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ブリトニーの家のクリスマスツリー、前回は途中だったが今回はちゃんと完成していたので直したスマホカメラで撮った。 エスプレッソコーヒを飲みながら話題が茶葉の種類の話になった。 ブリトニーが、「コンブチャ飲んだことある?」と聞いてきた。 「昆布茶?シーウィード(海藻)から作るの?」と聞くと違うという。2人でスマホで検索すると日本の昆布茶とは違うらしい。 「飲んでみる?」と出して来た。 どうやら一時流行った紅茶きのことやららしい。パイナップル味だって。味つけなきゃ飲めないシロモノなのか? コップに注ごうとして彼女瓶を見て言った。 「あ、明日で賞味期限が切れる」 あっけらかんとしている。 もう、こんなんばっかりじゃない。 そういえば昔、私の日本語の生徒の韓国人ゼリンさんが新婚時代、新しい韓国料理に挑戦しては一番最初に私に食べさせて、私を実験台にしていたことを思い出した。 いかにも怪しそうな紅茶きのこの瓶だ
December 12, 2019
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またちょっと台湾旅行記休んで、今日は手紙について。 私は手紙はよく書く方だと思う。 娘達へ、モンゴル留学生へ、友人達へ。 だから外国に行くとまず最初に空港か街の郵便局で切手を買う。それが多分入国審査を除いてはその国の人と外国語で話すスタートになることが多い。 以前にも書いているが、私には80歳を超えるアメリカに住む韓国人のおばあちゃんペンフレンドがいる。以前オレゴンから受入した留学生のハルモニ(おばあさん)だ。 先日久しぶりに手紙を貰った。大体書いてあることは長いこと手紙を書かなくてすみませんから始まって、家族の消息、2人のひ孫のこと、私達家族が健康でと、いつも同じ内容。そうだろうな。その歳では旅行もそうそう行かないだろうし、行動も限られる。 私はというと旅先からの絵葉書や日本から出す手紙には必ず日本の風景の絵葉書を1枚入れる。少女時代に住んだ日本を懐かしく思い出してもらう為に。 流石におばあちゃんの字は年々読みにくくなって来た。筆圧が弱くなるのだろう。 でもこうやって書いてくれることは嬉しい。 返事を書いて、ついでに日本人の友人に手紙を書いた。あれれ、漢字が思い出せない。字が汚い。落ち着いて書けない。 うーん、歳をとるってこういう事とそんなところでも納得。 娘が神戸から取り寄せてくれたクッキー。 美味しい。
November 27, 2019
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台湾旅行記の途中ではあるが、台湾から帰って来てから色々有った。 大体旅行記は防犯とか色々諸事情が有ってリアルタイムには書けないものなのであるから。殆ど帰ってからの記事になってしまう。 よって次の記事が押してくる。 今週の日曜日は某大学の棒倒しを観に行って来た。正式には開校祭。 某大学と書いたが、今時、棒倒しなんて過激なイベントをやっている学校はここしかないだろうから、どこか直ぐわかる。 もちろん棒倒しだけではない。クラブ展示、模擬店、音楽、茶道など一般の大学と変わらない。ミスコンはミスターコンになる。特徴は容姿だけでは無く訓練テストもあるらしい。なんと言っても圧倒的に男子が多い。 校舎も開放。親や彼女達がいつもは入れない寄宿舎のずらっと机の並んだ勉強室を訪問していた。 ここの学祭は近隣住民にものすごい人気で校門から校舎のある位置迄長い列が出来る。 トナカイの真似 他と違うのは観閲式での一糸乱れぬ行進と飛行機が飛んで来る祝賀飛行が有る事。 我が家の子供達の展示「モンゴル」と韓国留学生の展示を見た。韓国語で会話出来てちょっと嬉しい。もちろん学生の方が完璧な日本語話すけれど。 肝心の棒倒しはミーティングが終わってグランドに着いたらもう我が家の子の隊は早々と負けてしまっていた。残念。 決勝戦のみ見学。 棒倒しは物凄い格闘技。こうやって体を鍛えて、災害救援とか国防とか働いてくれるんだろうな。 ホームステイ受け入れは本当に自分では経験できない世界を教えてくれる。そして世界や平和について考える機会を与えてくれる。 「韓国語上手ですね」と言ってくれた留学生の彼の国の制服を着た凛とした姿と笑顔が忘れられない。彼らが居にくい場所にならない事を願うばかり。
November 20, 2019
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「ちょっと聞いても良い?クッキーの賞味期限が切れたのが貯蔵庫の奥の方から出てきたけれど、これって食べられる?」 ブリトニーに聞かれた。 見ると確かに切れている。 「消費期限じゃなくて賞味期限だから、開いて見てカビとか生えてなきゃ大丈夫じゃない?」と答えた。 ジンジャーレモンティのお湯をニトリで買ったと言うヤカンからカップに注いでくれてから、クッキーの箱を開け始めた。 う、私が毒味なの? 5個入りのソフトクッキー。 2人で一個ずつ食べた。 帰り際に、彼女そっと1個私の方に寄越した。 「No,thank you」彼女の方に戻す。 彼女、ニヤッと笑ってこっちに押し戻した。 死なば諸共ってことね。 お土産にもらって帰って来た。 「お土産貰った。あげる。」 夫にあげた。
November 1, 2019
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クッキングクラスといっても生徒はわたし一人。 先生はメーガン。 イタリアに長く住んでいたメーガンが本場のピザの作り方を教えてくれるという。 アメリカ人の料理は缶詰とか下ごしらえのしてある簡単食材を使って作る割に、調理器具は凄いのを揃えてある。 小さいのは軽量スプーンから、パスタやパン生地も作れる撹拌器までいっぱい有る。まあ狭い日本のキッチンには入りきらないほどの鍋釜類だ。 こんなのが有れば、ピザ生地なんてすぐ出来ちゃうよね。欲しいなと値段を聞いてみたが、高い。やっぱり手ごねで我慢しかないか。 メーガンの家には、イタリアで拾ったという2歳の雌の猫がいた。ものすごくシャイで最初は2階に隠れていたが、途中で降りてきて遠巻きに様子を伺っていた。 こういう時はこっちも適度な距離を保ち、ちょっとだけ興味があるよという態度をするに限る。 サラダドレッシングを作って、ピザ生地の第2発酵をして、ピザソースを作って、アップルパイを焼き始めた頃。 少しずつ間合いを詰めて来た猫が遂に足元にすり寄った。 そう、デッカは車の下から拾われた時、病気で弱っていて、目も見えなく助かる見込みもなかったのだとか。片目は失ったけれど、メーガンのおかげで一命を取り止め、これから日本で暮らしていくのだ。
October 23, 2019
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メーガンの義理のお母さんが日本に訪ねて来て2週間いると言うので、じゃあ日本家庭訪問ということでお昼うちで食べない、誘った。 魚は食べられないと言うので、ビシソワーズを夫が作って、メインの私の十八番のポークリブを出した。 とっても気さくな人で、シアトルの話、マウントレーニアの話、色々話した。 日本を楽しんでくれたかな。
September 25, 2019
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日曜日は鎌倉へ行った。 「竹のお寺に行ってみる?」と聞いたら行ったことないと思うから行こうと言う。 いやにバスが進まないと思ったら鶴岡八幡宮の例大祭だった。 報国寺と浄妙寺に行く。 「僕はカフェインだめだからコーヒーも紅茶も飲まない」と言うのに、目の前に抹茶が出されたら、美味しいという。どこまでも我が道を行く彼であった。 鎌倉から帰って来て夕ご飯を食べたらまたカードゲーム。 そしてその日もルール変更。 「ああ、この家は自分の家と同じでリラックス出来るなあ」という言葉を置き土産に帰って行った。 次はいつ会えるのだろうか、互いに歳をとって長時間の飛行機移動もきつくなってきた。 彼の滞在中、テレビ電話で話した彼の家族とこちらの家族。彼らの娘たちと我が娘達へ交流を引き継ぐのもそう遠くない未来にある。
September 20, 2019
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来客があるとなかなかブログも更新できない。 土曜日の朝から、ドイツ人のセバスチャンが来ていた。北海道と京都と東京大学で学会や仕事があるので来日していて、最後に息抜きにうちにやって来たのだ。 もう家族ぐるみの付き合いだから、こっちもリラックスして3日間楽しんだ。娘達も彼のデュッセルドルフの家には行ったり来たりして仲良くなっているので、週末は我が家に帰って来て一緒に過ごした。 昭和の時代に東大で教鞭をとっていたので、ぺらぺらでは無いが、日本語も話せる。今回はだから基本日本語での会話。 時々英語、時々娘とドイツ語。 夜、自分で考案した2組のトランプを使ったゲームをやると言うので5人でやった。 ルール説明は日本語では難しいと見えて英語で。 じゃあと始めた途中で、「あ、ちょっと待って」とルール変更される。 再開。何だか手持ちのカードがどんどん増えていくよ。持ちきれない。 「じゃあルール変更しよう。引くカードは一枚ね」 2回目のルール変更。 再開。手持ちカードが無くなった人は見学者になってしまった。「何だかおかしくない?」 「じゃあ、出したカードと取り替えてもいいことにしよう。」 3回目のルール変更。 彼、大学学部長である。 夕ご飯の時、今は酔っ払うからビールは飲まないことにしていると、ドイツ人らしからぬことを言う。 ゲームが始まると、「ビールある?」「麒麟が良いかな」 さっき飲まないって言ったじゃない。 自分の手持ちカードを読まれ始めると、隣に座っている長女にドイツ語で何か話している。 「こらこら、わからないからドイツ語禁止。英語か日本語で」 結局その夜はルール変更4回もして、ビール2本飲んで、12時頃までカードゲームをしたのだった。 いつもの得意の自家製握り寿司とお土産のモーゼルワイン。 ウサギお酒に弱いからモーゼルとかラインの甘口白は好きだ。
September 16, 2019
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バージニアビーチにいるクリスティンからハリケーンの被害で、隣の家の大木が彼女の庭のプールに倒れて来た写真を送って来た。 翌日日本に台風15号がやって来た。 翌々日彼女から電話で、被害が有ったかどうかお見舞い電話が来た。 「被害無くて良かったね」 お互いに話す。また次の日の夜中、 「何しているの?」とメッセンジャー。 ちょうどやっていて行き詰まった数独の写真を送ったら、真ん中の3を消してやり直してと指示が来た。 3をやり直す。5分後、「進んだ?」と聞いて来た。 そこまで進んだ画像を送る。 「グレート」褒められた。 ギブアップして寝ようと思ったのに寝られなくなった。 数字苦手なのよ。
September 15, 2019
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モンゴル留学生が短い夏休みに突入した。 学校を出るギリギリまで忙しかったようで、10分でスーツケースに荷物を放り込んで学校から帰って来た、ぐちゃぐちゃの中身を我が家の居間で広げて入れ直している。 ところが、2人、学校を出る直前に1人が待ち合わせに大幅に遅れたと言って日本時間にしっかり適応しているもう1人と喧嘩になったらしく、そのまま我が家にやって来た。明らかに様子が変なので「喧嘩してるでしょ、どうして」と聞くところから始まり、仲裁開始、というよりこっちが楽しくないから仲直りしてねと懇願。 結局、それぞれの用事を済ませてから横浜で空港に向かうリムジンに乗るまで意地を張ったまま互いに口をきかない。 最後に「バスターミナルで集合して、ちゃんと同じリムジンに乗りなさい」と両方にメールしてばらばらに送り出した。 さて、切符売り場から来たメール。 「2人でバスに乗りました。仲良くしてるから心配しないでね」 どうせならもっと早くに仲直りしてよね。まだまだ子供の我が子のような2人だった。 台風が来る前なのに嵐が去ったような気分。 前々日妹のお見舞いの帰りに買った「葦」のケーキ。 こんな小さくても年中ダイエット中の身には罪悪感。
July 28, 2019
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2人のモンゴル留学生7月は学校が忙しくてなかなか家に来られらない。 だから、夜の勉強終わった時間に時々メッセンジャーでやり取りする。 かなり良く出来るようになった日本語だけど、まだ時々文法的間違いとか、漢字の間違いをするので、その都度米印を付けて直す。 素直な子達で、「直してくれてありがとう」といつも言う。 若い頭だから、途中で気が付いて私が直すよりより先に自分で米印付けて打ち直して来たりもする。 冗談なんかも、もう瞬時に受け答えできるから、ポンポンとやりとりしているうちに、私が漢字変換ミスすると、あっちがすかさず米印付けて直して来たりする機知に富んだことも出来るようになった。1本取られることもあるこの頃。 先日は山登りをしたらしい写真を送ってくれた。大変だったでしょう、と聞く私に、楽勝だったと言う。「流石です」と打ち返したら、「え、どこ」と返ってきた。 落石が写り込んでいると思ったらしい。 流石の彼もこの漢字はわからなかったようだ。勉強ではN1 合格の常用漢字だけではなく、この先当て字や当用漢字に出会うこともあるはず。 日々勉強。 先日ペッパー君に出会った。彼のAI も日々成長して行ってるのだろうか。
July 24, 2019
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シンガポールに住む友人から一時帰国したのでお土産渡したいと電話があった。 小さい子がいるのでレストランより我が家が良いだろうと我が家に呼んだ。 この頃の若い人の子育てにはほんと感心する。ウサギの若い友人達は皆、それぞれ個性はあるけど、上手に子供を育てている。 あ、また忘れるところだった。タイトルのM&Sはいつも記事にしている私の好きなイギリスのスーパーマーケット。お土産にそこのジャムを貰った。 「シンガポールって特産のお土産ほとんどないのよ」 うん、知ってる。 シンガポールで会った時の話、ご隠居とシンガポールに行った時彼女はアメリカに居たので会えなかった話、おっとりした彼女のゆったり子育てを見ながら、話が弾んだ。 日本語ボランティアしていた頃のしりとりカードを引っ張り出して来て遊んだ写真。
July 14, 2019
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朝、夫と連れ立って出かけた。ドレスコードはセミフォーマル。 劇場に設定されたセレモニー会場で招待客用の名札をもらいエスコートされた席に座る。 昨夜遠くから来て宿泊していた組みと同じ列。もう何度目かの出会いで顔見知りで互いに話が弾む。 そうしているうちに友人達もやって来た。 会場がいっぱいになった頃式典が始まった。 スピーチってこうやるんだなと自分には必要ないけど感心して勉強になった。 その後、レストランでレセプション。ブッフェスタイル。知り合い達と話すためにジュースの入ったコップ片手に会場内を泳いでいたらほとんど何も食べられず、お腹が空いた。 一度家に帰り、疲れたので普段はしない昼寝をした。 また着替えて出かける。ドレスコードがわからない。ジーンズじゃなきゃ良いと言ってたよね。会場に着いたらプライベートパーティなので主賓もアメリカ人達もカジュアル。しまった。夫は背広だ。でも、ホストの温かさでそんなことでどうでも良くなる。 今度は昼間のセレモニーの時よりもっと近い関係の人が集まるパーティー。 話に、写真撮影に、夢中で最後の方に干からびて外が硬くなったサンドイッチを食べた。 私の知ってる人達は皆、クリスティンと出会ってから、彼女が引き合わせてくれた友人や知人達だ。アメリカ人も日本人も。 パーティの間に何度も何度も彼女とハグして、旦那さんともハグして再開を約束して、夫はゴルフの約束をして別れた。私の人生の後半を彩ってくれた特別な友人。ハグしながら涙が出た。 きっと今頃リビーと共にアメリカに着いた頃だろう。 新しく買った広大な家に日光観光で買ったレインチェインが取り付けられた写真が送られてくるのを楽しみにしよう。 前夜、お客のためにコックさんと一緒に作ったという96個のカップケーキの写真がメッセンジャーで送られて来たが、ちゃんと会場のど真ん中に置いてあった。 最初にこれを崩す勇気が誰も無くて、結局主賓が一個取ってからみんな取りに行った。 めちゃめちゃ甘かった。
July 12, 2019
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クリスティンとの最後のクッキングクラス。 ガランとして荷物が無くなった部屋には家にもともと付いているソファーやカップボード、ダイニングテーブルが残るのみ。 飛行機で移動する犬のリビーちゃんの大きなケージが置かれていた。慣れさせるためにここで寝ているのだろう。もう既に水飲みとタオルなどが敷いてあった。2年ぶりの飛行機移動だ。日本に来た時はライトニングと一緒だった。彼はもういない。 クッキングが終わり、サンドイッチの昼食を済ませ、リビーに頬ずりして別れた。 クリスティンとはまだセレモニーで会うけれど、リビーとは今日が最後。 正式名Liberty,自由の鐘と同じ名前。 毎日レセプションやフェアエルパーティで忙しい彼女の代わりに留守の時にリビーちゃんに誰かが餌をやっている証拠写真。
July 1, 2019
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なにかと大変なうわさも有るとか無いとかの防衛大学 一応協力家庭になっているので年に3回程学校に行く事が有る。 その日は学生と昼食を共にする日だった。 その後、協力家庭と学校の懇談会 協力家庭の今年度の留学生の卒業パーティについての話などなど。 うちのモンゴル学生は時々家に来ているが、ウサギ夫婦、学校で学生に会えるこの日を楽しみにしていた。 ところが..... 前日電話がかかってきて、日程忘れていて、その日在留資格更新の為の外出申請しちゃったので学校にいないと言うのである。 「嘘でしょ、じゃあわたし達は誰とご飯食べるの」 2000人も一緒に食事をする食堂で、その日は真ん中の列のテーブルに留学生と協力家庭が向かい合わせに座って食事するのである。 その席は決められていて、自分の受け入れ学生がそこまでエスコートするから、席は迷わない。 でも、今日2人ともいないんだよね。 どうやって席を探すの。目の前に誰もいなくて寂しく食べるの? 戦々恐々、構内バスを降りると、学生が何人か待っていてそれぞれのホストファミリーをエスコートして食堂へ。ウサギ夫婦2人で歩き始めると、つと以前から顔見知りのモンゴルの下級生が1人寄ってきて、「先輩に頼まれているので私がエスコートします」 ちゃんと頼んでおいてくれたのね。 彼のホストファミリーも居るのに、そちらはもう1人に任せて私達に付き合ってくれたのだ。 うちの子達は居なかったけれど、本来ならご飯が盛られたトレイだけが置かれた空席と差し向かいで食べるはずだった昼食。エスコートしてくれた後輩と話が弾んだ。素晴らしい生徒だった。 頼んで出かけたうちの子も、付き合ってくれたよその子にも心が温かくなった1日。 このウサギの席に有ったてんこ盛りのご飯、そっと目の前の少ないご飯とすり替えた。 うちの留学生、我が家に来ると私達のご飯もよそってくれるが、てんこ盛りでまあるく整えるのである。いやあ、この歳でその炭水化物の量は流石に遠慮したい。
June 17, 2019
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バスを途中下車して降りた場所は田母沢御用邸記念公園。 大正天皇が静養したり、上皇が疎開されたりした場所だ。物凄く広大な日本邸宅と庭園といったところ。 金の金具の釘隠しや豪華な絵の襖や見事な欄間装飾が匠の技を見せていた。 庭園には背の高い九輪草が咲いていた。 九輪草ここで見れば良いじゃないと思うかもしれないが、やっぱり森の中に咲く自然の九輪草の見せる姿には勝てない。 遠くで鳴っていた雷が近くで聞こえるようになった。気が気じゃない。 朝、山へ行くバスから朱塗りの神橋をクリスティンに説明した。帰りはしっかり覚えていて必死にバスの中から写真を撮っていた。 雷怖いから「降りてみる」とは聞かない。 神橋、日本人はただの橋だけと思うかもしれないが、外国人は皆、たった10m程のこの橋に取り憑かれるらしい。伏見稲荷の鳥居とか日本的な紅色が良いんだろうか。 この橋の良さはウサギは昔ギリシャ人の友人から教えられた。
June 15, 2019
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日光翌日 旅行前から友人が、中禅寺湖の反対側湖畔に咲くこの季節しか見られない九輪草が見たいと騒いでいた。天気予報は午前中から雷。雷恐怖のウサギ。行きたくない。クリスティンは、はなからお任せなのでどこに何しに行くか直前に聞くぐらいだ。 ホテルで朝食を食べ、荷物を預けて先ずは中禅寺温泉行きのバスに乗った。財布と傘と防寒具だけ手に持ったクリスティンの財布と傘は結局私の手提げに入れることになった。 赤沼で季節バスの自然保護の為の電気バスに乗った。林の中の一本道をそろりそろりと進む。 最終バス停で降りるとなんと山の家で聞き慣れた春蝉がワンワンと鳴いていた。これ多分聞いたことが無い人にはわからない状況。夏の蝉の合唱とは全く違う。 そして真っ白いズミの花が咲いていた。これも山の家の周辺と同じ。標高がほぼ同じなのであるから。 バス停から林を抜けて中禅寺湖畔の千手が浜まで10分歩いた。 男体山が湖に影を落とす。 吊り橋を渡って、九輪草の群生地。赤、白、ピンクなど色とりどりの九輪草が小川や池の淵に咲いている。 小川の水にその姿を落とす様子が何故かギリシャ神話の「ナルシス」を思い起こさせる。 さて、雷が気になるウサギ、心が早く帰ろう早く帰ろうと急いでいる。 再びズミと春蝉の合唱の中、電気バスで乗り継ぎ所。 なんとか天気は持ったか。でもいろは坂辺りで仰ぐ山の彼方の空は黒く曇り始めていた。 東照宮の少し手前、田母沢旧御用邸でバスを降りて見学。
June 13, 2019
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話がポンポンと進んで日光1泊旅行をすることになった。 急に決まったのでホテルがいっぱいで3人一部屋で泊まることになった。 最初の日は日本人2人は何度も行っているが行ったことが無いクリスティンのために東照宮、二荒山神社、輪王寺を見学。 三猿、眠り猫、想像して描いた象など見て陽明門へ。未完成を表す一本逆さまの図柄の柱に説明がなかなかに難しい。 霊廟という英語の発音をど忘れして教えられる。 などなど有ったが、私の好きな静寂の場所に連れて行かれて良かった。
June 12, 2019
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Facebookで18年前にうちにホームステイした子が(もう大人だけど)仕事で名古屋の方に出張で来ていたことが分かった。 「日本に来てるんだね」と連絡すると、「1週間の出張で、帰りは成田から帰国だから、東京で会いたい」という。 ご隠居と浅草に会いに行ってきた。 雷門の前に着くと、日本の支社の人に付き添われて立っていた。アメリカから一緒に来た他の同僚は人力車で観光中だという。 私たちに与えられた自由時間は1時間。 参道のお土産屋さんで娘と息子へのお土産を買って、喫茶店で互いの家族の近況報告してあっという間に時間が過ぎた。 実は「18年前の」と書いたが、彼女は16年前にも韓国旅行の前にちょっと我が家に立ち寄って居るし、私がオレゴンに2回行った時も時間を作ってくれて会っている。 それでも、話は18年前のホームステイの時の思い出に戻るのだった。 「暑い夏、奈良に行ったよね。あなたは暑い、お腹が空いた、暑い、喉が渇いたって言ってしょっちゅう喫茶店に入ってたよね」 「うんうん、寝台車で行ったから全然寝られなかった」 時が飛ぶように経っても、私の生活の中にはかつて受け売れた留学生たちが昔のままの心で時々現れてくれる。
June 2, 2019
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夜、勉強していたら電話が鳴った。クリスティンから、旦那さんがcentipedeに刺されたどうすればいいとい聞いてきた。ウサギその単語なんだっけと一瞬考える。「なんだっけ」と言うと「Mukada」と彼女が答えた。 うーん、もっと分からない。 そしたら、今度は写真送って来た。 ひゃあ、百足だ。 「それで死なないけど、医者行った方がいいよ。腫れて痛いよ」 ということで、医者にいたらしい。 20分後に報告して来た。 「飲み薬と塗り薬もらった。centipede袋に入れて持って行ったら医者が飼いたいって言ってた」だって。 旦那さん、今日は来客接待有ったはず。役に立ったかな。 勉強中に英単語一個覚えた。 流石に百足の写真はグロテスクすぎて載せられないので我が家のテーブル。
May 28, 2019
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誕生日ではないけれど、誕生月だったので、クリスティンがご馳走してくれると言うから、前2人で行ったインドカレーの店に行った。 食事後懲りずに2人でまた港の公園にピエールを見に行く。前より綺麗に咲き誇っていた。ロイヤルファミリー花壇というのが有って、プリンセス愛子とかハーマジョスティとかの名のついた薔薇が咲いていた。 「リビーに会っていく?」と言うから彼女の家に寄った。もうすぐアメリカに帰っちゃうので家の中は荷物が無くなってガランとしていた。 ラブラドールレトリバーのリビーとしばし遊ぶ。リビーともそろそろお別れ。寂しくなるなあ。 リビーにハグして、リビーにキスしてもらって別れた。
May 18, 2019
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この頃、モンゴルの学生が家に来ると日本の歌の歌詞を書いてあげるせいか、生活の中で何かすると歌の歌詞が出てくる。 朝になれば、365日 〜♫とか、どこまでも歩いて行こう♫とか。 若い子はいいなあ、異国の言葉で有ってもいっぺんに覚えてしまう。その頭を取り替えたいぐらいだ。あ、ちなみに私は音痴だから人前では歌わない。 昨日は遠くのクリニックで予防接種を受けてそのままローラの家に行った。彼女、昼食を用意してくれていた。日本で彼女に会うのは最後だ。ターナーとテディ2匹の犬は先にアメリカに旅立って行って居なかった。 家具が無くなってテーブルだけになったガランとした部屋でサンドイッチを食べて別れを惜しんだ。 人に出会い、人と別れる。アメリカでは青葉の季節が別れの季節。 写真を整理していて2011年にパリで撮ったノートルダムの薔薇を見つけた。無事なわけないよね。無事だったらニュースになるものね。
April 18, 2019
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前日になってクリスティンからメールが来た。暇だからランチしましょうと。 もう一人メールをpcでしか見ない友人も行くことになって、彼女は時間がないから途中解散すると言う。 場所の打ち合わせ、時間の調整、3人でやっていたら互いのメールが前後して噛み合わない。 私のスマホ使って英語で打つ速度も遅いというのもあるけど。 朝まで調整していてさあ出発。 私が乗っていた電車を待ち合わせのために一旦クリスチンの乗る駅で降りると、彼女からメール。今電車乗ったけどウサギさんいないよ。だって。 ホームで待つと言ったじゃない。 そんなこんなで結局鎌倉で集合。 桜見物の人混みを避けて、だれもいない「苔寺」へ。 静寂
April 6, 2019
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若い子は面白い。 それが日本の若者世界を知って日が浅い、その上学校と学寮の世界しかほぼ知らないとなると、何がかっこいいかはすぐ側の先輩を見て判断するしないのだろう。 春休みで、我が家にやってきた2人のモンゴル留学生のうちの1人が「私が」と言うところを「わしが....」と話す。どうやら同室の先輩に大阪弁を使う人がいるらしい。本人もそれは認識しているらしいがカッコいいと思ってか頻繁に使う。 「お願いだからお母さんには(私)か(僕)か百歩譲って(俺)にして」と頼んだ。 そう伝えた後日の話 我ら夫婦、夫の昔の会社の人たちと時々会食する。その中に友人のアメリカ人の旦那様も入っている。次回の会食をLine グループ連絡していたら、いきなり話題の違う会話が飛び込んだ、そのアメリカ人から。 「これ絶対送り先間違えてるよね」とご隠居と話していると、追いかけて2通目が入って来た。 「わしのところには来てないんだ」 それを見たご隠居とウサギ大爆笑。 おいおい、広い世界を知っているあなたも「わし」を使うのかな。 実は今時の流行だったりして。 若者世界を知らない私たちだけが知らないのかな。 追記 そのアメリカ人からのラインはやっぱり他への送り間違いでした。「わし」で通じる世界への。 野口久光 「シネマグラフィックス」展
April 3, 2019
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BBQするからと夕食に誘われて夫と2人で行って来た。 この寒いのに庭で肉を焼くという。寒いだろうなと思ったら、肉だけ外のグリルバーナーで焼いてディナーは、ちゃんと4人分のテーブルセッティングされた食堂でだった。 サービスディッシュは濃紺、ディッシュは金縁、孔雀折のナプキンは濃紺。ちょっとステキ。 ところで、アメリカ式はいつもだいたい食前酒タイムが有る。だいたい立って飲む。 なにが言いたいかというと、その夜、ウサギはベットの中で足が攣ったのである。 体重を支える時間が長いと大変。 運動不足だなあ。 デザート
March 22, 2019
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前回書いた卒業パーティー 実は最後の逆転劇が有った。私たちがパーティーに出席すると聞いて出たくなった彼ら、結局あれから再度先輩に出席を申し込んだんだそうだ。怒られたそうだが、出席を許可された。 既に席順決めていただろうホストファミリーの世話役の方には本当に申し訳ない。 パーティー会場で同じテーブルに着席した。 そのテーブルにはタイの留学生達もいた。 皆すごくフレンドリー。 パーティーが始まり、来賓挨拶が終わり、乾杯が終わる。皆自分のテーブルの面々と乾杯した後、学生たちは一斉に席を離れて、まずは卒業の先輩のところに、次は来賓や教官や教授に、そしてもうその辺の友達誰でもというように飲み物のグラスを持って会場を彷徨う。 あっちこっちのテーブルにポツンと取り残されたのはホストファミリーと卒業生の来日家族だけになった。 料理は中華コースだった。フレンチコースだったら会場泣かせになるんだろうなと思いながらあっけにとられたウサギだった。そのうち顔見知りの留学生達も我らに挨拶に回って来た。 隣の席のタイ留学生達もフレンドリーで覚えた日本語で必死に話しかけて来て可愛い。 宴が進み。 最後は壇上に卒業生が25人登って校歌や日本の歌を歌った。 「お母さんビデオ回して」と我が留学生に頼まれたので、壇の下でスマホをかまえる。そうするうちにバラバラと在校生達も先生も壇上に登り、肩車して歌う列に次々加わっていった。最後は200人を超える学生が壇に登ったので有った。 紅潮した皆の顔が眩しい。 そして、卒業生たちと家族は数日、日本観光をして国に帰って行くのだろう。 彼らの未来にはそれぞれの国を守るという明確な目的と重い任務が待っている。
March 19, 2019
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そろそろ卒業式も終わりかな。 桜はまだだが我が家の庭には白い辛夷が咲いた。 留学生の受け入れ行事で卒業式後のパーティーというのがある。我が子の卒業式に参加する為それぞれの国から両親や兄弟、恋人まで来日する。彼らを招待して一緒に祝ってあげるのだ。協力家庭がお世話する行事である。 去年は初めてで知らなかったから、4年生以外の親は参加しないのかと出席しなかった。そうしたら、うちのモンゴル学生2人は参加したのだというじゃないか。 他の家庭は日本の親が一緒なのに可哀想なことをしたと、今年は参加で申し込んだ。 先週やって来た2人、「きっとお父さん達出ないからと今年は申し込まなかった」だって。 相手はこちらのことを考えた。 こっちもあっちらのことを思った。 なのにすれ違った。
March 16, 2019
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ローラの家に行ったら初対面のアメリカ人がいた。なんでもローラ家族と一緒にカンボジア旅行に行ったんだとか。 その旅行の話を聞いていた途中、急に「ちょっと教えて」と言うので聞いてみると、「帰国時にロストバゲージに成って、後から自宅に送ってもらったんだそうだ。ところが自分の住所を間違えて書いたので、家に届かない。 「間違って書いた番地は近くなのでその家に行ってドアを叩いたけど誰も出ないの。どうしたら良い?」 ドア叩いた?アメリカ人が自国では絶対そんな危険なことしないだろうにと思ったが、 「住所間違ったら荷物は宅配業者が持ち帰りキープしてるよ」 日本語わからないので、問い合わせできないと言うので、代わりにウサギが成田に電話した。まずどこの宅配業者にJAL が依頼したか突き止め、正しい住所を伝え、連絡先の私の電話番号も伝えた。 彼女と別れた後、電車に乗る前にヤマト運輸から電話がかかって来て、正しい住所が分かったので再配達しますと言われた。 電車の中で彼女にメールをして、家に再配達されるから受け取るように伝える。もしその時留守なら不在票がポストに入るはずだから、また助けるからメールするようにと付け加えた。 案の定、ローラの家で油売ってたようで、家に帰ったら不在票が入ってたと言ってきた。 不在票の写真を送らせ、それを見ながら集配所に電話する。もう、再配達の時間外になってしまった。 明日の何時に再配達して貰いたいかまた彼女にお伺いメール。 宅配業者の自動音声テープに彼女の明日の再配達希望時間を入れて、その旨彼女にメールして任務完了。 もう一回言うが、彼女とは昨日が初対面。 彼女とは何年も前からの知己のような。 ローラに貰ったカンボジア土産。
February 28, 2019
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前回に今日の内容のタイトルを付けてしまった。最後まで書かないで終わってしまったからタイトルまで行かなかったともいう。 東大を出て、7人で日暮里へ向かった。 電車を降りるといつも迷子になる一人がいる。 ウサギは日暮里は初めてだ。 ここからはクリスティンに付いて行く。 繊維や洋裁小物の店がずらっと並んだ繊維街。 まず、鯉とか桜とか富士山とか日本柄のコットン生地の店に入ったら皆、出てこなくなった。 私ともう一人の日本人、痺れを切らして、後で合流することにして自由行動。 ウサギはウール専門店で上着にするツイードを物色。 その後、集合場所に行ってみたが、まだ来ていない。最初の店に戻るとまだそこで買っていた。持ちきれないほど。 絶対これ自分で使わないよね。 もう一人の日本人はバックを買って戻って来た。 アメリカ人達、他の店でも布を買う。富士山柄。 日本人より富士山を愛する外国人達。 結構他の外国人旅行客も訪れていて飛ぶように売れていた。日本人の知らない、いや、ウサギの知らない日本の観光スポットだった。 その後は5人は電車で帰り、私とアメリカ人二人はホテルに泊まった。 またしても鼾をかかないか心配しながら。
February 24, 2019
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代官山に行った日、トランセバスで渋谷に出て半蔵門線に乗り換えた。 途中ハチ公が見えた。 「きゃーハチ公」とは言わなかったが、そんな感じで友人達興奮。日本人2人冷めた目で見ていた。 ハチ公前で写真撮ってくれるボランティアおじさんもいるのね。 地下鉄乗り換えて向かった先はまたハチ公。 彼女達のたっての願いである。 なんでも、リチャードギア主演の「Hachi」を見て感動して、日本の実在したハチ公とその主人の上野博士の銅像を見たかったんだそう。 東京大学農学部にそれは有った。日本人の私、そっちのハチは知らなかった。 秋田にもあるの?三重にも? この頃はアメリカ人から日本の事を教えられるウサギである。 秋田犬 自分で撮った写真じゃない。借用。 まあ、娘が秋田駅の近くの秋田犬に触れ合える「秋田犬ステーション」で出張の折、撮って送ってくれたのだから法律には触れまい。
February 23, 2019
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友人達5人で東京散歩をすることになっていた。 目的箇所は3箇所。 渋谷、日本建築見学旧朝倉住宅と槇建築群、代官山ヒルサイドテラス 周辺のアテンドは私。 行きたいと希望された東京大学構内のハチ公像見学。 日暮里繊維問屋街のアテンドはクリスティン。 朝、駅に集合したのは7人。 2人増えている。 旧朝倉住宅見学してリストランテASOのカフェレストラン、ミケランジェロで食事。代官山のどのレストランもいつも混んでいて食べるところがうまく探せないが、時間が早いせいか7人並んで座れた。 ASOの方は予約しなきゃダメだし高いよと話していたら、初老のフレンドリーなスタッフが奥のASO の方の英語のメニューを見せてくれた。 そう、今日は会話は全て英語の日。 皆、のコースメニューを見て「これ1人の値段よね。凄い」 ミケランジェロが空いていて良かったとホッとする世話役のウサギ。 アメリカ人達、スパゲッティ一1皿なんて言うお任せ注文はしない。 サラダと、パンとオリーブオイル。 ズッパとパン2個とバター。 リゾットとサラダとパン。 などなど、皆勝手に英語注文する。 しっかり聞き逃さないスタッフも凄いと田舎者のウサギは感心するのだった。 食後は槇さんの建築では無い蔦屋にあるスタバでテイクアウトコーヒー。それぞれが注文。 何故かわたしにも英語で話しかける店員、英語で答えているウサギがいた。何故だ。 スタバ崇拝のテイクアウト文化のアメリカ人達が嬉しそうに飲んでいるのを見て、ミケランジェロで飲まなくてよかったと思うのだった。 座って飲まないと落ち着かないウサギ、渋谷までのトランセバスを待ちながら、大急ぎで熱々コーヒーを飲み干して舌を火傷した。 旧朝倉住宅 ミケランジェロ
February 21, 2019
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クリスマスあたりにローラに貰ったクッキー生地でクッキーを焼いた。 彼女のプレゼントはいつも面白い。 クッキーを焼く材料が全部計って入れられている。前に貰った時は大きな瓶に入れられていた。瓶だとそれぞれの材料が何層にもなっていて面白いが、プラスチックの袋だとごちゃごちゃ。瓶が売ってなかったんだとか。 入っている材料は 小麦粉 オートミール 砂糖 チョコチップ ベーキングパウダー 等 これに自分で卵とバターを加えて混ぜて成形して焼くだけ。 簡単クッキー。
February 15, 2019
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エスコート、よく聞く言葉だが日本では頻繁には聞かない。 日本人男性は恥ずかしがりだから人前で腕を組んだり、手を取って誘導する姿をあまり見ない。 それでも車やビルの入り口のドアを開けてくれたり、先に座られたりしてくれるようになって来た。レディーファーストはご隠居もしてくれる。 エスコートと言っても何も男性に限らない、本来「付き添い」の意味なので、エスコートがなければ入れない場所にはエスコートの女性が付き添うこともある。 昨夜、防衛大学 のホームスティ懇談会が有って、その後、留学生達との簡単な立食夕食会が有った。 例によって、会場までのバスを降りると彼らがずらっと並んで待っていた。うちの子達(モンゴル留学生)私と夫を見ると駆け寄って来て、バックを持ってくれたり、クロークにコートを預けてくれたり、食事を取り分けてくれたり、嬉々として世話を焼いてくれた。 帰りもコートを広げて着せてくれる。すごいねというと「当たり前です」という。 こうやって日本で紳士になる事も覚えていくんだろう。(日本人の学生はこれをやっているかは知らないが) ある国のパーティやセレモニーに夫無しで参加すると、男性がそっと腕を曲げて差し出し、エスコート体制になる。ウサギ、ぶら下がるように腕を組んでエスコートしてもらう。ちょっと照れる。 サウジアラビアの男性の付き添い無しでの外出禁止も一種のエスコート。女性を敬ってのエスコートかどうかは知らないが。
February 8, 2019
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友人3人と鎌倉2寺巡り。 最初は浄妙寺。目当ては水琴窟。 浄妙寺の向かいには竹林で有名な報国寺がある。でもこっちは対照的に拝観者が少なく静かなので好きなお寺の1つだ。 喜泉庵という小さな石庭を持った茶室で抹茶が飲める。そして、縁側で水琴窟の音が聞ける。 茶室で座ってお茶を頂いていると目の前に1人の観光客が座って、私たちに向かって英語で「写真撮ってあげましょうか」と言った。見たところ日本人。クリスティンがいたので我らずっと英語でおしゃべりしていたから英語で聞いてくれたのかな。 色々話しているうちに彼女はフィリピン系のアメリカ人で、シアトルに住んで今1人で日本旅行をしているんだとわかった。おせっかいおばさん達、他に誰も来ないのをいい事に、お茶の飲み方を教えたり、観光情報教えたり、写真を撮ってあげたり、タイムスケジュールを気にしているウサギを尻目にかれこれ30分も彼女とおしゃべり。なぜか全員名残惜しそうに彼女と別れた。 そんなゆっくりできるところもこのお寺の魅力だ。 そのお寺には寺に似つかわしくないイタリアンレストランが眺めのいい裏山に有って鎌倉野菜が食べられるのでそこで昼食。 その後バス移動して鶴岡八幡宮で横入り、参拝して御神籤を引いて境内をまた、横抜け。鳥居は横にも有るから良いか。 バスを拾って次の寺に向かった。 水琴窟の青竹も新年だから新しく清々しい。 あ、御神籤?私は末吉、クリスティンは吉、トヨコさんは中吉。もう1人はお正月に他で引いて大吉だったからもう良いんだそうだ。
January 12, 2019
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変なタイトルだけど、そうなんだ。この場合のラブはラブラドール・レトリーバー。 一昨日、友人ご夫婦を夕食に招待した。餃子が好きだと言うので餃子をご隠居が焼いた。 車で来たので当然アルコールは飲まないと思っていたが、あっちは当然アルコールが出ると思って来た。帰りは奥さんが運転するという。狭い日本の道路を走るのを恐怖している彼女だから運転しないと思っていた。我が家近くの獣医通いで、あと少し足を伸ばせば運転出来ると踏んだらしい。 そういうことで、急いで貯蔵庫に寝かせてあるワインを出して来た。「White or red?」普段、彼には日本語の家庭教師がいるので「赤お願いします」とこれぐらいは話せる。 ディナーも部屋移してのご隠居特製アップルパイのデザートタイムも話が弾んですごく楽しかった。 友人、前回アメリカに帰った時、今飼っている犬と同じ親から生まれた子犬を見てしまった。もう1匹欲しくてしょうがない。だけど旦那さんに「3匹は駄目」と言われて諦めた。もう1匹余命宣告された犬も飼っているから。でも、諦めきれないで、我が家で飼えない不満を訴える。2人の英語の駆け引きが面白い。我が家で飼っていたラブラドールのアルバムを持って来て旦那さんに見せつける。 これはその日彼女に貰ったウィローツリーの天使。彼女も私もこれをコレクションしている。これは極め付けだな。犬抱いているじゃない。 そして2人は奥さんの止まっちゃうんじゃないかというぐらいののろのろ運転で夜道を帰って行った。 さて、新しいラブは来るだろうか、飛行機で来ると50万円かかるんだそうだ。 我が家にいたラブもブリーダーから飛行機で来たが、国内便だったので安かった。もういなくなって12年。
January 10, 2019
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海辺を散歩している時、バアスカに何気なく聞いた。「夏のモンゴルの太陽は暑いかしら。」 「モンゴルには太陽がないですよ」バアスカが答える。 「はあ?」 そして、こんなモンゴル民話を日本語で一生懸命説明して くれた。 昔モンゴルには7つのの太陽が有った。あまりに太陽が多いので、夜が訪れず、いつも昼。照りつける太陽で地面が熱かった。人々は眠ることもできず、草原は真っ赤に燃え、川は水が流れず、湖は干上がり、家畜も動物も皆んな死んだ。 困った人々が弓の名人エルヒー・ティンゲルに太陽を射落として欲しいと依頼した。彼は自信満々に全部落として見せると豪語した。次々と太陽を射落とし、最後の太陽を射落とそうと矢をつがえた時、太陽の前を1羽の鳥が飛んだ。彼は手元が狂い、矢は鳥の尾を2つに引き裂き、太陽を逸れて落ちた。 エルヒーは失敗したことを恥じ、茶色の毛皮を頭から被り、草原に深い穴を掘って人目に付かず暮らすようになった。 モンゴルの鳥はそれ以来、尾が2つに分かれ、残った1つの太陽が昼と夜を分けて昇ったり沈んだりしている。 人々はもはやエルヒーを見ることはなく、穴から出入りする1匹のマーモットを見かけるばかりであった。 なんだバアスカ太陽は1つ有るじゃない。 写真は2016年にスイス旅行の折ツェルマットのスネガで撮った写真。 マーモットの子供達。 マーモット posted by (C)灰色ウサギ
January 7, 2019
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勉強する言語がまた一つ増えた。 2人の我が家のモンゴル留学生、私が、来年夏モンゴル行こうかなと言ったら物凄く喜んで、ここ行こう、あそこ連れて行こうと話している。「あっちではお母さん達は一切お金使わなくていいからね。僕たちが払うから。」うー、泣けてくるけどそうもいくまい。 モンゴル語本気で勉強しなければならない。人の国に行ったら挨拶ぐらいはその国の言葉で話さなければ、というウサギの旅の流儀。 一昨日はそのモンゴル留学生2人が隠居家庭の寂しいクリスマスマにやって来て一緒にケーキを食べてくれた。 2人とも先輩から外出禁止令出されちゃっていたので久し振りだった。来た早々、2人でとめどもなく喋りっぱなし。積もる話があるらしい。勢い余って2人同時に話している。聞く方も大変。いっぱい報告することがたまっていたんだろうな。 バアスカ4年生の先輩となら飲酒できると聞いてモンゴル留学生達の忘年会でうっかり「飲酒許可」申請したらしい。たっぷり飲まされて、寮へはテムジンの介護付きで帰ったとか。テムジン曰く、「バアスカは泣上戸で、ホームステイ行きたい、行きたいよう」と泣いていたらしい。本人部分的にしか覚えてないんだとか。 私たちの作った特別なものもない、簡単なクリスマス料理の鶏肉やポテトサラダ、ローストビーフ、ケーキを美味しい美味しいと食べてくれた。若くて育ち盛りで、毎日訓練しているからたくさん食べないとやっていかれないんだろう。 「こんな美味しいもの食べたことないと、そりゃあお世辞の言い過ぎだろうと思ったけど、必死に食べている様子は微笑ましい。 うちに来るとさっと制服をTシャツに着替えるから、帰る時はまた制服をきちっと来て、ピッカピッカに磨かれた靴で名残惜しそうに帰って行った。 またすぐ冬休みに来るのに。
December 25, 2018
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LINE でテムジンが話しかけて来た。 冬休みに帰る時モンゴルに買って行きたい香水について今度家に来る時相談に乗って欲しいんだそうだ。 途中でモンゴル語スタンプ送って来た。モンゴル語スタンプなんて有るんだ。 じゃあと、こちらはオリンピックに向けて日本が頑張って作っている翻訳ソフト「VoiceTra 」で翻訳して送る。 最初は「お母さん、凄い」とか感心していたが、途中で変だと思ったらしい。 お母さん、Google翻訳使ってるでしょう?だって。 わかっちゃったか。
December 21, 2018
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今日は寒かった。 この冬初めて暖房を付けた。 どうも私の数少ないブロ友さんは私が英語がペラペラだと思っていらっしゃるらしい。 以前も書いたが私の英語力は中学卒業かそれよりちょっとだけ上くらいだ。自慢じゃないが学科で一番嫌いなのが英語だった。 なぜ今、アメリカ人の友人達、ホームステイの人達と会話出来るかというと、日常的に話す言葉はそれで事足りるので有る。 仕事上の会話の様に難しい礼儀正しい正統派の英語を要求されるわけでも無く、専門用語も必要としない。 話す内容の土俵が決まって仕舞えば、知らない言葉も想像が付くし、ましてこちらが説明する場面では、自分の知ってる言葉で話せば良いし、その時通じないと分かれば、通じそうな単語を使って別方向の文法で説明し直せば良い。 ところで、外国語で話していて間違いが有った時、相手に直されるのを良しとするか、恥ずかしいと考えるか。 反対に相手の外国人が日本語を間違えて使っていた時、通じるからと気がつかないふりをするか、訂正して教えるか。 韓国旅行に行って韓国語を使うと、発音が悪いと何べんも直される。民族性だろうか。多分日本人は知らないふりをする方が多いだろう。 この間のローラのお母さん(実はステップマザー)との会話の時、実は横でローラが私の英語の発音、過去形の間違い、複数形の間違いなどバンバン直していたのだ。私はそれを直しておうむ返しして訂正しながら話を進めた。だからと言って話の流れが止まってしまうわけではない。 頭が悪いから次からは同じ間違いをしないかというとそうではないけれど、それは言語を習うものにとって凄く有難い。 また今日も長くなってしまった。 今、クリスマスカードと新年の挨拶状を書いている。買って来たカードが足りないので買い足さねば。
December 11, 2018
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ローラのところに行ったら、アメリカのお父さんとお母さんが来ていた。 お茶を飲みながらお母さんと一緒に話をした。 今回の来日では明治神宮や鎌倉、広島に行ったんだそうだ。物凄く好奇心が旺盛で色々聞きたいことがあるからと私に聞いてきた。 「どうしてお嫁さんは白い着物を着てるの、白い被り物は何?、式が済んだら被り物は取ってるけどどうして、神主さん(お坊さんと言った)は結婚式で何するの?神主さんは何を読んでいるの?(祝詞)」などなど、話しているとあっという間に時間が過ぎた。 これから、クルーズ船に乗って清水港、大阪港、台湾、香港、ベトナムシンガポールに20日間行くんだそうだ。 ウサギ、そんな優雅な旅もしてみたいような、でも船の生活に我慢できるだろうかと思ったり。 寄港地の大阪港から京都オプションがあるのでどのコースが良いかと聞いてきた。「金閣寺の入ってるコース」を勧めておいた。 伏見稲荷の階段登りは年寄りにはきついだろうから。 今週広島旅行で広島城に行ったと言うから、大阪城は大きさは違うだけで似たようなものだから、京都に行った方がいいよとも言っておいた。 シンガポールではガーデンズ バイ ザ ベイ が面白いよと言ったら、うん行こうと思ってるとガイドブックを持ってきて広げていた。 マリーナベイサンズは一度泊まったけど、私はミーハー的でロビーがガチャガチャしていて好きじゃないんだと以前ローラに話したのをローラは伝えたと見えて、「そうなの?」と聞いてきた。だからか、ベイフロントの違うホテルに泊まるんだそうだ。 マリーナベイサンズを勧めないウサギ、貧乏人の負け惜しみかな。 この記事は4日前に書いた。だから今頃は京都ツアーを終えて台湾への海の上かな。
December 9, 2018
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庭仕事3日目 朝から庭に出て疲れたので家に入るとご隠居がスマホを見て笑っている。 何がおかしいのか? ご隠居と私と留学生のテムジンとバースカの4人のLine「蒼い狼」に2人から同時にチャットが入っていた。 「これから日本語能力試験を受けに行きます。」 1人は東京の明治学院、もう1人は湘南工科大学で受けるらしい。 「頑張れ」とご隠居が打ったら「らっっっっっっくしょう」 なんて打ち返してきた。それで笑ってたのね。 もう、私が歳をとって書き方を忘れてしまったような漢字も書ける。優秀な日本人と同じ授業を受けているぐらいだからきっと受かるよ。 試験が終わった頃、終わったと連絡が来た。 そしてホッとしたのか、「お母さんとお父さんと会いたいなあ」と言ってきた。 外出許可が出たら遊びにおいで。 モンゴル料理を作って待っているから。
December 5, 2018
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ライトニングは物静かでおとなしい犬だ。最初に会った6年前も今も。彼の鳴き声は聞いたことがない。 いつもそっと寄って来て静かに耳の後ろや背中を撫でてもらうのをじっと待っている。 そのライトニング、もう15歳を過ぎた。大型犬としては長寿だ。そして、膵臓が弱っているとかで4ヶ月前に「後1ヶ月」と言う余命宣告を受け、クリスティンは覚悟を決めた。 ところが彼は頑張っている。1日のほとんど寝ているがトイレに外には行かれる。その為のほんのちょっとの散歩も出来る。未だに。 先日クリスティンと旦那様が仕事で揃ってハワイに行かなければならなかった。もう1匹の2歳になるリビーは自宅で友人にドックシッター頼んだ。ライトニングは獣医のホテルに預け心配しながら出かけて行った。獣医ならもしもの時の最後の看取りも頼めるので。 その獣医、我が家から近い。1週間、心配で心配でたまらない彼女の為に毎日ライトニングの面会に行って、写真を撮って彼女に送った。 彼女が帰国して引き取りに来る予定の日の夕方も面会に行ったら、丁度散歩に出る時間だったらしく、はいとリードに繋がれたライトニングを渡された。 え、私たちが散歩させるの?もう歳とって目も見えず、耳も聞こえない彼がドアに接触しながら歩くのを手伝いながら10分ほど歩かせた。獣医の玄関先5m程。 10年以上前に我が家で飼っていた犬を思い出した数日間。 写真では小さく見えるが実際はかなり大きい。
November 14, 2018
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京都奈良の旅はちょっと休み 昨日は防衛大学の開校祭に行って来た。 この学園祭、女子学生だけでなく、近隣の皆さんにもものすごい人気だ。普段おいそれとは入れない所で生徒全員が一糸乱れず整列行進するのや上空1000mからの落下傘降下実演や音楽隊演奏が有る。 特にすごいのが午後にやるここ独特の長い歴史のある棒倒しだ。 10000人のお客さんが見守る中、赤、橙色、緑、青の組みに分かれて棒倒しをする。 動画の方が迫力有るけど、重いので組み合わせ写真で。 結果はうちの子のモンゴル留学生バアスカが出た赤組は準優勝。テムジンは肩を脱臼した後なので出ていない。 でも2人とも、前の日から「お母さん、お父さん何時に来るの」とか「どこで会える?」とか「写真撮ってくれた?」とか観に行くのを楽しみにしてくれたみたいだ。 整列の時は防大制服、棒倒しの時は赤いTシャツに裸足とヘルメット、展示はモンゴル軍の制服と学内で会う度に違っていて面白かった。 本当は国の両親に見せたかったんだろうな。
November 12, 2018
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朝霞に観閲式に行く前日、バアスカとテムジンがやって来た。 翌日は朝霞に早朝に着かなければいけないから、その夜は娘のマンションに泊まることにしていた。だから、昼に来て夕ご飯食べたら帰るように伝えた。 お昼を食べていつものように2人で交代でお茶碗を洗ってしまってくれた。 その後スマホをいじっていたが、バアスカ2階に上がって帰ってこない。 寝ちゃったな。 テムジンが散歩に行こうと呼びに行ったけどやっぱり寝ていて起きないと言うので、彼を置いてご隠居とテムジンと散歩に出かけた。 30分ほどテムジンとみっちり日本語で話しながら散歩して帰って来たが、バアスカまだ寝ていた。 お茶とケーキの時間も起きてこない。 夕食の準備などしていて、ふと椅子に座ってスマホいじっていたテムジンを見ると彼もまたスマホ握ったまま寝ていた。 大学では先輩達と同じ部屋で緊張の連続でゆっくり寝られないのね。 我が家に来るのはいつもと違うご飯が食べられると言うだけでなく、きっとだらっと過ごすことが出来るのも嬉しいんだろうね。 昨日帝国ホテルのガルガンチュアで買ったブリオッシュとスコーン。帝国ホテル、今イギリスフェア中。
October 20, 2018
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韓国語で日記を書くことがある。 韓国語のクラスで短いスピーチをすることがある。 なので、この話誰かに伝えた記憶はあるのだが、それがブログにも書いたのか記憶にない。 2度目だったら歳のせいだと目をつぶって貰いたい。 ブログからInstagramに移った友人が何人かいるのでウサギもInstagramをしてる。フォロワーはあまり増やさないようにしている。 先日、或る1人にフォローされ、その人のページに行ったら綺麗な夕日を撮っていたのでフォロワーになった。 毎日の写真の説明が韓国語なので韓国人なのだろう。 その写真、毎日ほとんど同じなのである。写真は微妙に変化しているが撮っている場所が殆ど同じなのである。 漢河(韓国ソウル近くの川)の朝日と漢河の夕日。 毎日毎日その風景。だけど、雨の日もあり、川に雲が映る日も、船が橋の下を航行している事もある。ちょっとだけ違う風景。 朝、彼は橋を渡って通勤し、夕方また日が沈む頃橋を渡って家路につくのだろう。そんな想像を勝手にする。その途中で写真を撮りInstagramに揚げる。 写真に付けるコメントには、「1人バスに乗って•••」とか「雨が降る日は•••」とか書いてある。 私も時々韓国語で彼の写真にコメントする。 「夕日が水面に映って綺麗ね」とか「雨の日の風景も良いね」とか。
October 8, 2018
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クリスティンとマリアンヌと布地を買いに行った。クリスティン、すごく裁縫が得意なのだ。 生地屋の天井から試作品がぶら下がっていた。型紙ナンバーが書いてあった。 「これ良いわね。買おう。無料で型紙もらえるのかしら?」 彼女が聞いてきた。 店員に聞くと、表示の必要丈買うと型紙が無料でもらえるのと、型紙は有るけど買わなきゃならないのとあると言う。 彼女の選んだのは有料。型紙の棚に連れて行って、選ぶ。どれだけ布地が必要か書いてあった。LサイズとかMサイズで長袖とか半袖とかで買う布地の必要寸法が変わってくる。 日本語表記だったから説明する。 必要寸法のところに、2,2m(1,6m)と書いてある。 どっちと聞いてきた。 店員によると差し込み裁断だと短くて済むと言う。 柄が一方方向に流れているのは同じ方向に型紙を置かなければならないので多くいるのだ。 「差し込み裁断」ええ!どうやって英語で説明する? Insert cutting いやきっと違うな。直訳はダメだな。「互い違いに」かな。 「この布ちょっと難ありで、色むらが有るんですよ。良いですか。色むらが強いかどうか今チェックしますから伝えてください」 えええ!色むら? 自分のを会計する為並んでいると前に外国人の若者男性が店員に質問していた。通じない。 私が「作るのにどのくらいかかるか」と言っています。と伝える。 「3 month 」と店員が答えた。 彼が「OK 」と言う。 えー、何作るか知らないけどそんなにかかるの?でも彼が納得しているから良いんだろう。 場所は鎌倉。外国人は多いけど、こんなところにも来るんだねえ。 自分にも当てはめてみると、ああ、やっぱりインドネシアやブータンで布、山のように買ったっけ。 ところでクリスティン、型紙の寸法表の書かれたところにスマホを当てていた。アプリが自動で画面を読み取り計算して行く。センチからインチへ。 凄い!アプリが凄い。そのアプリ欲しい。 マリアンヌの方はと言うと小さい端切れを2枚買った。 「私のミシン倉庫に入れたままで縫えないの」 「じゃあ、その布どうするの?」と私。 「アメリカの娘がフレームの布欲しいと言っていたから送るの」 布探しじゃ無くて遊びに来たのね。
October 5, 2018
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太平洋をぐるりと囲む国々、このところ災害が多い。 地震、火山噴火、台風、津波。 グアテマラも火山国。 火山が噴火するたびに、地震が起きるたび、ウサギの友人のマルビンさん、オットーさん、フネスさんにお見舞いのメールを送る。 こっちで台風が来るたび、地震が起きるたび、彼らも「大丈夫か」とメッセージをくれる。 台湾には娘の友人たち、エミリーやエンジェル(アメリカンネーム)がいて、災害が起きるたび互いにお見舞いメールを送り合う。 インドネシア、フィリピンの友人達も同じような環境だから、互いに気遣う。 もちろん、ヨーロッパや韓国やアメリカ東海岸の友人達も安否確認メッセージをくれるけど、環太平洋火山帯は同じ経験を共有しているから、互いに気持ちがより一層わかりやすい。 一昨夜、暴風雨の来る前に昨日の記事に書いたインドネシアのもう1人のアラン君と連絡が取れた。彼はジャワに居る。家族もスラウェシ島でも震源から遠い街だから皆無事だと言っていた。彼もまた一緒に日本に来たガガー君のパルの家族を気遣う。 お見舞いメッセージをもらうような災害は嫌だ。お見舞いメッセージを送るような事も無いことを願うのみだ。 ガガー君が早く家族と連絡が取れる事を願っている。 やっぱり台風避けた部屋ではなく外で咲きたいと1日蕾をキープして外に植木鉢出したら今夜咲いた。月下美人。 この花不思議。頂いた家の親株でも今夜9個も咲いていた。うちから分けた妹の家でも今夜か明日咲くという。咲くときは一緒に咲くのよね。 テレパシーで連絡している?
October 2, 2018
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何年か前インドネシアから日本に2週間程の研修に来た男子高校生を2人同時に3日間のホームステイ受け入れした。 親が漁業関係と船の船長の息子たち。だから家族は多分海に近いところに住んでいるのだろう。今回大きな地震と津波が来たスラウェシ島。 その1人のガガー君の家族は震源に近く津波に襲われたパルの街だという。 昨夜勤め先のジャカルタにいる彼とメッセンジャーで話した。パルの家族と連絡が取れないんだという。通信手段が途絶えて空港も閉鎖されているのだ。心配だ。 彼の家族とは単に通信手段が無いだけで、どこかに無事でいてくれるのを願うばかり。 もう1人のアラン君がどこにいるかは分からない。まだ連絡が取れない。 もうすぐ此処にも台風がやってくる。海辺の高台だ。今まで経験したことのないような記録的暴風だと予想されている。怖い。怖いけどどうしようもない。 どうなっちゃったんだろう美しいはずのこの地球。 避難させた家の中で咲こうとしている月下美人。
September 30, 2018
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箱根でクリスティンに日本の「将軍」と「大名」の関係について説明した話を昨日書いた。 実はウサギ「将軍」と名の付く人には時々会うことがある。フレンドリーで優しい人だ。 しかし、昨日あったのは別な将軍。モンゴルから仕事でやって来たホストファミリーになっているモンゴル留学生のテムジンのお父さん。 東京のホテルに滞在して、会議が目的の来日。その合間にテムジンの学校を訪問、校長先生達との懇談に来た。せっかくだからお会いしたいと計画したが、これが非常に難しかった。 何しろ分単位で動く大学だから、時間は厳守なのだが、国の親が来たからとテムジンが申請した特別外出許可が17:15から22:00まで。 テムジンと前日の夜、ラインとメッセンジャー駆使して分単位の計画を練った。 大学の近くの駅に迎えに行く。 テムジンとお父さんと通訳の研究科の学生と一緒に品川。 7時から予約のホテルのレストランで会食。 レストランには前もってお願いしておいて、1時間しか時間が無いのでとスピード注文。コースなんてとても頼んでいる時間が無い。 私の知っている「将軍」のイメージとちょっと違って、制服こそ着てないがいかにも将軍といった感じ。お父さんはモンゴル語とロシア語しか話さないので、通訳交えて会食。 テムジンは借りて来た猫状態だけど嬉しそう。 8時きっかりにレストランを出てホテル前からお父さんを宿泊ホテルまでのタクシーに乗せる。 大学に戻るテムジンと研究科の学生(少尉だそうだ)とご隠居と一緒に走って品川駅で電車に乗った。 「ああ、緊張した」と通訳が言った。遥か上の上官だからね。 「ああ、忙しかった」ご隠居が言った。 テムジン1人が「特別外出出来て嬉しかった」とにこにこしていた。 この子は何があっても動じない。物事をいい方へいい方へと捉える。 ウサギこの頃外国人に会っても、外国人に会っているという感じがしなくなった。歳をとって鈍感になったか。
September 29, 2018
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友達4人で箱根に1泊旅行。 クリスティンが入っているので2日間の全行程会話は英語。 2日間フリーパス買ったけど最初の日は天候が悪いためロープウェイ運休で小田原城見学に振り替え。 クリスティンに「大名」についてみんなで説明するがなかなか理解できない。「将軍」は分かるけど。一緒に行ったミネコさんは英語が凄く堪能でスラスラ説明したけど、そもそも大名と将軍の関係なんて世界に例がないから理解しがたいのだろう。 ホテルは友人の持っているホテル付属のメンバーズコンドミニアム。利用料金は割り勘。 キッチンとダイニング、リビングルームが有って、和室が2部屋付いていた。 クリスティン、絶対温泉には入らないと思っていたら意を決して行くというじゃないか。おっかなびっくりの大浴場体験。浴衣で夕食。私は通常夕食会場には洋服で行くのだが彼女の勇気に付き合って浴衣。 出された夕食は和食。刺身も魚も「頑張りました」的に完食。 その後、誰と組んで2人ずつ寝るかの「あみだくじ」をトヨコさんが作った。 え!私、クリスティンと枕を並べて討ち死にならぬ、寝るの! ということで、お互いに「私鼾かくからね。寝言言ったらごめんね」と牽制し合う。だから布団に入ってもお互い相手が先に寝るのを布団の中でお喋りしながら待つ。 リビング隔てたあっちの組みの部屋からは既に寝息が聞こえて来た。 お喋りがちょっと途切れた頃、喋るのをやめたら直ぐにクリスティンの寝息が聞こえて来た。 やったね。 翌朝、互いに「寝言言った?鼾かいた?」と聞きあった。 「朝お風呂は行かないでしょ?」と当然のように聞いたウサギ。「腰が痛いからお風呂に入ると治るでしょ?」と彼女行く気満々。 再度大浴場体験。 備え付けのピーリングジェルをウサギが近頃愛用しているというと、早速試して「interesting」。朝の熱い湯船で「relaxing」。 翌朝は、フリーパス使って、ケーブルカー、ロープウェイ、黒卵、海賊船体験。 旦那様のフォローで日本各地をセレモニーやパーティで訪れる彼女だが、こんな純和風な旅は初めてのようだ。 アメリカ人らしからぬ、細やかすぎる気遣いの人だ。「楽しかった、楽しかった」と言っていた彼女だが、しっかり日本の文化を受け止めようと努力していたので、「頑張ったで賞」をあげたい気持ち。 箱根には外国人がいっぱい。 「写真を撮ってあげようか」とか「どこから来たの?」「へーオーストラリア、行ったことある」とか、積極的にかつお節介に声をかけて、旅の会話を楽しむメンバー達との楽しい旅だった。
September 27, 2018
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