「カールじいさんの空飛ぶ家 UP 」 これ、原題ってただの「UP」なんだよなあ。3Dで観ればよかったかな、と、ちーと後悔。話は、予定調和と、そしてあり得ないというか、大人としてはちょっと納得いかないなあ。あとディズニー作品って絶対に人を殺したりしないのに、あの、昔のヒーローって最後はどうなっちゃうんだろう?っていうのが、観終わってもあとをひいてます。
残念だったのは、「 バッタくん町へ行く 」MR. BUG GOES TO TOWN (HOPPITY GOES TO TOWN)が、地元シネコンで観ようと思ったら、上映が終わってしまったこと・・・。
「センター・オブ・ジ・アース 3D JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 3D 」(CATVで映画館に続き2度目) CATVのジェイコムで、3D放送するというフレコミ。前もって3D用のメガネをリクエストしてゲット。当日は、メガネかけてわくわくしながら待ちましたよ。うーん、まだTVで3Dって限界があると思うけど、なかなか面白かったです。
「 トーマス・クラウン・アフェアー THE THOMAS CROWN AFFAIR」(CATVで2度目) 何だかイチイチ、恰好つけるヒロイン。でもスタイリッシュで、ちょっとエロで、レネ・ルッソが一番綺麗だった時代の映画だと思う。こういう格好良い服来て仕事する職業に憧れるなあ。とにかく服にお金かかっている作品です。 それもそのはず、ブルガリだかロエベだか忘れましたけど、確かスポンサーについているはずしたわよね。これはファッションを楽しむ作品ですな。
「 いつか晴れた日に SENSE AND SENSIBILITY 」 (CATVで) ジェーン・オースティン原作の作品。イギリスにおける彼女の作品って、日本でいうところの、赤穂浪士とかそんな感じじゃないのかしら。繰り返しドラマ化とか映画化され、それでもイギリス人はその都度やっぱり観る、と。私、これ映画館で観たかったなあ。まだまだ知らなかったままの良い映画って、いくらでもあるのだろうなあ!!と思える位、はまりまして、録画してみたんですけど、リピート観しちゃいましたよ。 エマ・トンプソンも今や迫力あるケイト・ウィンスレットもヒュー・グラントも皆、若い!!そしてトカゲ男(ググってください)が格好良い役なのよねえ。原作読みます、絶対。
「 マイティ・ハート/愛と絆 A MIGHTY HEART 」(CATVで) この作品のアンジー、私の好きな強い女性です。ストーリー自体がひじょうに社会派の話でして重いです。で、ストーリーとは関係なんですけどアンジーです。髪型がチリチリだし、わざとニグロの血が入っている人っぽくしているのでしょうか?原作がある作品ということなので、この原作の奥さんが、もしかしたらそういうかたなのかしら。とにかく重いですよ。あくまでも最後まで闘います、彼女は。
「モーターサイクル・ダイアリーズ THE MOTORCYCLE DIARIES DIARIOS DE MOTOCICLETA」 こちらは、 キューバのカリスマ革命家チェ・ゲバラの学生時代の南米放浪記のお話。医学生だった裕福な若者が、あえて貧乏旅行をする。その間に貧困や弱者を目の当たりにし、この旅で確実に彼の中で何かが変わった、という革命家の原点にあたるエピソードともいえる話。 彼も喘息だったんだよなあ、ということを思い出し、発作の中で見た複雑な状況でした。
「真珠の耳飾りの少女 GIRL WITH A PEARL EARRING 」 またまた実在する人物・画家フェルメール。その作品「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした小説を原作にした作品。ちなみに、この小説の中の少女は架空の人物で実際のモデルは不明なんですってね。唇がいつもぽっかーんと半開きの、この時まだ19歳だったスカーレット・ヨハンソンがとってもいい味を出しています。
「トリコロールに燃えて HEAD IN THE CLOUDS 」 大好きな女優シャーリーズ・セロンにペネロペ・クスルが共演しているという一絵巻もの?派手な舞台から戦争シーンへと展開していく私の好きな路線のストーリーなんだけど、最後が切なすぎます。本当の愛がそこにあるのに、本当に・・・。「フリーダ」もそうなんだけど、この作品も人物がそれぞれ思想を持っていて、熱い時代っていうのかしら。今の平和ボケした日本人にはあまり受けない内容かも。私は思想家というわけではないけれど、こういう熱い思いって、好きなんだよなあ。
「P.S. アイラヴユー P.S. I LOVE YOU 」 オスカー女優、ヒラリー・スワンクとオペラ座の怪人のラブストーリーもの。気になってたけど何となく劇場で観るまで行かなかったけど、CATVって本当に素敵。はたして、ヒラリーが可愛い一女性を演じるって、どうなの?って先入観で観始めたんだけど、この人やっぱり演技上手いわね。どんどん、魅力的な恋する乙女に見えてきちゃうもの。そして彼女が身につける数々の服が、魅力的。ああ、私があと10歳若かったら、そしてこんな堅い業界での営業なんて男勝りな仕事をしてなかったら、絶対に、こういう服を毎日着て、仕事に出かけたいなあ、なんて心底思えちゃいました。アイルランドの景色もとっても素敵。病床で観る、素敵な景色って罪だわあ。ああ、健康になって旅行したい。そうそう、内容はですね、恋する娘さん向けです。ハイ。正直、こういう旦那さんが欲しいです。
「E.T. 20周年アニバーサリー特別版 E.T. THE EXTRA- TERRESTRIAL: THE 20th ANNIVERSARY 」 CATVって本当にステキ。観たかった作品が、毎月何かしら放映されているんですもの。コチラはオリジナル版ではなく、20周年を記念してスピルバークが編集し直したもの。観たかった理由は、あまりにも有名な作品だけど、そして当時まだ小学生か中学生になったばかりの頃、劇場で観た作品なんだけど、それ以来一度も観てなくて、あらためて記憶に焼きつけたいなあ、と常々思っていたから。最近大好きなドリュー・バリモアが子役で出ているんでしょう?それもぜひ、確認したかったし。で、観ました。ワタクシ、ストーリーの本当に大筋しか覚えてなかったということがわかりました。こんなに単純明快でほとんど子役しか登場しない物語だったのね。しかもほんの数日のことなんだなあ。でも今、大ヒットしている「アヴァター」しかり、ストーリーは単純なほうが大受けするんじゃないかと思うの。 20周年版とオリジナルの大きな違いは、時代が進んで、クライマックスで警察が子供を追いかけるシーンで、銃を持っているシーンが全てカットされたという話です。なるほどねえ。でもスター・ウォーズと違うのは、ルーカスはデジタル・リマスターした後は、オリジナル版を封印したのに対し、こちらはオリジナル版を今でも観ることができるんだとか。観終わったあと、オリジナル版も観てみたくなりました。
『ロシュフォールの恋人たち デジタルリマスター版』 LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT THE YOUNG GIRLS OF ROCHEFORT CATVの予告が、あまりにもスタイリッシュだったのと、カトリーヌ・ドヌーブのあまりの美しさに魅了され、録画して観てみました。 全く期待せずに、あくまでもそのファッションや街並みを楽しもうと思い、そんな軽い気持ちで観始めましたら、へえ、これミュージカル仕立てなんですね。全く知りませんでした。カトリーヌ・ドヌーブの実の姉が、ドヌーブと双子の役で登場します。お姉さん、これまた、とても綺麗な人。この映画のあと、早逝されたらしいです。そしてウエストサイド物語のあのジョージ・チャキリスも出演します。 ストーリーはまあ、なんだな。ミュージカルですから、そんなものですが、この時代にこんなスタイリッシュな、色彩の美しい映画を作るなんて、余裕があるなあ、とつくづく感心してしまいました。古き良き時代の匂いが満載です。最後は幸せな気分になります。そこが「シェルブールの雨傘」と一番大きな違いなんですってね。
『サハラに舞う羽 THE FOUR FEATHERS』 ケイト・ハドソンって、冷酷な女とか、尻軽な女とか、意地悪な女とか、そういう役をやらせても、本当に美しくて、本当にそう見えてしまうってことは、 彼女の演技力が高いってことなのかしら。話はとても重い内容だけど、青春群像劇のカテゴライズ作品かしら。ヒース・レジャーは多感な貴族兵士の青年役。彼、本当に怪優だったわね。
『マグノリアの花たち STEEL MAGNOLIAS 』 ジュリア・ロバーツの出演作品って、ほとんどこれまでに観ているのに、この作品だけは未見だったので、ちょうど放映されているものを楽しみに鑑賞。全くストーリーを知らなくて、最初どういう系統の話かわからず、ちょっと戸惑いました。そのうち、群像劇なんだけど、その中でもメインはジュリア・ロバーツ扮する娘の母親なんだろうなー、というのがわかってきて、ジーンときて最後はボロ泣きでした。ジュリア・ロバーツがプリティ・ウーマンで大化けする直前の作品なのね。まだ若くて、とても生き生きしていて、好印象でした。 大好きな「ヤァヤァ・アシスターズの聖なる秘密 」(DIVINE SECRETS OF THE YA-YA SISTERHOOD)に似た爽やかさを感じられる作品です。
『 しあわせの隠れ場所 THE BLIND SIDE 』 大好きな女優サンドラ・ブロック主演で、見事オスカーで主演女優賞をとった作品。劇場鑑賞、すっごい久しぶりで緊張した~ でもとりあえず普通に通して見られてホッ。当たり前のことが嬉しく感じられる。内容は、やっぱりと思っていたけど、ネット上では賛否両論。旦那ドンは感激しまくってましたが私は冷ややか。で、私のような感想があると、「キリスト教が根付いていない日本では理解されにくいかも」という意見が出る。 でも私、カトリック校出てるし、洗礼さえ受けてないけど相当聖書の世界は知ってるわよ。その上で鼻につく感が否めないわけですよ。実話なのだから立派なことをしたと思うし、それはそれでいいのだけど、アンジェリーナ・ジョリーのしていることも然り、たった一人にじゃぶじゃぶ贅沢させることも一つのやりかたかもしれませんが、その他、あいも変わらず貧しくて苦しんでいる人々への施しについては、どう考えればいいのだろう?という点に気持ちが行ってしまうわけですよ。 これ以上書くと、政治とか宗教とかの話になってしまうので、このへんにしておきます。
『 プライスレス 素敵な恋の見つけ方 HORS DE PRIX / PRICELESS 』 フランス映画。 アメリ、ダ・ヴィンチ・コード、ココ・アヴァン・シャネルなどに出演しているオドレイ・トトゥ主演のラブ・コメディということですが、アメリカ映画とは違って、センスあるコメディなんですねえ。 結末はわかりきっているけど、納得いかない。だって現実だったら絶対、またお金欲しくなっちゃうでしょ、こういう女は。・・・なんてスネた観かたしかできない、腹黒いおばさんが鑑賞してはいけない作品なんだな。
『 キリング・ミー・ソフトリー 』 KILLING ME SOFTLY 2月はバレンタイン特集組んでいるチャンネルが多くって、ロマンスものの放映が実に多かった。ついでに観てみたのがコチラ。どれくらいエロでどれくらいきちんとストーリーがあるのか、全く予備知識ナシで観てみました。 ちょっとサスペンス仕立てですね。ヘザー・グラハムをとってもチャーミングで美しく描いているのが良いです。彼女のファッションも堪能できました。(ここ重要)あと、ジョセフ・ファインズの姉を演じたナターシャ・マケルホーンがこれまた美しい。どこかで観たことあるなあ、と思っていたら、ジョージ・クルーニーと『ソラリス』 で共演していたかたですねえ。あ、『ソラリス』のほうが、これより後の作品ですが。