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2006年01月13日

civaka

先日のニュースに年収と結婚についての統計が出ていた。

私は常々、 統計は善し悪し と考えている。

あくまでも統計はその相関関係を示すものだから、 絶対的ではない 。
しかし、ニュ－スで発表されると説得力があって「そうか。」と思って、一種の思考的物差しになってしまう。

実は、これが日本人をむしばんでいる 「くくり」のトリック ではないかと思うときがある。数字には魔力があるというか、一度それを目にしてしまうと、手放せなくなる。

特に平均値は怖い。

平均値を求めると平均に達していないものと達している物がある。これは、当然なのだが、これを人間に当てはめるから怖いのだ。

そして、もっと怖いのがランキングだ。

しかし、現実はランキングや平均値を気にして生活をしている日本人が多いことも事実だ。

ある先生が言っていたが日本人の特質は、集団で一つの物事に傾く事だそうだ。

それを知っていたのか、小泉さんは郵政民営化の是非に焦点を絞って選挙戦を戦った。

話が大きく脱線してしまったが、 その価値観が芽生えるのはいつの頃 かと考えると、偏差値や通信簿にあると思う。

つまり、評定平均値によって選別されることを、子どもながらに実感するときだ。平均より高ければ優越感を覚えるし、低ければ劣等感を刻まれる。

・・・話は、ジャンプするが・・・・・。

今はローンという物があって、 現金が無くても物が買えるから 、給料が少なくても高級車に乗れるのが日本だ。
しかし、そんな時代ももうすぐ終わるのではないかとおもうが・・。

現在、日本において目に見えて貧富の差はない。

しかしもう少しすると、もう平均値だのランキングだの言ってられない人たちが必ず出てくる。

気が付くとあちらこちらで、それを思い知らされる時が来るんじゃないかな。

しつこいようだが、勉強はしないと駄目よ。努力を惜しんでは何も開いていかない。

civakaさんが言ってた通りに、どうしても 教えられたようにしか生きていけない 部分があるから、数字やメディアに振り回されないような教育を現場でして欲しいと思う。

少し前にＩＱよりＥＱだってあったけど、一時のブームだけの理論ではないよね。

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