エレファントピア

エレファントピア

Lost in Translation(アメリカ)


2003年、ソフィア・コッポラ監督

判定:☆☆☆/4



観そびれていたロスト・イン・トランスレーションを観た。
ソフィア:コッポラがアカデミーで脚本賞を受賞した時に、
「私をインスパイヤしれくれた先人たち、特にウォン・カーウェイに・・・」と言ってだけあって、抑えた感じのラブストーリー。

話としては単純なものだと思うけれど、それだけ感情移入できる作品ではないかな。
スカーレット・ヨハンセンがひとりホテルでぼーっとして不眠症に悩まされているところなんかは、シンガに来たばかりのころを彷彿をさせられた。

久々の日本の景色に、郷愁にかられることしきりだった。



ところでこのDVD特典に、マシュー南(藤井隆)の「BestHitTV」完全バージョンが入っているのだが、どうでしょうこれ?

LITが公開された当時も、映画を見た人たちから、「マシューって知ってる?日本では有名なコメディアンなんだよね!」と訊かれたりしたが、知る訳なかろう!


夫はマシューがいたく気に入ってしまったらしく、英語の字幕もないのに、ゲラゲラ笑って10回くらい観ていた。(観すぎだって)


外国人の目で見た日本にしては、嫌味なくわりと自然に描かれているように思ったけれど、それは私がもう日本から半足抜け状態だからだろうか?




最終更新日 2004.12.12


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