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2007.07.31

７月映画鑑賞レビュー

カテゴリ：カテゴリ未分類

遅ればせながら、７月分のレビューなぞ。
テストやらプレゼンやら旅行やらが重なってバタバタしていたけど、一応観たいのは観たって感じかな。

１２日
・劇場にて/キサラギ　★★★★
タダ券にて、「図鑑に載ってない虫」と悩んだ挙句こっちに。そこかしこで言われているけど、ホントに舞台観てるみたいな密室劇。台詞とカメラワークの巧みさと、役者陣の個性が抜群に発揮されないと成功しない構成。ユースケは微妙だったけど、凄い良く練られた設定で凝っていて、伏線がどんどん後半繋がってく感じが良かった～～。展開がスピーディーだし、グイグイ引き込まれました。中々ヒット。
・劇場にて/ボルベール　★★★
タダ券乱用して、この日２本目。ベネロペ可愛いなぁぁぁ。色彩が綺麗だなぁぁぁ。途中まで人間関係がよく分からんかったとか、てゆーか正直最後まで母の謎がよく分からんかったとかもあるけど、でも好き。恋愛要素が入って来ないのも、何か不思議ちゃんがいっぱい出て来るのも良し。

１９日
・劇場にて/それでも生きる子供たちへ　★★★★
レポートの締め切りやら次の日のテスト勉強やらに後ろ髪引かれつつも、この週いっぱいで上映終了だったから強行して観に行っちゃったのよね。短編連作なのでまぁ好きなのもあればイマイチなのもありで・・・。個人的にはブラジルの兄弟の話（タイトル忘れた）と、スパイク・リーのＨＩＶに感染した子の話（同）が好きだったな。ジョン・ウーはチラシにも1番メインで使われてるしトリだったけど、1番どーでも良かったな。別にどの作品も難しいこと言ってるわけじゃないし、海賊の話なんかより、こーゆーのを皆観ればいいのにと思うんだけど。というか、もっち観る機会があればいいのになぁと。

２０日
・試写会にて/夕凪の街　桜の国　★★★
前半の原爆投下１３年後？の広島の話は、あからさまなＣＧに笑ってしまったのと、わざとらしい広島弁が鼻に付いたのと、何か話を端折りすぎてて、こんな上手いこといくかよ・・て感じだったけど、麻生久美子が良かったから良し。後半の現代の東京の話は、どーもイマイチ膨らんで無かった気が。弟の恋愛話は要らなかったんじゃないのか？キャストも微妙だし。映画としては大したことないかもしれないけど、やっぱり何だか心に残るストーリー。なんだ、じゃあ原作を読めばいいだけか。

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