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2005年12月23日
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テーマ: 言語の部屋(34)
言葉は 使う人 がいて初めて形になります。

時代や場所が違うと使う言葉が違います。




今は小学校にあがると文部科学省で選定された教科書を使っていますから、 日本全国どこに行っても通じる言葉 があります。

でも、その言葉は「 御上の決めた言葉 」です。

自然に使ってるので、意識なんてしてませんが、日本には現代のような共通語はなかったのですから、日本史から考えても「 東京語 」が共通語にならなくてもよかったもしれないのです。(例えば熊本弁が共通語になったりしても・・)

と言っても、外国人が日本語を学ぶときは「東京語」である、「共通語の教科書」で勉強しますが、住む地域によっては役に立たない表現も出てきます。

残念ながら、東京語が上にあって「方言」は下にされているのが現実です。

ブログでも相手の分かるように書こうとすると、方言では書けません。
(解説を付けて書くのは面倒です)

言葉にそのものに優劣はなくとも、不便さを感じれば言葉そのものが淘汰されるのは時間の問題です。

** 横道 **

また、言葉は優劣や正誤ではなく、 使う人口 によって変わっています。

以前「 職業語 」としてひとくくりにしましたが、間違っていても「1000から、お預かりします。」と言う間違いは直りそうどころか、定着しつつあります。本やテレビなどで再三指摘されているにもかかわらず、使用人口が増えているというのは、何かあるのです。

私はこれについて、「 1000円、お預かり致します 。」では語呂が悪く「 1000円をお預かり致します 。」では言いにくいところに問題があると考えました。
そこに「 から 」という言葉を入れたら 何となく心地いいから定着 しているのだと思います。

言葉の歴史から考えると、「 音韻 」の方が先行しているのですから、意味が違っていても、「音韻」の理屈では合ってるのですから、これもまた正しい言葉なのです。

*** 横道終わり ***

だから、方言を使う人が少なくなれば、その方言も減少して行くでしょう。


以前は日本語教師は正しい日本語をはなさなけれなならないと思っていました。( 今は思案中

しかし、日本語教師の中にはイントネーションやアクセントが出来ない人もいます。( 私もアナウンサーのようには話せません 。)

と言うのも、共通語には欠点もあります。
冷たい感じがするのは否めません。

それをカバーしようとすると、アクセントやイントネーションに支障を来たすのだと思います。



また、「 金子みすず 」の詩に「 みんなちがって みんないい
とありますが言葉では理解できても、みんなの違いを認めると言うことは難しいことです。

方言も日本語教育の中で認めていくのは難しいのです。

しかし、今の日本で使われている共通語は「東京語」を「日本の言葉」としたその背景には、政治家が日本人の言葉を一つにすることで、国全体を一つにまとめようとした意図があるので、方言を使わないようにするというのはその人自身の問題で強制する物ではないと思います。

ーーーー堅い話はここまでにして。



だから、私の中では言葉は自由であって欲しい。

言葉は言霊

使われている言葉は生きているのです。

人が使うから言葉は生きる

来年はどんな言葉を生かせるでしょうか。


希望の言葉・励ましの言葉・共感の言葉・笑いの言葉?

もしかしたら悲しみの言葉かもしれないです。しかし、全部「ぴすけっと発」の言葉・・。

自分の言葉に責任を持てるように成長していきたいと思います。


《編集後記》

実はこの「言語の部屋」はアクセスにむらがあるので、思い切って自分の気持ちをぶつけるのに使いました。(゚▽^*)ぁは☆
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。 <(_ _)>























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最終更新日  2005年12月23日 15時49分00秒
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