３月１４日「ボン」
昨日シャワーも浴びずにすぐ寝てしまったので、朝起きてすぐシャワー。
毎朝６時前には目が覚めてしまう、夜早く寝てるからかな？
ホテルの朝食はやっぱりおいしくて、たくさん食べてしまった。
たくさん食べておかないと体力がなくなりそう。
パンを半分に切って、真ん中にハムやチーズを挟んで食べるみたいなんだけど、
真似して食べたらとてもおいしかった。
和食が好きだから、朝はパンってあまり食べないんだけど、こっちだと違う。
パンもおいしいし、美味しそうな食べ物がたくさん置いてあるからかな♪
でもそろそろ日本食が恋しいなぁ～、お母さんが作った手料理食べたい。
朝食が終わったらすぐ駅へ。
今日はボンに行って、ベートーヴェン像＆生家を見る予定。
前から行きたいと思っていたから、すごく楽しみ！！
ＩＣＥ１５分遅れで、ホームで待っている人が多かったけど、みんな寒そうだった。
最近よく遅れるなぁ～、到着時間も、発車時間も。
待っている間、楽器を持った学生風の人達がたくさん通って行った、演奏旅行？
何だか羨ましいなぁ～、私もここで勉強したい！！
ボン向かう列車はマインツ→コブレンツの間、ライン川沿いを走ったので、
思いがけずたくさんのお城や街を見ることが出来た。
もっと日数があったら船でライン川下りをしたい、と言っていたので嬉しい。
川の向こうに見える綺麗なお城に、山側にあるお城。
右を見たり、左をみたり忙しかったけど、変わる景色がおもしろい！！
ヨーロッパはお城がたくさんあって、どれも各駅で降りて写真撮りたい！と思った。
列車に乗っているだけで古城が見えるなんて、ステキ！！
列車の窓が汚れていたのが残念だったけど…（笑）
川の中州にあるお城が印象的だった。
お城にワーワー言って感動しているうちに、ボンに到着。
はぁ～、ここがベートーヴェンが２２歳まで暮らした街！
思っていたよりも広くて、若者もたくさん歩いてた。
のんびり歩いていたらクラシックのＣＤを売っているお店を発見。
なんて安いの～！？
日本だったら１８００円くらいするＣＤが、日本円で８００円くらいで売ってた。
ちょっと見てから、ミュンスター広場のベートーヴェン像を見に。
写真を撮ろうとしたら、ベートーヴェン像の頭の上に鳩が留まっていて、
不覚にもウケて笑ってしまった…ベートーヴェンさん、ごめんなさい。
すぐにいなくなったので、記念撮影。
広場で笛の演奏をしている人がいて、とても良かったので立ち止まって聴いた。
知らない曲や知ってる曲を演奏していて、通り過ぎる人がお金を入れていたので、
私も入れに行った。
もっと聴きたかったな～、心に残る笛の音。
先に進んだら今度は食料品市場があって、色鮮やかな果物や野菜に惹かれた。
美味しそう！青リンゴをかじりながら歩いている人もいて、食べたい～！
でも、ベートーヴェンの生家に行きたかったので我慢。
地図通りに行ったハズなのに、大きな道に出てしまったのでまずケネディ橋へ。
橋の上からライン川や反対側の景色を見下ろして、ちょっと休憩してからまた地図とにらめっこ。
今度は無事に行けました、ベートーヴェンの生家！！
中は撮影出来なかったけれど、直筆の楽譜や髪の毛、ベートーヴェンが使った机、オルガンなど色々あった。
じっくり見てたら感動した、そして不思議な気分。
昔ここにベートーヴェンが住んでたんだ、そして作曲をしていたんだなぁ。
そして今私はその場所にいるんだって実感して、嬉しくなった。
その後、食料品市場に戻って昼食を摂ってブラブラ歩いていたらボン大学のある広場へ。
緑の芝生が続いていて、青空だったしとても綺麗だった。
ボン大学は昔、詩人ハイネも勉強した大学らしい。
心地良かったので、のんびり歩いてから今度はミュンスター寺院へ。
教会って、こういう所なんだ、たくさん人はいたけれど、とても静か。
壁画や像、ロウソクの灯、高い天井、ステンドグラス、静かでひやりとした空気。
日本で見たことのある教会とは違って、神秘的で綺麗。
キリスト像とステンドグラスがすごく印象に残った。
椅子に座って広い教会の中を見回して、高い天井を見たら穏やかな気分。
また来たいな、もっとたくさん教会や寺院（どう違うの？）を見れば良かった。
どれも初めての体験で、感動しっぱなしだった。
この空、建物、景色を見てたら感性豊かな人が育つだろうなぁ、と思った。
毎日でも散歩したい、雨の日もまた違って見えるんだろうな。
そして帰りの列車、行きよりももっと窓が汚くて、
せっかくの綺麗な景色がくすんで見えた、残念。。。
列車の窓くらい綺麗にしておいてよーーっ！！！
フランクフルトに着いたら、夜ご飯になりそうな物を探してグルグル回った。
鶏肉丸々一羽がすごく美味しそうに見えて、買っちゃった。
それでもたったの５ユーロ。
パンも買って、ホテルに。丸々一羽なんて初めて！！
感想は…肉が軟らかくて美味しかった☆
ガイドブックに載っていたパンも、塩味だったけど香ばしくて美味しかった。
甘いパンだと思っていたので、予想と違ってたけれど、クセになりそうな感じ。
そして、明日は日本に帰る日。
またあの長～い道のりを帰るのかと思うと憂鬱。
日本が恋しいような、ドイツにもっといたいような…どっちかと言うと、
ドイツから離れるのが寂しいなと思ってる。
今度来る時には聞き取れる様に、きちんとしゃべれる様にしたいな。
© Rakuten Group, Inc.
