サブタイトルは、Let's talk about sex. だけあって、好き嫌いの別れそうな作品ではある。 「セックスセラピーの話だよ。」 と言われて観に行ったら、チケット売り場で身分証明書の提示を求められたので、「ヤダな~」と思ったのだが、良かった。
(以下、ネタバレ的感想)
1948年にアメリカで"Sexual Behavior in the Human Male" を発表したキンジー博士の物語。 メゾジストの厳格な父の元で育った若きキンジーは、父の言いつけで技術者になるものの、自然科学への情熱を抑えられずに奨学金を得てインディアナ大学へ進学。 そこで一生のパートナーを得たキンジー博士は、自らの結婚生活での経験から、虫の研究から人間の性の研究へとその目を向けていく…。