エレファントピア

エレファントピア

バルタザールどこへ行く(ブレッソン)



Robart Bresson監督(1966年)

詳細→http://www.imdb.com/title/tt0060138/

判定→ねぴゅう う~~ん
   かぴばら Profound!


高校生の時にBSでそうとは知らず「L’Argent」を観てしまったのがロバート・ブレッソン監督の映画の初体験だった。
それからまたしてもそうとは気づかず夫に「Diary of a Country Prist」を見せられたのが2度目。
そして3度目がこの映画である。

フランスとスウェーデンの合作であるこの映画、どんな映画なのかというと


驢馬の一生。(と、それをめぐる人々)


もうこれだけで、どんな話なのか分かろうかというもの…。
く、く、く暗い…

この監督はなんというかすごく敬虔で深遠で且つナイーブで
人の醜さや勝手さや「悪」というものに対してすごく感じやすいんじゃないだろうか。
だからこういうテーマの映画を撮りたがるんじゃないだろうか。

そして私はそういうテーマに対して深遠だといって感じいることができない。
人格が薄っぺらなのか悲しみを受け入れる度量がないのか。


純粋で従順な行く先が悲しみでしかないならば、
悪に走ったほうが何ぼかましじゃなどと不届きな感想を持ったのだった。


でもブレッソン監督作品を人に勧めるとしたら、最初はこの作品がいいかも。他と比べれば、まだ暗さが少ない(?)から。


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