備忘録的な。

備忘録的な。

第五之巻




バァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!















ナルト「くっ・・・・」
サクラ「ナルト!」

ナルトが横たわり、カシラは普通に立っていた。




カシラ「フン・・・・」










カシラ「・・・そういやお前、うちはの末裔を連れ戻そうとして・・・失敗したんだってな」
サクラ「!!」
ナルト「・・・・・・・・・ああ、そうだってばよ?だから何だ・・・・俺は今度からみっちり修行して・・・いつか絶対に連れ戻すんだ・・・。何か文句あっか?」

カシラ「・・・・俺は昔、うちはの末裔と戦ったことがあった。・・・・・弱かったぜ、あいつ・・・・・」

ナルト(・・・・!!!!!!)
サクラ(・・・・・!!!!)

カカシ「カシラ!それ以上言うのは止めろ!それ以上言うとナルトの――」

カシラ「今、ここで俺に負けて・・・・うちはの末裔を連れ戻せるとでも思ったか?」

ナルト「・・・・・・・・」

ギリッ・・・・。ナルトの口から歯切りの音が。








カシラ「・・・・・・お馬鹿君」






サクラ「ちょっとカシラ!!いくらなんでも言いすぎじゃない!?言っていい事といけない事の区別をちゃんとしなさいよ!」

ナルト「・・・・サクラちゃん、それ以上は・・・・・」







ナルト「言うなってばよ・・・・・・」


ナルトの声は、低く重い声。怒りの混ざったような声。


サクラ「・・・・・・ナルト・・その姿・・・」

カカシ(ついにやっちまったか・・・・)



ナルトは、赤いチャクラのような衣に覆われている。
瞳は赤くなり、ひげのようなあざは太くなり、爪は伸び・・・・・まるで化け狐のような容姿。



カシラ(・・・・・・チャクラの量がさっきの何倍にもなっている・・・。このチャクラは・・・・・・・牙獣?・・・いや、昔見た九牙の第1段階のチャクラより多いぞ・・・)

カシラ(何なんだ、コイツ・・・・)






カシラ「・・・・こんな力を隠し持ってたとはな・・・・面白ぇ、少し力を出してやるぜ・・・・」



ゴッッッッ!!!!!!!!!!!


カシラの体から、黒いチャクラが大量に放出された。
でも、ナルトのようにチャクラの衣に包まれてはいない。

ナルト「!!!!!!!!!!」
サクラ「・・・・・カカシ先生、あの・・・・













黒い、チャクラは・・・・?」


カカシ「・・・・・ナルトの赤いチャクラに似たものだ」
カカシ「ただ、ナルトの赤いチャクラと違うのは、チャクラの質が圧倒的に上回っていることと・・・・









赤いチャクラよりも邪念が強いことだ」




カシラ「さぁ・・・来いよ」
ナルト「ウォォォォォォォォォォォォッ!!!!!」

キュィィィーーーーーーーーンッ!!!!!!

カシラ(また螺旋丸か・・・・)
カシラ(・・・・いや、さっきの螺旋丸とは違うな・・)

ナルト「螺旋・・・・・」
カシラ(・・・でも、避けれるな)

ナルト「丸ッッッ!!!!!!」



ギュオォォォォォ!!!

カシラ(赤いチャクラを伸ばしやがった・・・!!)
カシラ(クソ、駄目だ・・、速・・・!!!)





ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!!!!!!


              続く


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