尿毒症

尿毒症
どんな病気なのか?
腎臓の機能が著しく低下するため、通常はオシッコと一緒に体の外に排泄される有害物質(窒素化合物)が体内にたまっている状態です。一刻も早く治療を行わないと死に至る、とても危険な状態。
症状
食欲が無くなり、激しい嘔吐を繰り返したり、下痢になったりする。また口からアンモニア臭がする事もある。すぐに治療を行わないと、脱水症状が起こり体温も低下。痙攣を起こす事もあります。さらに症状が進行すると、昏睡状態に陥り、短時間で命を落とす可能性が高い。
治療方法
一刻も早い治療が必要。点滴で体に大量の水分を補給して大量のオシッコを作らせ、体にたまった有害物質を排出させる。病院によっては、輸血や血液透析を行う場合もあります。尿道閉塞を起こしている場合は、尿道に詰まっている物を取り除き処置する。
予防方法
慢性腎不全、腎炎、尿石症にかかっている猫は、排泄の様子や健康状態を毎日しっかり観察し、少しでも異変を感じたら早急に動物病院で診察を受けて下さい。

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