はかなり手間がかかり、失敗するリスクも大きいように思えます。
ですので特に理由のない限りは、メーカーで提供されているツールを使用した方がいいでしょう。

では、なぜ私の場合めんどくさい方法にしたかというと・・・
以前、某メーカーのマザーボードをアップデートしようとして、Windowsのアップデートツールを使用したところ、失敗して酷い目に遭いました。
なもんで、それ以来は面倒でも Windowsのツールはなるべく使わないようにしています(^-^;

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