日本語で話そう

August 26, 2016
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カテゴリ: スイス旅行



インゴ、自分だけビールを飲みたいのでカーチャの運転でボーデン湖とザンクトガレン見学。
予定では自分達で電車で来る予定だったのでイタリア逃避の時スイスパスを使い切ってしまうことに躊躇したのだが、車で連れて来てもらうなら結果オーライであった。

「さあ、レイクコンスタンツに行こう」と言うインゴ。そこどこ?
「ボーデンズィ(湖)を英語でそういうんだよ」とうそぶくインゴ。カーチャが「そんなの聞いたことがない」と言う。
どこまでも我が道を行く教授であった。

1時間ほど車で走って先ずはザンクトガレン。日曜日のその街はお店が全部閉まっていてがらんとした通りを観光客だけが歩いていた。
世界遺産の大聖堂と横に建っている旧修道院。修道院の内部の図書館はグーテンベルク時代の書物が天井までぎっしり詰まっていて圧巻だった。一切の物の持ち込み、写真撮影もダメ。靴の上からスリッパを履くほどの見学なので写真はない。

その修道院発祥の亜麻織が伝統のレースに発展したという。布生地大好きな私がテキスタイル博物館に行きたいと言うとカーチャも「行きたい行きたい」という。渋々付いて来た男2人、やっぱり興味ないと見えた。インゴなどアート部門のベーコンを模したファッションスカーフだけしか頭に残っていないようで、その後も事あるごとに、ベーコンベーコンと茶化していた。

少し車で走って、レイクコンスタンツ、いやボーデンズイー(湖)。なぜインゴがコンスタンツというかというと、ボーデン湖はドイツ、スイス、オーストリアの国境になっている。一番くびれている所にドイツのコンスタンツという町が有るのだ。街はこちら側にスイス部分も持っている。その町の名前をクロイツリンゲンという。旅の2日目にラインの滝観光の時、シュタイン・アム・ラインから足を伸ばして電車で来て夫の「電車が来てるよ」の声でとんぼ返りした駅のある街だ。
おや、観光案内に成ってしまった。

ボーデン湖
ボーデン湖 posted by (C)灰色ウサギ

もう8年ぐらい前、インゴとお同じ文部省招聘のプログラムでドイツからのポストドクターをホームスティに受け入れた。彼の行っていた大学がコンスタンツ大学。お土産にもらった「ボーデン湖」という分厚い写真集をいつも見ながら、いつか行ってみたいと思ったものである。

ボーデン湖
ボーデン湖 posted by (C)灰色ウサギ






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Last updated  August 26, 2016 02:19:03 PM
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