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one's state of mind［at random］

ARCADIA

2005.07.20

最近『時』に追われるかのように、そしてまた『生き急ぐ』かのように、私の周囲は目まぐるしく移ろい変わり、過ぎ去っていく。

私は『自分』をどこかで落としてきてしまったような感覚の中にいて、それでいて尚『私はココにいる！！』と叫びたい気持ちを押し殺しつつ、日々を貪り喰っているような気がしてならない。

私は私である前に、誰のために、何のために生きているのだろうか。

そんな事をタバコを咥えプカリとやりつつ、明後日の方向に思考のベクトルをずらして、思いに耽ってみる。

最近頓タバコの本数が増えた。
日に一箱空きそうな勢いだ。

貧乏性な私は頭の中で『日に一箱で２９０円。一ヶ月で約８７００円。年間で約１０万６千円・・・』などとブツブツ考え、凄い金額だなだなと感じつつも、それでいてタバコがもたらす精神的な前向性空虚感、物思いに耽るためのスイッチ料、そして「今の自分」と「もう一つの自分」の間を行ったり来たりする為の通行料として考えるならば、その代価も惜しくはない気もしていて。

しかし、物質的、金銭的には生活そのものを圧迫していくものに違いはなく、そういった意味でも『生きる』上での孤独を増す結果をも同時にもたらさざるを得ないこの矛盾とどう向き合うか、等といった事も一人ポツラポツラと考えてしまう、そんな今の時間『午前零時過ぎ』が好きだったり。

私は今日も孤独を胸に抱えつつ、タバコに火をつける。

それが当たり前かのように。
それが為すべき事であるかのように。

今日も一人タバコをプカリ。

今日も一人でタバコをプカリ。

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