日本語で話そう

September 5, 2012
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カテゴリ: インドネシア
ここはアマンジオ


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アマンとは世界に展開する高級リゾートホテルグループ。

それぞれの国のアマンに共通しているのは、特異な美しさを誇る自然環境や、シンプルでスタイリッシュな造り、また伝統に彩られ品格を備えた施設、プライバシーの保たれた小規模の客室数など、なんだそうだ。

ブータン旅行の時は、基本1日の費用がどこに泊まってもほとんど一緒なのだが、アマン・コラ(ブータンではコラ)とウマだけは別格で1日10万円かかると言われた。
どんなものかとその時の皆で、人里離れた田んぼの中に伝統家屋を模したのに中は超豪華なそのホテルに興味本位でお茶だけ飲みに行ったことが有る。
食べたケーキとコーヒーは東京のウェスティンホテルと変わらぬおいしさ。
そこだけはブータンに有ってブータンではない世界だった。

ジョグジャカルタのアマンはアマンジオ。
ブロ友の もあさん が、宿泊記事を上げていたのを見て、いつか行ってみたいと思っていたが、なんと友人が頼んでくれたボロブドゥールツアーに、泊まりではないが、アマンでの昼食というのが付いていた。

なんとラッキーな。
憧れのボロブドゥールに憧れのアマンジオがもれなく付いて来た。

そういうわけで、ブランバナンの後、ボロブドゥール観光の前にアマンに寄ったのである。

上の写真は、アマンのレストランの入り口。
ボロブドゥールの石積みを模した建物の階段を昇り、ガラス窓のない吹き通しの大理石のレストランを抜ける。白く光っているその先に有るものは?





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わかるだろうか。
大理石の柱と白い傘の間、空と遠くの山と緑の森の間に見えるのがボロブドゥール。

「すごい!なんという景色、なんと素晴らしい居心地」
2人の演奏者が奏でるゆっくりしたガムランの音楽が流れるレストランで、ボロブドゥールを見ながら食事をした。
レストランにいるのは2、3組の欧米人家族のみ。

ここはお金持ちの世界なのだろうなあ。

「もうここに居たい。ボロブドゥール行かなくてもいい。泊まれば良かった」
友人がこれまたホテルオークラと変わらぬおいしさのケーキを食べながら夢心地でつぶやいた。

「私もここでツアー終わってもいいかな」

と思わず言ってしまってから、はたと夢から覚めた。
だめ、だめ。友人はボロブドゥール2度目だけど、私はまだ行ったことが無い。

何の為に500円玉缶開けたのだ。

インドネシアとインドネシアの狭間に有ったヨーロッパ。異次元世界。







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Last updated  September 5, 2012 09:05:55 PM
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