おやじがちょっとがんばってみる

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クッキーって何?(3/4 新規)


ブロガーのためのPC講座 - ネットワーク

 クッキーって何?

●クッキーとは


Webサイトの提供者がブラウザを通して、 あなたのパソコンにデータを書き込んで保存させる仕組み です。

楽天でログインした後、ブラウザを終了(閉じます)。その後、楽天のページにアクセスするとログインしたままの状態になってますよね。(ログイン時の設定にもよりますが)
これは楽天のWebサイトがあなたのパソコンに「ログインしてますよ」とクッキーに書き込んであるからです。

ショッピングサイトでは買い物カゴの中身を保存したりするために利用されたりもします。


●クッキーの危険性


本来クッキーは自分のWebサイトのクッキーの情報しか読むことができません。
しかし、悪意のあるサイトにアクセスするとクッキーの情報を悪意のあるサイトが取得することができるのです。
もし、その状態で個人情報やメールアドレスを入力すると、その情報は悪意のあるサイトに渡ってしまいます。
クレジットカードの情報もわたってしまう可能性もあるし、あなたになりすまして買い物だってされてしまう可能性もあるのです。

これらは、悪意のあるサイトにアクセスした時点から始まります。
悪意のあるサイトにアクセスしてしまう場合とは、どのような場合でしょうか。
それは、 不審なメールに書いてあるリンクをクリック してしまった場合や、 悪意のあるアダルトサイトにアクセス してしまった場合が多いようです。

クリックだけに限らず、 ページが勝手に自動更新するタイミングを利用する ものもあります。
(自動更新とは、ニュースサイトなどで何もクリックしなくても一定時間ごとに最新の情報を読み込み直したりすることを言います)

海外のよく知らないアダルトサイトとか見て周るといつのまにかスパムメールが増えたりするのです。

このようなよそのWebサイトのクッキー情報を抜き取ることを クロスサイトスクリプティング といいます。
詳しい情報は ここ を参照してみてください。


●対応方法


最近はクロスサイトスクリプティングが通用してしまうサイトは、サイト側に責任があるという風潮になってきているようです。
そのため、ユーザ側の認識が薄くなってきているのも否めません。

確実な方法は、ブラウザの設定でクッキーを受け入れない、JavaScript(ジャバスクリプト)を無効にするというのが簡単・確実な方法です。
しかしながら、その状態ではWebサイトのサービスを受けることができない場合も多くなります。
(ショッピングカートに商品を入れても、その情報は保存されないわけですから)

そこでもう少し現実的な方法としては以下のような方法があります。

  ・ログイン状態のまま他のサイトにアクセスしない。(ログアウトしてから他のサイトにアクセスする)
  ・リンク先を確かめる。
   リンクにカーソルを乗せるとリンク先のURLが表示されます。
   リンクにカーソルを乗せ、右クリックして「ショートカットのコピーを選択」、メモ帳などにペーストしURLを確かめる。
   どちらも抑止して見せなくすることも可能ですので注意してください。
  ・信用性に乏しいサイトには個人情報を登録しない。

  悪意のあるサイトはごく限られています。しかし、個人情報等、悪用されて困る情報を入力する場合は慎重に行ってください。



 悪意のあるサイトは本当に少ないと思います。
 悪ふざけで悪用するつもりの無い人(実験的に試みてるだけの人)もいると思われます。
 (そのWebサイトの脆弱性(ぜいじゃくせい)を量るため等)
 できるならば、ネットバンキング・クレジットカード情報等を使用するパソコンと自由にWebを巡回するパソコンと用途別に用意し、使用できるとより安全なのですが。

 個人の意識が重要です。
 後にこれ以外の方法なども見つかるかもしれないのですから。




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