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東京大学構内

東京大学構内

地下鉄東大前で下車。
降りてすぐに、東大の門があった。
ここを入ると、両側に古く重厚な建物があり、
その間を貫いて、正面の大きな建物へと続く広い並木道がある。
まず目の前に現れたのは、その道の真ん中に立つ、大きな木。

東大農学部

これからどんな建物や風景が見れるのだろう。
期待に胸が膨らむ。

この農学部の正面の建物を右に曲がり、
おそらく東大関係者以外、地元の人しか知らないだろう、陸橋を渡っていく。

渡って行ったところは、工学部。
いかにも工学部らしい校舎もある。
なんとなく、機械油の匂いがどこからともなく漂ってきた。

工学部のたくさんある校舎は、そのほとんどが歴史を感じる建物だ。
１階の通路部分は、どこかゴシック建築を思わせる、美しいアーチの柱が並ぶ。
そこを抜けると、また広い並木道があった。
はっきり見てなかったけど、この並木はいちょうかな？
いちょうが東大のマークって、知らなかった＾＾；

その並木道の正面がかの有名な安田講堂。
私がまだ子どもの頃、大学紛争であちこちが大いに荒れたけど、
この安田講堂に学生が立てこもり、
火炎瓶投げたり、放水されたり、というシーンをテレビで見たことが忘れられない。

東大安田講堂１

安田講堂は、そのときの痕が確かに残っていたけど、
堂々としたファサードはとっても迫力があった。

東大安田講堂2

この安田講堂の前で、少々休憩。
大きな木の周りに石のベンチ。
日陰で、とっても涼しい。

しばらく休んだ後、この安田講堂の地下にある、学生生協のコンビニに立ち寄った。
中は普通のコンビニだけど、違うのは東大グッズが置いてあること。
東大のマークが入ったノートやシャーペンは
うちの勉強しないちるに買って帰る。
ちょっとでもあやかりなさい・・・。

私は、胸にマークが入ったＴシャツ。
これは完全に、「受け狙い」やね＾＾；

買い物の後は、せみしぐれの中を三四郎池へ。
三四郎池は、東京のど真ん中とも思えない空間。
木が大きいので、木陰が多く、暑さを感じない。