今晩は。ご無沙汰しています。

抜け殻ってキレイですね~♪

人間が抜け殻になったら、どんなだろう?

ミジンコって血みたいなのが流れているのかしら? (2013.06.23 19:06:14)

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2013.06.20
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放置しているシャーレにミジンコが発生しました。

シャーレに元々入っていたのは不純物なしの水であった為、
ミジンコの卵が飛来したことは間違いありません。
その卵はシャーレに入る前に捕獲したかったのですが失敗しました。


P1130612Y.JPG
図1 : ソコミジンコの抜け殻


ソコミジンコというミジンコの抜け殻です。
おそらく 『水底にいるミジンコ』 が名前の由来でしょうか。

細かい刺があるのに、スルリと上手に抜けているのは大したものです。
この殻の主は図2です。


P1130616Y.JPG
図2 : ソコミジンコの一種


図1は横から、図2は上から見ています。
抜け殻はまるでエビですが、ミジンコもエビも同じ甲殻類なので似ているのです。

ちなみに甲殻をまとっていれば甲殻類と言うわけではありません。
卵で増え、初期の姿がノープリウスという幼生であるのが甲殻類の特徴です。
フジツボも幼生の時期はノープリウスなので甲殻類に含まれます。


P1130618B.JPG
図3 : 頭部



ミジンコの分類はかなり面倒です。
全体構造は勿論のこと、刺の種類や形、サイズ、その生え方を微に入り細に渡り観察する必要があります。

ソコミジンコだけでも50種類以上あるようです。 
自分はソコミジンコであることが分かれば満足なのでそれ以上は追及しません。
ミジンコは分類も同じくらい細かいものなのです。







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Last updated  2013.06.21 00:32:29
コメント(9) | コメントを書く


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Re:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
どこ?ここ?ソコ!ミジンコ!
…と顕微鏡内で探し回ったのかと思いました。
ミジンコはエビ味かな?ファーブル先生が食した
昆虫もたしかそんな味だったような…。
ドラえもんに身体小さくしてもらって
確認したいもんです…サイズまちがえたら
先方に捕食されちゃうかな? (2013.06.21 02:09:29)

Re:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
snowrun29  さん
ソトミジンコだけでも50種類!
…そんなに!とは微塵も思っていませんでした(汗)

ノープリウスって?と思わず思いましたが
ゾエアの前にもそういう時期があるんですね。
「車はプリウスでないものを?」と、
そんなアホな事も考えた私です、と正直に言おう(言ってどーする!)

それはさておき(ごほごほっ)
シャーレにどこから卵が飛来したのか??
ケンミジンコの卵は空中を飛んでいる?
…眼に見えないってミステリーですねv (2013.06.21 21:56:04)

Re[1]:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
---MASA---  さん
ひなたぼっこねこさん。こんにちは。

>どこ?ここ?ソコ!ミジンコ!
>…と顕微鏡内で探し回ったのかと思いました。

抜け殻を最初に見つけたので主を探しました。
無事に見つかりドコミジンコにならずに済みました。

>ミジンコはエビ味かな?ファーブル先生が食した
>昆虫もたしかそんな味だったような…。
>ドラえもんに身体小さくしてもらって
>確認したいもんです…サイズまちがえたら
>先方に捕食されちゃうかな?

ほぼエビですのでこいつは美味しいと思います。
かき揚げがよさそうですね。
見た目と食べなれていないだけで、昆虫も美味しいと思います。
なるほど。スモールライトですか。
しかし拡大したらダンゴムシそっくりなので食欲が失せるかもしれません。


(2013.06.21 23:24:38)

Re[1]:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
---MASA---  さん
snowrun29さん。

>ソトミジンコだけでも50種類!
>…そんなに!とは微塵も思っていませんでした(汗)

実際は、分類に意味がないくらいにもっと種類は多いと感じています。

>ノープリウスって?と思わず思いましたが
>ゾエアの前にもそういう時期があるんですね。
>「車はプリウスでないものを?」と、
>そんなアホな事も考えた私です、と正直に言おう(言ってどーする!)

しらすに入っているのがゾエアですね。ノープリウスはダニのような恰好をしています。

>それはさておき(ごほごほっ)
>シャーレにどこから卵が飛来したのか??
>ケンミジンコの卵は空中を飛んでいる?
>…眼に見えないってミステリーですねv

シャーレは外に置いていたので、数日前の大風のときに飛んできたのだと思います。
大気中は大気中で様々な生物が舞っています。雲の中で生息している生物もいるようです。

(2013.06.21 23:34:47)

Re:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
花村美葉  さん

Re:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
愚利公  さん
梅雨時に卵が飛んで来る、というのが不思議ですね。甲殻類だから産卵時には水辺から風の吹く場所に這い上がって産卵するとか、あるかもしれませんよ。陸棲のカニが大潮の夜に海辺へ大移動して産卵するのの逆です。

進化の謎が微生物とかプランクトンにあるような気がします。ミトコンドリアの話など聞くと明らかに異生命体からの侵入者のように感じますが、現在の生物学会では「進化」のメカニズムをどのように推論しているのでしょうか。突然変異の繰り返しでホモサピエンスが発生したのではないでしょう?

生物学がご専門のようですので素人の素朴な疑問をぶつけてみました。 (2013.06.23 22:14:00)

Re[1]:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
---MASA---  さん
花村美葉さん。こんばんは。

>今晩は。ご無沙汰しています。

>抜け殻ってキレイですね~♪

そうですね。芸術的の形骸化です。

>人間が抜け殻になったら、どんなだろう?

面白いですけど、なんだか気持ちが悪いですね~。
人間は外骨格がないので、ふにゃふにゃの鶏皮をイメージしてしまいました。茹でたら干し首と同じように縮みそうですね。
まあ、抜け殻みたいな人間はいると思います。

>ミジンコって血みたいなのが流れているのかしら?

血液は存在しています。ちゃんと脈を打っているのも観察できます。
(2013.06.24 22:36:18)

Re[1]:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
---MASA---  さん
愚利公さん。こんばんは。

>梅雨時に卵が飛んで来る、というのが不思議ですね。甲殻類だから産卵時には水辺から風の吹く場所に這い上がって産卵するとか、あるかもしれませんよ。陸棲のカニが大潮の夜に海辺へ大移動して産卵するのの逆です。

アレルギーの原因になっているハウスダストの一つにダニがあります。
これらのダニは大きさが0.1ミリメートル程度ですが、この大きさで空中に飛散することを考えると、ミジンコの卵は容易に風で拡散されることは確実です。
ただミジンコの卵が発見できないのは、それ以外の物が多すぎて果たしてこれがミジンコの卵なのかを判断しにくいからなのです。
仮にミジンコの卵だと当たりを付けても、それが孵化してミジンコになることが観察できない限りミジンコの卵だとは証明できません。
観察した卵をシャーレに移動させて、他の微生物が混入・発生しないように孵化させることは相当大変ですし、うまく成功させてもミジンコの卵が風で飛散していることは明らかなので誰も褒めてくれません。
そのため、苦労してまで飛散しているミジンコの卵を捕獲しようとする人は誰もいないのです。

>進化の謎が微生物とかプランクトンにあるような気がします。ミトコンドリアの話など聞くと明らかに異生命体からの侵入者のように感じますが、現在の生物学会では「進化」のメカニズムをどのように推論しているのでしょうか。突然変異の繰り返しでホモサピエンスが発生したのではないでしょう?

微生物の話なので、微生物の観点から解説させていただきます。
ミドリムシのような微生物を想像してください。彼らは地球に誕生した時は葉緑体を持っていませんでした。
微生物は 『共生』 という行為を行います。これはある細胞が別の細胞を吸収して自分にない特性を持つ行為です。
共生した細胞は二つの細胞の合体ですから核が二つ存在してしまいます。しかし共生された方の核は消滅するので、まるで最初から一つの細胞であるかのように見えます。
そうなると核が存在しない為、元が二つの細胞であることが判断できなくなります。しかしどんなことにも例外は存在し、ある微生物が異なる核を二つ持っていた為、『共生』 が発見されました。ミトコンドリアもその例外のひとつです。
一つの細胞に複数の核が存在しているのは奇妙に見えますが、核が一つに集約され共生された細胞の核が消えようが、核がそれぞれ独立して存在していようが、役割をはたしてさえいれば細胞にとっては同じ事なのです。
例えるならば共生はカレーライスです。
ごはんとカレーを別々に提供しても(核が複数)、ご飯にカレーをあらかじめかけていても(核が一つ)、ともにカレーライスです。

>生物学がご専門のようですので素人の素朴な疑問をぶつけてみました。

すいません。自分の専門は物理学で、物性物理学が専門です。
生物は好きなだけであまり詳しくありません。
勉強がてらたまにブログを書いています。

(2013.06.24 22:48:46)

Re[2]:細かい話はそこそこに ---飛んで水に入る沫の蟲---(06/20)  
愚利公  さん
---MASA---さんこんばんは。丁寧なご返事ありがとうございました。

>アレルギーの原因になっているハウスダストの一つにダニがあります。
>これらのダニは大きさが0.1ミリメートル程度ですが、この大きさで空中に飛散することを考えると、ミジンコの卵は容易に風で拡散されることは確実です。
>ただミジンコの卵が発見できないのは、それ以外の物が多すぎて果たしてこれがミジンコの卵なのかを判断しにくいからなのです。
>仮にミジンコの卵だと当たりを付けても、それが孵化してミジンコになることが観察できない限りミジンコの卵だとは証明できません。
>観察した卵をシャーレに移動させて、他の微生物が混入・発生しないように孵化させることは相当大変ですし、うまく成功させてもミジンコの卵が風で飛散していることは明らかなので誰も褒めてくれません。
>そのため、苦労してまで飛散しているミジンコの卵を捕獲しようとする人は誰もいないのです。

ミジンコ愛好者は結構多いようですが研究者は少ないのでしょうね。「ミジンコの繁殖作戦研究」なんて高校生とか卒論の題材として面白そうですけどね。


>微生物の話なので、微生物の観点から解説させていただきます。
>ミドリムシのような微生物を想像してください。彼らは地球に誕生した時は葉緑体を持っていませんでした。
>微生物は 『共生』 という行為を行います。これはある細胞が別の細胞を吸収して自分にない特性を持つ行為です。
>共生した細胞は二つの細胞の合体ですから核が二つ存在してしまいます。しかし共生された方の核は消滅するので、まるで最初から一つの細胞であるかのように見えます。
>そうなると核が存在しない為、元が二つの細胞であることが判断できなくなります。しかしどんなことにも例外は存在し、ある微生物が異なる核を二つ持っていた為、『共生』 が発見されました。ミトコンドリアもその例外のひとつです。
>一つの細胞に複数の核が存在しているのは奇妙に見えますが、核が一つに集約され共生された細胞の核が消えようが、核がそれぞれ独立して存在していようが、役割をはたしてさえいれば細胞にとっては同じ事なのです。

微生物では遺伝子のやり取りなんて日常茶飯事だということがよくわかりました。山中先生のiPS細胞も触媒を使って細胞を初期化するようなやり方のようですから、自然界でも何らかのショックで初期化とか半初期化が起こったりして様々な個体変化が起こりうるなと思いました。進化は個体というよりは脳神経細胞の変化にによるものでしょうから「突然変異」で飛躍するのでしょう。人為的に脳細胞をいじくることも可能な時代がもうそこまで来ている、なんてことありませんか?
 本日のご返事は要りませんが、機会がありましたらiPS細胞や成体幹細胞の「副作用や癌化の危険性」などのお話など聞かせてください。どうもありがとうございました。 (2013.06.26 01:06:02)

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