Nのブログ 

Nのブログ 

自己診断(自分を知る)ツール


それは、日常の出来事の<感じ方(受信)>と<行為(発信)>により創造しています。

「なぜ、いつもこうなるのか」
たとえ望まぬ現実でも、この受信と発信がかかわっています。
この受信と発信が歪んでいれば、歪んだ現実しか生まれません。しかし、自分の受信と発信はまさにそれが自分で、あまりにも自然でなんら疑うことはないのです。

自分の心の動きやくせを客観的見れると(診断)、治療することが可能となります。しかし、それがわからないと同じ現実しか生まれないのです。

以下に紹介する自己診断チャートはその自分の心の鋳型を知るツールです。ぜひ、やってみてください。


*当てはまると思うものは○で、A・B・C・Dのそれぞれの数をチェックしてください。深く考えず少しでもあると思ったら○をつけてください。

1.人から苦言を呈され、それが理不尽であると感じると、怒ったり開き直ったりするくせがある。・・・B

2.自分の人生は「それなりのものである」と胸を張れる。・・・A

3.なにかあるとすぐに落ち込んでしまう。・・・C

4.問題がないことが重要であり、無風であることが平和である。・・・D

5.自分の人生を振り返ると、失意の念にさいなまれる。・・C

6.自分がやりたいようにやりたい。・・・A

7.父や母に対して許せない想いがある。・・・B

8.自分の人生を振り返って、「とりあえず平和な人生だった」と思う。・・・D

9.自分は「やり手」であると思う。・・・A

10.人から「ボーッとしている」と言われることがある。・・・D

11.すぐに理不尽な気持ち(被害者意識)に襲われる。・・B

12.「人から何か言われるのではないか」といつもビクビクしている。・・・C

13.「自分は温厚な性格である」と思っている。・・・D

14.失敗することが怖いので、逃げてしまうことが多い。・・・C

15.自分の立場が上がったり、世間に認められたりすることに、強い手応えと充実を感じてきた。・・・A

16.「どうせ人間には表と裏がある」という気持ちが強い。・・・B

17.人から「怖い」とよく言われる。・・・B

18.「自分にさせてくれればもっとできるのに」とよく思う。・・・A

19.「一生懸命ならば、できないことも仕方がない」と思う。・・・C

20.人から嫌われることが嫌なので、率直に意見することができない。・・・D

21.人に負けるのは絶対に嫌である。・・・A

22.人生を振り返ってどうしても許せない人がいる。・・・B

23.いつも自分を守ってくれる人がいた。・・・D

24.「自分はどうしようもない」と自己否定してしまう。・・・C

25.「どうせできない。自分なんか」と、最初から諦めてしまうことが多い。・・・C

26.なにか実現することよりも、皆が「和気あいあいとして楽しいこと」が重要である。・・・D

27.歴史上の人物(英雄、天才、奇人・・・・)にあこがれる。・・・A

28.「怒り」がたやすく態度に現れてしまう。・・・B

29.いつも自分中心でないと気持ち悪い。・・・A

30.「屈しないことが強いことである」と思う。・・・B

31.「自分にはそれほど強いとらわれがない」と思っている。・・・D

32.「迷惑をかけるくらいなら、何もしない方がマシである」と思う。・・・C

◎:7~8 より強い傾向
○:5~6 強い傾向
△:3~4 弱い傾向

結果はいかがでしたか?

Aが多かった方

「人間関係や事態に対して支配的。頑張るけれど知らない間に孤立する。はじめはよくても途中からうまくゆかなくなる。周りがついてこない。一人だけ浮き上がる」といった自己過信に基づく「自信家」の傾向を抱えている。何より特徴的な「受信」は、自分の都合のいいように事態を解釈していまう「歪曲」の受信。たとえば、うまく行かない事態が起こっても「このくらいのことは起こるものだ」とあるがままでなく歪曲して捉えるクセがあります。「発信」は「まかしとけ」「自分の言ったとおりすればいい」といった独尊的、支配的な関わりをするので、その結果「孤立」や「無理」な状況を生み人間関係は硬直化し、不満が増大します。
これを超えるために、「自分はできる」「自分は正しい」「自分はわかっている」といった思い込みを離れて、いかに他人の声に耳を傾けることができるか。「ほんとうにこれでよいのか」と物事をすすめる前にストップをかけることが重要である。


Bが多かった人

何よりも世界や人に対する不信感を基としているということが特徴です。そのために、「いつも不満がある。いらいらしている。周りが緊張している。人間関係が対立する」といった「被害者」の傾向を抱えている。特徴的な「受信」は、何か問題が生じると「なんで私が・・・。」と「拒絶」する。また、人の不足がよく目につき、「あそこが足りない」「ここが足りない」と「批判」で受け止めたり、「そんなこといったって・・」と「不満」で受け止めます。「発信」は、他人のせい、事態のせい、運命のせい・・というように事態に対して責め、「私は正しい」と「頑固」になり、「正論」で相手の足りないところを叩きます。またふてくされて、周囲に対して攻撃的な波動を出す「荒れ」の発信をするので、周りの人は緊張し、何も言えない「硬直」した関係や「対立」を生み、周りとの関係を「破壊」します。
これを超えるために、出来事に対する自分の感じ方(受信)が「わかってくれない」「受け入れてもらえない」といった被害者意識が常に自分の前提となっていることを知ることが第一歩です。そして「批判」に対して「共感」するこころ。相手の足らないところを見出すのではなく、素晴らしい点や長所を見出すように心がける。また「不満」を抱いて責める前に自分はどうであったかと内を省みる「内省」が必要となります。
「発信」は裁く正しさを盾とせず、なぜそうなったか、相手を責める前に愛を持って聞き語る。相手を変えようとするのでなく、まず自分から相手に対して献身を始めることなどがある。


Cが多かった人

「すぐに断念してしまう。自分に自信がない。どうしても前向きになれない。人生に疲れている」といった自己否定を基とした「卑下者」の傾向を抱えている。特徴的な「受信」は、仕事に障害が生じたり、人間関係がこじれるなどが起きると、不安を大きく募らせ、「怖い」「ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう」と「恐怖」で受け止めたり「もう駄目だ」「もう終わりだ」と「否定」的な受け止めをしたり、「何もできない私なんか駄目」「もう放っておいて」と「卑屈」な想いで受け止めます。「発信」は増幅された不安が土台にあるため、事態に対して後ろ向きなって逃げ、できないと決め付け「愚痴」をこぼしがちになります。そのため、自分だけでなく周りのエネルギーも吸収され、場が沈滞し、徒労感、不信感が強まる。
これを超えるために、まず「恐怖」の実態を掴み、不安を拡大するのではなく、「一体自分が恐れていることは何なのか、目を開いて恐怖の正体をよく見ること」。すると案外過去のイメージに引きずられているだけだったりする。また「できない」「無理」といった否定的な想いが出てきたら、「できるできないではなく、とにかく引き受けてやってみよう」と肯定的に受け止める。「一生懸命やるだけやってみよう」という素直な受信に変革してゆくのです。「発信」は愚痴を断ち、懸命に関わるように努めてみることです。


Dが多かった人

これが多かった人は、「よい人なんだけれど・・・頼りにならない、あてにできない」という印象を与えています。
他人や世界が自分を受け入れてくれているという楽観的で安穏とした前提が立つために、「失敗」という現実がやってきても、「まあいいか、何とかなるさ。誰かがきっとやってくれる」と事態をぼんやりと「鈍感」に受け止める「幸福者」の傾向を抱えている。また、「大丈夫」「こんなもんじゃないかな」「安心、安心」「ここで、一休み」と「満足」する。また、「誰かが守ってくれるだろう」と「依存」で受け止めます。「発信」は、切実感がないために、問題を後回しにし「面倒くさい」と「怠惰」、相手との軋轢を起こさないために「曖昧」に発信する。また、人に依存し「従うから何とかしてほしい」というような「契約」的な関わりを結びます。その結果、問題を先送りにするので、気づいたときには手遅れという状況を生み、場は「停滞」し、低水準で、井の中の蛙となります。癒着した人間関係を結び、身内だけの結束をつくりがちです。
これを超えるために、「こんなもんでしょう」「よかったよかった」「大丈夫」と安心する「満足」の受信に対して、ほんとうにこれでよかったのかどうかよく振り返り、足りなかった点や不備、未熟を深く見つめる。それ以上考えなかったり「寄らば大樹の陰」と外に依存の相手を求め、どんどん流されてゆく甘えの心に対しては、「もともと自分は何をしたかったのか」と動機を問いかける「回帰」の心を育むことが必要です。


いかがでしたか?詳しくお知りになりたい方は、「新しい力」高橋佳子著をお読みください。

PS:僕はたびたび高橋佳子先生のご著書を紹介しておりますが、この方は多くの魂を導くマスターであると思っています。その理由として、自立の道を説いておられること。そのための具体的な方法を示しておられること。その方法を生きた人が人生の変革を体験され証明されていること。決してそれを強要したり、そうしなければ不幸になるといった縛りがないことなどです。

新しい力


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: