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◆発進時
XC40 B4 はマイルドハイブリッドシステムが採用されていて、「ISGM(インテリレッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)」という小さなモーター&バッテリー( 10kW/40N m)が搭載されています。これがエンジン始動時にモーターがアシストする役割を果たしています。私のXC 40 はパノラマルールが装着されているので車重がなんと 1780 kgもあります。これを 2000cc のエンジンで(たとえターボ付きであっても)発進するにはかなり厳しいものがるのではと思っていましたが、意外にもスルっと、そして力強く動き出します。そして加速始めると最大出力 197ps /最大トルク 300 N m のエンジンがしっかりと後押ししてくれます。さらに「B5」ならば、最大出力 250ps /最大トルク 350 N m なのでもっともっと快適な加速フィーリングが味わえるのだろうと思いますが、一般人が普通に運転するにはB4で十番ではないでしょうか。(と言いながらも「やっぱりB5が欲しかったな」と思うことがありますが・・・)
前車のMINIクーパーD(最大出力 112ps /最大トルク 270 N m )と比べると、正直言って発進時はMINIのほうが力強かったと思います。このへんはやはりディーゼルエンジンの優位性なんでしょうね。しかし加速が始まると最大出力の差は歴然で XC40 のほうが圧倒的に速く、エンジン音もとても静かです。
◆巡行&再加速時
次に「再加速」です。巡行時に更にアクセルを踏み増す分には気持ちよく加速し全く問題ないのですが、赤信号で減速し、止まりそうになる直前に信号が青に変わり再加速をするという場面ではちょっとギクシャクして厳しいですね。また前の車が急に右左折し、止む無く減速してしまった後の再加速のような時も同じです。この時、 XC40 でアクセルを踏み込むと、すぐに加速せず、更に踏み込むと「ブオン!」とエンジン回転が一気に高まり荒々しく加速が始まるといった感じです。この辺がもっとスムーズに加速してもらえればなと思ってしまうとても残念なところです。ガソリン車なので減速中はトルクが落ち込んでいるため、そのトルクが再び立ち上がるまでタイムロスがあるのだと思います。前車のディーゼルエンジンだと、減速中でも太いトルクがある程度維持されているので、再加速が必要な時は瞬時にトルクの後押しが始まる感じでした。こればかりはディーゼルには敵わないエンジン特性なので、運転テクニックを磨くか諦めるしかないのかなと思います。
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