NEGIMA 【Infinity a magic land】

NEGIMA 【Infinity a magic land】

1時間目


1時間目:お子茶ま先生は魔法使い!?

ネギ・スプリングフィールド:ネギ 神楽坂明日菜:明日 近衛木乃香:木乃 高畑・T・タカミチ:高畑 ネカネ・スプリングフィールド:ネカ 
アーニャ:アー メルディアナ魔法学校学校長:校長 

女子生徒A:女A 女子生徒B:女B 女子生徒C:女C 女子生徒D:女D 
女子生徒E:女E 女子生徒F:女F 女子生徒G:女G 女子生徒H:女H 
女子生徒I:女I 女子生徒J:女J 女子生徒K:女F 男子生徒A:男A 
男子生徒B:男B 男子生徒C:男C アナウンス:アナ 
移動購買部のおばちゃん:購買 効果音:音


校長「卒業証書授与――この七年間よくがんばってきた。だが、これからの修行が本番だ。気を抜くだないぞ。  ネギ・スプリングフィールド君!」
ネギ「ハイ!」


アー「ネギ。なんて書いてあったの?私はロンドンで占い師よ」
ネカ「修行の地はどこだったの?」
ネギ「今浮かびあがるとこ」

A TEACHTER IN JAPAN

アー「日本で――」
ネギ「先生をやること」

ネギ・ネカ・アー「ええ~~~っ!?」

ネカ「こ校長。『先生』ってどーゆーことですか!?」
校長「ほう・・・・。『先生』か・・・・」
ネカ「何かのマチガイではないですか?10歳で先生など無理です」
アー「そうよ。ネギったらただでさえチビでボケで・・・・」
校長「しかし卒業証書にそう書いてあるのなら決まったことじゃ。立派な魔法使いになるためにはがんばって修行するしかないのう」
ネカ「ああっ」
ネギ「あ。お姉ちゃん」
校長「ふむ・・・・。安心せい――修行先の学園長はワシの友人じゃからの。ま がんばりなさい」
ネギ「・・・・。ハイ。わかりました!」



ネギ「わ~すごいや」

音:プァァン

ネギ「うわ――ニッポンは本当に人多いなー。それに女の人が一杯だ」
ネカ{女の子にはやさしくしなさいね}
ネギ「うん。お姉ちゃん」

音:ドドッ
音:ムギュギュ~ッ
ネギ「あうう~」

女A「何?あの子」
女B「外国人?クスクス」
女C「僕どこ行くの?」
女D「ここから先は中学校だよ」
ネギ「いえその・・。ハ・・・・ハハ・・・・ハックション!」

音:ぶわぁっ

女E「きゃあ」
女F「いやあっ」

ネギ「あ・・・・」
女C「な何なの今の?」
女D「つむじ風?」

アナ「次は――魔帆良学園中央駅――」

女H「あ 着くよ」

女C「じゃあね。坊や」
ネギ「え・・」
女D「気をつけてね」
女H「時間やばっ。遅刻だ――。急げ!」



音:ドドド ドッ ドド

アナ「学園生徒のみなさん。こちら生活指導言委員会です。今週は遅刻者ゼロ週間。始業ベルまで10分をきりました。急ぎましょう――」

音:ドドドッド ド ドドッ

男A「急げ。急げ!!」

女I「ちこく。ちこく――」

男B「おばちゃん。焼きそばパン」
購買「あいよー」

女J「いそげー」

男C「早くこいこい!」

女K「ちこくーちこくやー」

ネギ「わわわ。名にコレ!?スゴイ人!これが日本の学校か――。わ いけない。僕も遅刻する時間だ。初日から遅れたらまずいぞ」

アナ「今週遅刻した人は当委員会よりイエローカードが進呈されます。くれぐれも余裕を持った登校を・・」


明日「やばいやばい――。今日は早く出なきゃいけなかったのに。でもさ、学園長孫娘のアンタが何で新任教師のお迎えまでやんなきゃいけないの」
木乃「スマンスマン」
明日「じじいの友人ならそいつもじじいにきまってるじゃん」
木乃「そうけ?今日は運命の出会いありって占いに書いてあるえ」
明日「え マジ!?」
木乃「ほらココ。しかも好きな人の名前を10回言って『ワン』と鳴くと効果ありやて」
明日「うそっ!?高畑先生。高畑先生。高畑先生。高畑先生。高畑先生。(以下略)」
木乃「・・・・・・。あははは。アスナ、高畑先生のためならなんでもするわ。ホントにやるとわ・・・」
明日「殺すわよ」
木乃「えーと次は逆立ちして開脚の上全力疾走50mして『ニャー』と鳴く・・」
明日「やなねえ!!」
木乃「にしてもアスナ。足速いねー。私コレやのに」
明日「悪かったね。体力バカで」

音:ふわっ・・

明日「ん」
ネギ「あの――・・・・。あなた。失恋の相が出ていますよ」
明日「え・・・・。な・・・・。し・・しつ・・って。何だとこんガキャー」
ネギ「うわああ!?い いえ。何か占いの話が出たようだったので」
明日「どどどどういうことよ。テキトー言うと承知しないわよ」
ネギ「い いえ。かなりドキツい失恋の相が・・・・」
明日「ちょっとお~~っ」
木乃「なあなあ相手は子供やろー?この子、初等部の子と違うん?」
明日「わたしはね。ガキは大ッッキライなのよ」
ネギ「うひ」
明日「取・り・消・し・なさいよ~~」
ネギ「あいや。あわわ」
木乃「坊や。こんな所に何しに来たん?ここは魔帆良学園都市の中でも一番奥の方の女子高エリア。初等部は前の駅やよ」
明日「そう!つまりガキは入ってきちゃいけないの。わかった?」
ネギ「は放してください~~っ」

ネギ{あうう。な なんて乱暴な女の人なんだ――日本の女の人は親切って聞いたのに――}

木乃「ほな。ウチら用事あるから一人で帰ってなー」
明日「じゃあね僕!!」
ネギ「いや あの 僕は・・・・」
高畑「いや――いいんだよ。アスナ君」

高畑「お久しぶりでーす!!ネギ君」
明日「えっ」
ネギ「あ」
明日「た高畑先生!?お おはよーございま・・!」
ネギ「久しぶりタカミチーッ」
明日「!?・・・・っ。s 知り合い・・・・!?」
高畑「魔帆良学園へようこそ。いい所でしょう?『ネギ先生』」
木乃「え・・・・せ 先生?」
ネギ「あ はい。そうです。コホン。この度、この学校で英語の教師をやることになりました。ネギ・スプリングフィールドです・・・・」
明日「え・・ええ――。ちょ ちょっと待ってよ。先生ってどーいうこと!?あんたみたいなガキンチョがー」
木乃「まーまーアスナ」
高畑「いや、彼は頭いいんだ。安心したまえ」
明日「先生・・・・そんなこと言われても・・」
高畑「あと今日から僕に代わって君達A組の担任になってくれるそうだよ」
明日「そ そんなぁ。アタシ こんな子イヤです。さっきだってイキナリ失恋・・いや、失礼な・言葉を私に・・・・」
ネギ「いや、本当なんですよ」
明日「本当言うなー。大体あたしはガキがキライなのよ!あんたみたいに無神経でチビでマメでミジンコで・・・・」

ネギ{ううっ。ひどい言われ方だ。何だよこの人――占いだって親切で教えたのに――}

ネギ「ん・・ハ・・・ハ・・・はくちんっ」

音: ビビンッ ズバアッ

明日「な・・!?」
高畑「あ・・」
明日「はうっ」

高畑{くまパン・・}
木乃{毛糸のくまパンか}

ネギ「プンプン」

明日「キャ―――ッ何よコレ――」








© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: