あむりたのしずく

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3・メッセージと光のワーク



  ある日、テレビで田舎暮らしの特集番組をボーッと見ていた時、

  フッと「あぁ、何もかも捨てちゃったらどうなるかな。軽ーくなるだろうなぁ…。」

  という想いがやって来ました。

  すぐに自我さんが「でも~はどうするの。」「~だったら大変じゃない。」と

  慌てて反論を開始します。

  私はもつれた糸をほどくように、その恐れや不安・執着心や所有欲等を

  一つ一つ見つめていきました。


  すると全てが、今までの習慣に対するこだわりだったことがはっきりし、

  それらを手放した自分を想像すると、ハートが軽やかに踊り、

  とても清々しい感覚が残りました。

  「大丈夫。なんとかなるじゃない。」と心から思えたのです。



  その晩のことです。なかなか眠れず珍しく瞑想をしていると、

  次のようなメッセージがハートに響いてきました。

  その日から一週間ほど、ビジョンや直感の声に導かれるまま、

  集中的に浄化のためのワークが行われました。

  このプロセスは、皆様にも応用のきくものだと思いますので、

  順を追ってまとめてみますね。


 あなたが 今ここにいる
 それ以上に素晴らしいことが 他にありますか?
 あなたが 今ここに存在する
 それ以上にパワフルなことが あるでしょうか?
 あなたは全てで 全てがあなたです
 そしてあなたはいつでも 選択することができます

 それが『自由』ということです

 過去は過去 ただそれだけです
 それに 自らパワーを与える必要はありません
 たった今選び直せばいい それだけなのです
 スイッチは切り替えられました
 全てが動き始めます 流れが加速していきます

 よく聞いてください 今しかないのです
 体験してください 純粋に体験を味わってください 恐れずに
 喜びも悲しみも 全てがあなたを輝かすのです
 それが あなたが歩んでいく光の道です

 私はあなた あなたは私です
 あなたは 自らの主人となるのです
 あなた自身が 愛・パワー・智恵の源です
 他のどこを探しても それらは手に入りません
 あなたの内に あるものだからです
 あなたが それを使いこなすのです

 どうか よく聞いて下さい
 もう変化は始まっています
 いつも耳を澄ましてください  自らの内なる声に
 それは精妙なささやき 愛に満ちた光の声です
 その声が あなたを導くでしょう 

 感じることです 全てをアンテナにして
 自ら鈍化していた感度が 研ぎ澄まされていきます
 自分への愛と信頼を忘れないように
 私はあなた いつも共にいます    



[ステップ1] 全ては私(自らを受け入れ、パワーを取り戻す)

 人や物事の気になる・恐れる・嫌悪する側面は、全て私自身の姿であると、

 深い確信がやって来ました。

 そして、次々に思い浮かぶ場面・過去の記憶を、一つずつじっくり見ていき

 それらが見せてくれた姿(恥じて隠している部分・恐れて表現できない面など)を

 全て私の中に受け入れていきました。

 「全ては私」とそう心に刻まれたとき、自分を脅かすものは何もないとわかります。

 外側のせいにして自分を守る必要もなくなります。

 暗闇や恐れに明け渡していたパワーを、自らの手に自らの力で取り戻すことで、

 真の意味の自立ができるのではないでしょうか。


[ステップ2] コードを抜く(依存・干渉を手放す)

 親子やパートナーなど、身近な人々との間に起こりやすいコントロールから

 自由になるためのワークです。

 私も、周囲の人間関係を見つめ直し、無意識に繰り返しているパターンを

 明確にして、それを引き寄せている自分の痛みや恐れを癒していきました。



 まずは、同情や義務感を手放すことです。

 それらの想い(表面では愛情や奉仕のつもりかもしれません)があると、

 自分のエネルギーフィールドにコンセントをつくり、相手が伸ばしてくるコードを

 受け入れてしまいます。

 それは、欠乏を感じているエネルギーを、人から吸い取ろうとする

 触手のようなものです。

 何かをするとき、「~してあげている・~させられている」と感じている自分が

 いないかどうか、注意してみて下さい。

 それらの裏にある、罪悪感・優越感・被害者意識などに気づき、

 もうそれらを選択しないと自分で決めれば、

 後は、そのコードをよく見て引き抜き、相手にお返しするだけです。



 また反対に、自分から相手へ伸ばしている依存・干渉や投影のコードも、

 その根っこをしっかり見極めてから、自らの責任のもとに回収します。

 これは、エネルギー的しがらみからお互いを解放するということです。

 自分のエネルギーフィールドを確立し、エネルギーをたれ流さないことは、

 お互いを尊重した関係性を築いていく上で、大切なことのようです。



[ステップ3] 鉄仮面を脱ぐ(閉ざしていた感覚を開いていく)

 刺激の多すぎる社会で、私たちは多かれ少なかれ、様々な感覚を閉ざしながら

 生きてきました。そして感覚のマヒした状態に慣れてしまっているのです。

 生まれ持ったいきいきした感覚を取り戻し、恐れることなく味わうことで、

 その先にある第六感(直感・エネルギー的感覚)も研ぎ澄まされていくようです。

 頭部に集中している、感覚に関わる部位を一つ一つ見ていきましょう。


●耳(聴覚)


  私は三半規管がうまく機能していないのか、平衡感覚が弱く

  乗り物酔いしやすいといった傾向があり、また子供の頃よく中耳炎になっていました。

  これらの根を「耳」に意識を集中して問いかけました。

  するとまだ胎児だった頃のビジョンがやって来ました。

  母の子宮は胎盤がはがれやすく、いつ流産するかわからない状態でした。

  私は、ほんろうされ身の置き所のないような不安と緊張を感じていて、

  次第にバランス感覚を失っていきました。

  また父母の諍いを耳にし「これ以上聞きたくない」と感じていました。


●目(視覚)


  私は人と目を合わせてしゃべるのが苦手で、またドライアイでよく眼痛がします。

  その根を「目」に問いかけると、幼い頃周囲の大人達の表裏や不和に心を痛め

  「もう見たくない」とぎゅっと目をつぶっている姿が浮かんできました。

  涙もかれてしまった、そんな感じです。


●鼻(臭覚)


  子供時代ちくのう症にかかり、その後も鼻の粘膜が炎症を起こしやすい状態です。

  「鼻」に意識を向けると、鼻腔にエネルギーがよどみ、

  間脳から松果体への流れをさまたげてサードアイを鈍らせているとわかりました。

  人の思いや痛みなどを、これ以上繊細に感じ取らないよう、

  自らを守るための選択だったようです。


●口・のど(味覚)


  扁桃腺が弱く腫れやすいこと、言いたいことを飲み込んでしまう傾向について

  見つめました。 幼い頃、周りのペースについていけず、

  強要され処理しなければならないことが多すぎて、

  本来のペース・じっくり味わう感覚が失われていると感じました。

  のどは萎縮し、コミュニケーションを恐れているようでした。


●クリアリング


  私はこれらを充分に見つめてから、

  もうその状態を手放し、リアルな感覚を自らの責任のもとに受け入れることを、

  一つずつ宣言していきました。

  そして、頭をスッポリ覆っている分厚い鉄仮面をイメージし、

  それを脱ぎ去るワークをしました。



  のどの所には、真っ赤な火の玉のようなブロックがあり、

  仮面もろとも、その玉が根こそぎ取り出される感じが、リアルに伝わってきました。

  それを聖なる紫の浄化の炎で燃やし、金色の光に還しました。

  涙や鼻水・咳がでて、とてもスッキリした気分です。

  みずみずしい感覚に、ハートから愛おしさがわき上がりました。


[ステップ4] 鎧を脱ぐ( 解放と自立・タフネス)


  ステップ3でリアルによみがえった、胎内・出産時・幼児期の記憶を

  もっとじっくり感じてみることにしました。

  その時の私は無防備で、外側からの力に一方的に引っ張り回され、

  はずかしめられ、エネルギーを奪い取られ、傷つけられると感じていたようです。

  この世は恐ろしい所だという根元的な不安感が、私の被害者意識の源でした。

  どのような時に被害者意識を感じてきたか、思い浮かぶ場面を次々観察してみると、

  そのことがよくわかりました。

  どこかに自分の安全な居場所を求め、何をされるかわからない外側に対して

  鎧で身を固めていたのです。



  私はみぞおちに意識を向け、それらの想いの象徴・インナーチャイルドを呼び出して、

  その子の話に耳を傾けました。

  しばらく悲しみや怒りを訴えていましたが、落ち着いた頃「何か望みは?」とたずねると、

  守られ・受け入れられ・満たされた感覚が欲しいと答えてくれました。

  「私がそれをあなたにあげる。今の私にはそれができる。」とその子に伝え、

  自分の二の腕をしっかり抱きしめながら、愛のエネルギーを送りました。

  やがてその子のエネルギーが変わってくると、今度は頭頂から注がれる

  ハイヤーセルフの光とつなげ、パワフルな癒しをもたらしました。



  内側が光に満ちてきたら、今までまとっていた鎧を納得がいくまで脱ぎ、

聖なる炎で燃やして光に還しました。そして新たな選択(宣言)をしました。

「大いなる光の導きのもと、自らの主人となり、自らのパワーで

全ての選択・創造をしていきます」と。

   その後、手放したブロックの跡を癒し、新たな歩みを力強いものにしていくよう、

ハイヤーセルフ、ヒーリングマスターなどのサポートでヒーリングし、

エネルギー調整を行いました。




[ステップ5] 鎖を超えていく(血を浄め活性化する)

  必要なメッセージがあると、直感で手を伸ばしたプレアデス本のページには、

  血液の重要性が語られていました。これをもとに、その晩のワークが始まりました。



  深い呼吸で自分の身体を感じ、大地・宇宙とつながります。

  そして充分に、自分の中をめぐる血液を感じてみます。

  その温もり・生を支え活力を与えてくれる重要な役割に感謝し、

  その中に全ての記憶が存在することを感じます。

  肉体は地球に属するものです。

  第二チャクラ(男性は第一チャクラ)から、根をゆっくり下ろすのをイメージし、

  地球・大地・地中の鉱物などを感じて、それらに感謝しながら、

  やがて地球の中心にあるクリスタルとアクセスします。(グラウンディング)

  宇宙からのエネルギーを流しながら、クリスタルの記憶・エネルギーと

  自らの血液の記憶を同調させていきます。

  すると、地下からエネルギーがかけ昇り、背骨・血液を通して全身を光でつつみ、

  そして宇宙へと突き抜けていくのを感じました。

  太い鎖がはじけ飛ぶビジョンがやって来て、

  「DNAの傷、カルマ、自分への制限といった鎖を断ち、それらを超えていきます。」

  というメッセージが伝わりました。




[最後に・・・]

  これら一連のワークを経て、自分自身驚くほどエネルギーが変わったと感じています。   

  その後、浄化が肉体レベルで表れ、風邪のような症状が続いていますが、

  自分への信頼感ができ、心身共にパワフルになりました。

  肝が据わり、心は軽くなった感じです。

  もしあなたにピンとくるものがあれば、それがメッセージです。

  あなたなりの光のワークを体験してみて下さい。






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