NEGIMA 【Infinity a magic land】

NEGIMA 【Infinity a magic land】

19

19時間目 「Verba volant, scripta manent」
      ※ ラテン語の格言で「言葉は飛ぶ、文字は留まる」。

絵コンテ:
いわもとやすお 演出:孫承希 作画監督:高見明男

キャスト:
ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈
相坂さよ(No.1):白鳥由里
朝倉和美(No.3):笹川亜矢奈
和泉亜子(No.5):山川琴美
柿崎美砂(No.7):伊藤静
神楽坂明日菜(No.8):神田朱未
絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃
古菲(No.12):田中葉月
近衛木乃香(No.13):野中藍
早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和
桜咲刹那(No.15):小林ゆう
佐々木まき絵(No.16):堀江由衣
椎名桜子(No.17):大前茜
鳴滝風香(No.22):こやまきみこ
鳴滝史伽(No.23):狩野茉莉
葉加瀬聡美(No.24):門脇舞
エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴
宮崎のどか(No.27):能登麻美子
雪広あやか(No.29):皆川純子
高畑・T・タカミチ:井上倫宏
源しずな:井上喜久子
近衛近右衛門:辻村真人



内容:
面白いネタを探していた和美は、名簿に載っている「相坂さよ」という謎の生徒に興味を持った。クラスでは、印刷ミスとか登校拒否とか病気療養中とか幻の転校生とかに思われている生徒だった。

和美は、さよのことについて色々と調べ始めた。背後にそのさよが付いて回っていることを知らずに・・・ 実は、さよは60年間も麻帆良学園に憑いている地縛霊だった。彼女は今では自分の死因も忘れて、学園生活を孤独に楽しんでいたのだった。

和美は昔の文集に、さよの短歌を発見する。「石蕗(ツワブキ)を 植える小さな 彼女の手 時がみちるを 楽しみにして」 その歌を見たさよは、忘れていた過去を思い出す。

さよには妹がいて、死んだ母親が帰って来ることを願って、麻帆良学園の時計塔前にツワブキを植えていた。花壇のレンガにも「おかあさんが かえってきますように」と刻んで・・・ しかしある嵐の晩、さよは妹の花壇を守るために家を飛び出し、それが原因で亡くなったのだった。

さよが今は朽ち果てた時計塔を訪れると、そこにはツワブキの花が咲き乱れていた。そして、あのレンガには「と おねえちゃん」と書き加えられていたのだった。それを見たさよは、悲しみのあまり和美の前で可視化してしまう。和美には悲しみに暮れるさよの姿を撮影することはできなかった。

後日、クラスで修学旅行の班を決めていたとき、さよが除け者になっていることに我慢できなくなった和美は、彼女の存在を訴える。エヴァも魔法で手助けして、さよを可視化させる。意外にも、クラスの生徒たちは抵抗もなく、幽霊のさよを受け入れるのだった。

一方、学園長は時計塔に新校舎を建設しようとする計画に反対していた。学園長は「石蕗を 植える小さな・・・」と、昔好きだった女の子の短歌を呟くのだった。



【次回予告】 柿崎美砂・椎名桜子
美「ゴー、ゴー、レッツゴー! ここでジャンプしてポーズ・・・って、一人じゃうまくいかないなあ」

桜「美砂、何がうまくないって?」

美「桜子、ちょうどよかった。コンビ技の練習付き合ってよ」

桜「コンビ?いいよ」

美「じゃあ、あたしの後ろに・・・ちょっと横じゃないってば」

桜「何言うてんねん!」

美「えっ?」

桜「美砂がボケたから突っ込んだんだよ」

美「いや、ボケてないし。しかも、コンビってもコンビネーションだから」

桜「またまた。あんたとはやっとれんわ!」

美「こっちがやっとれんわ!」


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