ブログナイト1960/FREE・BOX

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ナイト1960

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かずまる@ @ 楽天候補 New! ナイトさんお晩でございます! ワタシも気…
由愛39 @ Re:2024 春旅に猛重録?! こもらずともギフアップ(ー_ー)!!(05/23) New! こんばんは~ ツッコミ所満載です(´艸`*…
元お蝶夫人@ Re:2024 春旅に猛重録?! こもらずともギフアップ(ー_ー)!!(05/23) New! ナイト1960さん こんばんは(*^。^*) ノー…
天楽007 @ Re:2024 春旅に猛重録?! こもらずともギフアップ(ー_ー)!!(05/23) New! こんばんは 旅先のトイレ昭和レトロなの…
nik-o @ Re:2024 春旅に猛重録?! こもらずともギフアップ(ー_ー)!!(05/23) New! 北上で岐阜まで。この日も見所一杯、食べ…

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Nov 9, 2016
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カテゴリ: ギター
Memory・・・(While My Guitar Gently Weeps)と言うことで、半年に一度の定期点検時に現在どれだけあるのかの確認と、少しだけepisodeなどを羅列してみま~す!
さて、其ノ64の巻! これはどうしても抑えておかナイト(o ̄∇ ̄o)♪ そんな拘りです!

Gibson Custom Shop Historic Collection  Les Paul 1954
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これはどうしても持つべきモノなのです!?・・・(*゚▽゚*)

ここから暫しうんちくをペタリですね~(笑) まずはレスポールモデルの変遷から・・・!
レス・ポール氏関係は以前に紹介しましたので割愛です。

【1952年型】発売当時は、単に“レス・ポール”がモデル名でした。(出荷1,716本)
(この年に、ライバル?フェンダー社は『テレ(ブロード/ノン)キャスター』を発売)
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1952年に発売された当時、まだレス・ポール・モデルにはスタンダードの名称は使われず、単に“レス・ポール”がモデル名でした。
因みに、スタンダード”のモデル名が使用されるようになるのは1960年です。

1952年型の基本的なスペックは、ボディには2~3ピース(多いものでは6ピース)のメイプル・トップと、それに対して例外なく1ピースのマホガニー・バックを採用。
1ピースのマホガ二―・ネックに、ブラジリアン・ローズウッドの指板が載せられてました。

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同年型の大きな特徴は、上記のプロトタイプ同様に質量の大きなトラピーズ・テールピース/ブリッジ(ブランコの様な)の採用と、それに伴うネックのジョイント角1度という仕様。
これにより、歴代レス・ポールの中で最も弱いテンション感と、最も長いサステインを持つと言われています。

こうしたスペックに加えて、この時期の同社の標準仕様が盛り込まれています。
ペグはひとつの装飾リングを持つ、“1コブ”と呼ばれるプラスティック・キーストーン・タイプのノブを備えたクルーソンのデラックス・チューナー。
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ヘッドストック・フェイスにはホリー・ウッド・ベニアが接着されており、その中にマザー・オブ・パールによってインレイされた“GIBSON”の文字。
そして中央部分には、ゴールドのシルク・スクリーン印刷によって“Les Paul Model”の文字が添えられています。

22本打たれたフレットは当時の標準的なスリム・サイズ。
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シリアル・ナンバーは入れられておらず、1953年途中からヘッドストック裏側にスタンプされるようになりました。(~現在に至ります)

ふたつのP-90ピックアップはアイボリー・カラーのプラスティック・カバーに収められた状態で取り付けられており、同社初とも言える直線的なピックガードにもアイボリー・カラーのプラスチックが使用されています。
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実は1952年型といってもまだ仕様が安定していない部分も見受けられ、ごく初期のものとそれ以降のものでは仕様が異なります。その発売当初のみに見られる特別な仕様とは?
六角形のチューナー・ブッシュ、先端にいくに従って薄くなるヘッドストック。そして、ピックアップ・カバーに使用されているプラスティックは特に薄い。尚、1953年にはその後も継続使用されるものへと変更されます。

そして、翌年・・・
【1953年型】トラピーズ・タイプのブリッジ/テイルピースからバー・ブリッジ/テイルピースへの変更します。(出荷2,245本)

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早くもモデル・チェンジが行なわれ、トラピーズ・タイプのブリッジ/テイルピースから、アンカー・ボルトをボディ内に打ち込むことで強固なマウントを可能としたバー・ブリッジ/テイルピース(スタッド・ブリッジともマッカーティ・ブリッジ、ストップテールピース・ラップアラウンドテールピース等とも言われます)が採用されます。

やはり、レス・ポール氏本人をはじめ、当時のギタリスト達からもブリッジ・ミュートのし難さが指摘されたのだろう事は、容易に推測できます。
アルミニウムもしくはアルマグの鋳造加工によって製造されたブリッジは、2本のスクリューによって全体のイントネーションをある程度調整することができました。

このブリッジはトラピーズとは逆に、弦を上から回す方式、つまりブリッジ・ミュートが可能な形式となっています。(現在では、当たり前すぎですね)
それに合わせてネックのジョイント角も、1度から3度に変更されました。

これらの変更により、リア・ピックアップと弦の距離は52年型より離れ、ピックアップ全体の高さ調整ができない当時のP-90では、リアの出力が52年型より落ちることになってしましました。

そして翌年!コイツはその”54モデルのリューイッシユ(再販)モデルなのです☆彡
【1954年型】薄い初期型バー・ブリッジの厚みを増し強化します。(出荷1,504本)
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因みに1954年には、レス・ポールの上位機種である“レス・ポール・カスタム”と、スチューデント・モデルである“レス・ポールJr”が発売されました。

このレギュラー・モデルの仕様の特徴は、強度面に関してやや問題があった薄い初期型バー・ブリッジが、1954年の途中から厚みを増した事。
同じ年に発売された高級機種レス・ポール・カスタムには当初からチューン・オー・マティック・ブリッジが採用されていたのに対し、このレギュラー・モデルは、まだバー・ブリッジ/テイルピースが引き続き採用されていました。m

さてさて、コイツは?
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2005年2月に購入でした!

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ヒストリックコレクション・・・?
ギブソン社のカスタムショップの主力商品である、過去の自社の歴史的名器の復刻版のシリーズに付けられた名称が『ヒストリック・コレクション(ヒスコレ)』です。
ヒスコレはレスポールの場合、1952年~60年を復刻したものになります。
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ギブソンカスタム工場は音楽の都、テネシー州ナッシュビルにあります。
ギブソンUSA工場(レギュラー品を製造)の近隣に位置しており1994年に設置された部門になります。 カスタムの製品ラインは”ヒストリックリイシュー”、”カスタムコレクション”、”アーティストシグネチャー”、”クリムゾンシリーズ”の4つのラインで構成されています。主力となるヒストリックラインは、往年のロックシーンで活躍した1959年のレスポールスタンダードやミュージックシーンに功績を残した伝説のギター等が、卓越したスタッフの技術により細部まで復刻されています。

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細部に渡り丁寧に復刻されてますヽ(・∀・)ノ

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date 2004年9月17日!☆彡
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もう12年も経ってました・・・(@_@;)!

キンキラなゴールドですねぇ~☆彡
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レスポールは1952年にゴールドトップで登場。
そこから1958年初めまで続く57年仕様と変遷する間、レスポールにはゴールドトップしかカラーバリエーションがありません。実にわかりやすいですね(笑)

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そして付け加えると、1958~1960年まではサンバーストのみだったと言うことです。
1958~59年までのバーストカラーに現在色々な呼び名がありますが、元はチェリー・サンバーストだけなのです。
これは経年変化(褪色・変色)により変わってしまったと言うのが真相。
当時の価格は、265ドル(約95,400円/1$=¥360として)です。

1960年にレスポール・モデルは生産中止になりますから、それまでのレスポールをオリジナル・レスポールと呼んでいます。(因みに1960年仕様は変色がしないような塗装に)
そして1968年以降のレスポールは再生産(リイシュー)です。
なかでもオリジナル・レスポールの再生産品がヒストリックコレクションと言う事ですね。

ん~何故'54タイプなのか?
やはりこのラップアラウンドなストップバーテールピース(ブリッジ)なのです
ありきたりのチューン・オー・マティック・ブリッジに飽きたとか?
ん~やっぱりこのスッキリ感が良いのです(o^^o)♪ そしてお尻が大きく見えません?(笑)

チューン・オー・マチック・ブリッジ?(ストップ・テイルピース)
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このブリッジにテールピースのセットです☆彡一般的にはコレですね。

前にもありましたが、バーブリッジ(テールピース)のみの仕様はチューン・オー・マチック・ブリッジブリッジよりも調製範囲が狭くシビアなセッティングが困難であるところがデメリットだと考えられています。・・・が、サウンド的には他のブリッジよりも歯切れが良くなる傾向があり、また金属の総量を少なくできること、弦のテンションが柔らかいことが、サウンドのニュアンスとプレイアビリティの両方に影響なのです。
コレに『P-90(シングルコイルピックアップ)』のザリンとしていながらも、クリーミーでややファットなサウンドはヤミつきですわ(*゚▽゚*)

そして・・・
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これでもかぁ~と、ぶっといネック・・・v(^_^;) 
その後はドンドン削ぎ落とされ、スリムなネックに・・・ぽっ 歴史ですねぇ~(´Д`;)

購入後は密かに愛用☆彡・・・たまぁ~にライブに登場(・∀・)ナイス!
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随分前の画層でもペタリ(苦笑)

長年ギターやってますが、やはり思い入れなのでしょうねウィンク
例えるなら・・・
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過去に持ってましたが・・・☆彡

ん~最近では?
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・・・(@_@;) あれ?ソアラ 4.3 430SCV 電動OPEN  みたいな(^_^;)
あれれ~これの方が安いかも? 



余談ですが・・・カッタウェイ(Cut-Away)?
・ノンカッタウェイ
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・シングルカッタウェイ(レスポールもですね)
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・ダブルカッタウェイ(セミアコ335等)
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ツマリ・・・ギターなどでは高フレット(大体14フレット以降)を弾くとき、手がボディに邪魔されて弾きづらいため、プレイヤーが弾くやすくするために、ボディを一部、または全フレットの長さ分だけ、ツノのようにカットしたもののことを言います。
主にプレイヤービリティ向上目的に施されます。

通常、クラシック・ギターやマーティン製ギター、ウクレレなどのように、あまり高フレットを弾く機会がない奏法を用いるようなものでは採用しないことが多いのですが、フォークギターにおいてはシングルカッタウェイ処理が施されているものもあります。一般的にエレクトリックギターやエレクトリックベースではカッタウェイ処理が施されています。


さて、このレスポールギターの逸話になりますが・・・
この時期のモデルに関して、レス・ポール氏本人が「ギブソンは、ボディー材を間違えた」と言ったと残されています。
つまり、高い方のギターに安い材(レス・ポール・カスタムにマホガニー)を、安い方のギターに高い材(メイプル・トップ)を使ってしまったというのです。
確かに、今でこそホンジュラス・マホガニーの1ピース・ボディなど信じられない程貴重ですが、当時まだポピュラーで低価格であったモノ(事実、廉価版のスチューデント・モデルであるレス・ポール・Jrは、アーチこそ付いていないものの高級機種のカスタムと同じくマホガニー・ボディが採用されている)を高級ギターとし、より手の込んだ作業を必要とし複雑な音響特性を持つ積層構造が、レギュラー・モデル(後のスタンダード)に採用されていると言う事。これはやはり意味不明ですね~(苦笑)

その裏には・・・曰く!ボディートップがレギュラーはゴールド、カスタムはブラックの塗りつぶしで塗装してしまった為、品質に気付かないまま出荷し始めてしまい・・・結局そのままになってしまったのだと言うことのよう。
当時の商品管理がどのようなものだったのか?なんて・・・(^_^;)
後年になってレギュラー・モデルだけが塗りつぶしを止めてサンバースト・カラーに身を包み、その美しいトップ材を見せつけた事実を思えば、あり得る笑えないお話ですね。

因みに、1959年のモノは現在???(@_@;)
某雑誌にフルオリジナル状態が載ってまして、価格は25,000,000円だそうです。
ミントコンディションで、1959年レスポール・スタンダード($350,000≒2700万円)
生産出荷本数は 643本(THE GUITAR BOOK調べ) 
破損等も多いと思われますが、現存はいったい? ケンメリGTRかトヨタ2000GT並?(爆)
・・・良い夢みましょ(=-ω-)zzZZ乙乙






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Last updated  Nov 9, 2016 10:31:40 PM
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