備忘録的な。

第三話

華蓮「そうだよｖｖ」
春葉「えぇぇぇっ！！！？？？」

華蓮の家が大金持ちであることが分かった春葉。
そして・・・・・・・

春葉「え・・・ここなの？」
華蓮「そうだけど？」
春葉（何か予想を滅茶苦茶上回ってるんですけれど・・・・）

華蓮の屋敷は、凄いでかい。

春葉「凄く・・・大きいなぁ」
華蓮「そう？これでも別宅にしては小さいほうだけれど」
春葉「え？別宅？」
華蓮「そう、別宅」
春葉「じゃあ・・・・親は？本宅は？」
華蓮「本宅は・・・別のところにあるよ。両親は、本宅に住んでいるの」
春葉「つまり・・・ここの家の主は可憐って事？」
華蓮「そういう事になるね」
春葉（子供がこういうでかい家に両親無しで住むのって・・・）
華蓮「まぁ、中に入ってよ」
春葉「あ、じゃあお邪魔します」

華蓮「麻希、ただいまー」
麻希「お帰りなさいませ、華蓮様」
麻希「・・・・・・あれ？その方は・・・？」
春葉「僕ですか？」
華蓮「この男の子は美桜　春葉君。今日、学校で仲良くなったばかり」
麻希「そうでしたか、初めまして。倉魅　麻希（くらみ　まき）と申します。」
春葉「は・・・初めまして・・・」
麻希「（何か凄く女の子っぽいですね）」
華蓮「（うん、私も最初は女の子かな、と）」
春葉「？」
麻希「では、こちらへどうぞ。」

麻希に案内され、春葉と可憐は洋室に。

麻希「春葉さんは、どの紅茶が宜しいですか？」
春葉「え？じゃ、じゃあ・・・ミルクティーで、お願いします・・」
麻希「華蓮様はいつものですね？」
華蓮「うん、よろしく」
麻希「かしこまりました。只今お持ちいたします。」

麻希は何処かに。

春葉「華蓮、この家に誰が住んでるの？」
華蓮「私と麻希と・・・あと他に1000人くらい」
春葉「多いね・・・」
華蓮「でも本宅の方は、7000人以上いるけれど？」
春葉（本当に凄い家だなぁ・・・）
華蓮「春葉の家は？」
春葉「僕の家？お母さんとお父さんと僕。」
華蓮「兄弟とかは？」
春葉「いないんだよね。でもお母さんが昔、僕に双子の子が居たとかいってたなぁ。でも生まれる時、僕しかいなかったんだって。」
華蓮「それって、春葉とその双子の子が合体したとかそういうの？」
春葉「さすがにそんな事はないよ」
華蓮「なーんだ、つまんないなー・・・」
春葉「つまんないって言われても・・・・」

コトン。

春葉「！」
麻希「ミルクティーとレモンティー、お持ちいたしました」
華蓮「ありがとうねー」
春葉「ありがとうございます」
麻希「喜んでいただき光栄です。」
麻希「あ、あと何かありましたらご気軽に言ってくださいね」
春葉「ハイ、分かりました」

その後、美味しく紅茶を頂き・・・

春葉「んっ、これ・・・すごくおいしい・・・・・」
華蓮「当然だよ、超スーパー一流の紅茶専門店のだもん」

そして、あっという間に時は流れ―
午後7時に。

晩御飯は華蓮の家で頂いた。
フォアグラを。超高級。

春葉「あ、そろそろ帰るね」
華蓮「もう帰っちゃうの？」
春葉「うん」
華蓮「あ、そうなんだ。じゃあまた明日ね」
春葉「うん、バイバーイ」

春葉は華蓮家を後にした。

春葉「・・・・にしても、こんな凄い家に住んでるなんて・・・・物凄い人と友達（？）になっちゃったなぁ・・・」
華蓮「そう？」
春葉「か、可憐！？」
華蓮「何その反応？ただ送り迎えしようと思っただけだよ？」
春葉「あ、そうなんだ・・・。ありがと」

春葉（・・・・でも、女の子と夜に二人だけで歩くのって・・・えっと・・その・・・）

顔が赤くなる。

華蓮「春葉、何か顔赤いよ？熱でもあるの？」

ピトッ。
春葉のおでこに華蓮はおでこをくっ付けた。

春葉「！！！！！」

春葉のドキドキが増した。

華蓮「うーん・・・・熱はないかなぁ・・・・」
春葉（・・・・顔の距離が・・・すごく・・・近い・・・・・）
春葉「あのさ・・・」
華蓮「ん？」
春葉「おでこくっ付けるの・・・そろそろ止めて？」
華蓮「恥かしいの？」
春葉「・・・・・」
きゅうううう。

華蓮（くす・・・可愛いｖ）
華蓮「うん、熱は無いから。」

華蓮はおでこを春葉から離した。

春葉「着いた・・・」
華蓮「じゃ、またねー」
春葉「バイバイ・・・」

ブロロ。
車が着た。
そして、華蓮は車に乗って帰っていった。

春葉（やっと離れられた・・・）
春葉（でも・・・いい加減ドキドキ止まってよ・・・・）

未だにドキドキしている春葉だった。

登校初日から、距離が近くなった春葉と華蓮であった。

　　　　　　　　　　　　つづく

　　　　　　　　　　　新キャラ図鑑

名前：倉魅　麻希
性別：女
年齢：19歳
誕生日：9月23日
血液型：0型
身長：160cm
体重：ひ・み・つ
性格：優しい　おっとり？
好きなこと：メイド
嫌いなこと：遅寝遅起
説明：可憐のメイドさん。何でもこなす人。
将来の夢はメイドさん。もうなってるけれどね。

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