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私のメールアドレスがかわりました。旧メールアドレスが「e-kondo」から新メールアドレスが」2akondo」に変更になりました
2011.05.31
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「もう一つの感性」パソコンの入力システムではキーボードが代表的な入力例として挙げられます。人が受ける刺激は外部入力の手法として、5つの感性があげられれます。1、視覚 2、聴覚 3、体感覚、 4、味覚 5、嗅覚 そして実はもう一つ人間だからこそ持っている感覚があるといえます。 それは錯覚です。ある視点から見える幻想もしくはありえない現象をあると思い込んで、みえているつもりの現象です。例えば長い下り坂と思い込んで実は上り坂が下っているように見えたり、騙し絵の世界を不思議と思わずあたかも普通の世界として受け入れてしまったりする不思議世界なのです。催眠でもこの錯覚を暗示としてクライアントに受け入れる素養として紛れ込ませています。一例として子どもにいたずらを仕掛けたテレビ番組がありました。水槽の中の熱帯魚が突然、話しかけるというものです。まさか魚が話しかけるなんてありえないと思いますが子どもはまったく疑いもせずにその状況を受け入れ、驚きます。その様を面白おかしく放映している番組でした。他にも子供の塾で第3の目があると信じ込ませてその目で握りつぶした紙くずのようになったメッセージを読ませるという試みでした。簡単な実験ですがあたると思い込む事で実際に見えているようでした。他にも速聴の右脳教育で本の表紙を「パラパラ」とめくるだけで内容を理解できてしまう子供のケースを紹介していました。一瞬、信じがたい場面でしたがこれなどもよく言われるイメージ療法の応用に時折、使用します。そしてその不思議暗示を当たり前にしてしまうとクライアントは劇的な変化と心の癒しを味わうことが可能となるのです。空を飛んだり水の中で自由に動いたり、催眠療法の世界では時代や時、場面をを自在に操ることも可能なのです。
2011.05.19
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診療日記h230511昨日は、2人のクライアントを迎えました、一人は自己催眠を学びたいとの依頼で午前10時からスタートです。先ずその動機からお聞きしました。スポーツジムのインストラクターをされていて、教える為の学びの参考にされたいとのご希望でした。催眠の知識は殆どなく一からノウハウの知識を伝えなくてはいけない状況でした。催眠とは人から掛けて貰うものではなく、自らその世界に入っていくもの、先ずは掛かった経験が必要なこと、 そしてその体験を利用して身につけていくことが最短距離で学ぶ近道であることを伝えてスタートしました。催眠に掛かると殆どの方は体からフエロモンを出し始めますと同時に体温が急上昇します。この二つの現象が間違いなく入っているがどうかのチエックポイントになります。幸いその方はとても披験製(催眠の掛かりやすさ)が高い方で3時間の限られたレクチャ―時間で体得していただけました。催眠スキルを身につけることで多くの特殊能力が身につき心理学的な生徒への対処が可能になるなど応用の広さを感心されていました。いま1人は午後からで「25歳の若者」です。すらりとしたスポーツマンタイプで少し細身の長身の方でした。若い頃から年上の人に愛されるものの いつも愛情に飢えていて、時には父親の暴力的な性格を受け継いでいて家庭内不和が絶えず その為、感情の押さえが利かないことからいつも別れの原因が相手に対し暴力を振るう事にあるということを悩んでおられました。そんな自身の考え方や行動を修正できないかというご相談でした。「性格を直すことは難しいが本人が強く願うのであれば親から受けた役割的な性格や立場によって動機付けられた性格は修整可能であること但し性質は生まれ持っての性分であることから困難であることを伝え、本人の考えを確認すると どうやら後天的、論理的な性格の分野だとわかってきました。早速 催眠状態に誘導して催眠の世界で本人の個室を訪ね、潜在意識とのコンタクトを図ることに成功しました。その途端、感情が爆発され号泣が始まりました。驚いて訳を尋ねると どうやら彼女との別れ話の場面を見ているようでした。40歳の彼女は歳が離れていることから結婚を躊躇し、踏み切れないようです。最近の彼の行動(暴力)に対し「今一度考えて見たい」と伝え「少し時間をください」と彼に別れを告げ、去っていく場面でした。どうも彼は、それはそれで「仕方ない」とあきらめているようでした。そのまま去っていく場面を呆然と眺めていました。私がその彼女はいまどうしてる?と確認すると場面が戻り、後姿で泣いている状況を確認できました。そのまま少し未来へ意識を飛ばしてやると彼女の天真爛漫な笑い顔や声を聞くことでき彼女の、こんな顔や表情を見るのは初めてと、クライアントの彼、本人が驚きを感じていました。食事の場面ではご飯茶碗一杯によそがれこんなに食べられないと彼女に文句を言ったり食卓のテーブルクロスが黄色い向日葵柄だったり黄色のカーテンに驚いている様子が現実味を帯びて伝わってきました。なぜ黄色なのか?理由を聞いて見たかったがセラピスト側の疑問なので言葉を差し控えました。催眠療法では言葉にしたこと以上に感じたり考えたりすることが多いので学びが多く得られています。この辺で催眠から目覚めても良いかどうか聞いて見ました。本人からの了承が得られたので醒ましてから色々と話を聞いていると他にも確かめたいことがあるといい始めました。最近バイクに乗ることが嫌になり何かトラウマのようなものを感じる しかしその事実は覚えていないし何があったのか確認したいとの申し出がありました。一度 催眠に入れば再度入りなおすことは容易になっています。場面を事故のときに戻して確認しました。後輪がスリップをし、後ろから付いてきたバイクに惹かれそうになる場面を思い出していました。そのときの恐怖と脚を痛めた記憶が意識から追い殺され、記憶も消されていたのです。先ずその恐怖感と楽しいツーリングの記憶とを入れ替えてあげました。醒めてからインタビューすると完全にトラウマが消えツーリングへの期待感と楽しみに変わっていました。年上の彼女との付き合い方、考え方を催眠体験のなかで得ることができ満足され感謝の言葉を残し元気に去っていかれました。
2011.05.10
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「人は食べなくても生きられる」それどころか食べないほうが健康的に生活できるし若返りにもなる。との考え方を実践し書籍まで発表している人がいます。 実践思想家として62歳になる「山田鷹夫」氏という方がおられます。 ブログでもその考え方を伝えていますが(http://taka1119.com/)まさに現在でも理想的な健康体を誇っておられます。 なぜそのようなことが可能になっているのかは端的に語られています。 「人は食べないと餓死する」との暗示、呪縛にかかっているのだそうです。 心の持ち方で人はずっと食べなくて逆に健康になるとのことだそうです。 興味のある方は山田氏の著書「不食」をご覧ください。 まさしく心のあり方の不思議さを提言されています。
2010.03.16
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数年前にコーチングセミナーに通っていた頃、「人のほめ方、伝え方」について研修をしていた折、20人くらいで誉めることを実演していた時、相手の人が間違いなく催眠にかかってしまい こちらにその意識がなく大変に戸惑いを感じたことがありました。 相手を誉めた途端、親しみを込めた会話が始まり後日のセミナーの日にはお土産を持ってこられたのです。 そして何気なくデートの約束までしてしまい何か変だぞと思った記憶があります。 ただ催眠のせいにしてはそんなに数日間もかかったままというのも変ですし感情の変化が長続きするはずもありません、 結局1ヶ月ほどして催眠感情から脱却された様でした。 とても素敵な方で誉め方に本気が入り相手が本気にされ催眠状態になられたようでした。 今日のニュースで朝青龍の人柄や魅力のポイントについて触れていましたが彼の無邪気さや人の良さを拝見するにつれ催眠に掛かりやすそうなお人だなーと思っていました
2010.02.07
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昨日「たまプラーザ」のイーハトーブクリニックという萩原 優医師の主催される診療所でソマテイック催眠療法といわれるまだ新しい療法の説明、打ち合わせ会に参加してきました。この療法は昨年アメリカのデイヴィッド・クィグリー氏によって始めて日本に紹介されました。クイグリー氏はゲシュタルト療法、プライマルセラピー、グループプロセス、ユング心理学、 エリクソン催眠、臨床催眠、NLPなどに精通しており、米国、ヨーロッパを始め各国で催眠関連の講演会、講習会を開催しています。著書に催眠療法のテキストである『アルケミー・ヒプノセラピー』があります。ガン、免疫不全、アレルギー、リューマチ、糖尿病、腰痛などの様々な状態にこの療法であるソマティック・ヒーリングが適応されてクライントさんがご自身を癒されたケースが紹介されています。氏の講習会を受けた萩原先生が主催されて日本でもこの療法を一般に広げていこうと昨年から1年以上をかけてボランテイァで治験されてきました。経験豊富なセラピスト達が複数集って毎週毎にグループセッションや勉強会をを開いてきたのですこの療法により得られる効果は多岐にわたっています。幼少時のトラウマによる慢性的な疾患の原因を取り除く、アダルトチルドレンで悩まされているクライアントに対し心の中で求めている本来の理想的な両親の姿(内なる両親)をクライアントの心の中に植え込んだりもできます。愛に包まれたインナー・ファミリー(内なる家族)を持ったインナー・チャイルド(内なる子供)を育てることが出来ます。前世療法を病気のヒーリングに用いる方法も学べます。リウマチ、脱臼、事故による怪我の後遺症(ムチ打ち症、腰痛など)を催眠運動で癒す方法や頭痛、腰痛を取り去る進んだ方法を学ぶことも出来ます。必ずしも治療には関係なくてもガンへの対処法やアレルギー、化学物質過敏症への対処法を学んだりもできます。具体的には、クライアントさんのニーズに応じて行う、1)身体の不調部分と対話して向き合う方法2)身体エネルギーの調節を行う方法3)潜在意識下の身体運動(自律運動)に目を向ける方法4)自律運動で患部の色や形を追い出し、新しい色や形を運び入れる方法5)内なるドクターと出会い、アドバイスやスピリチュアルな手術を受ける方法といったイメージワークやボディーワークを修得できる学びなのです。これらの学びやワークを自在に操るにはそれにふさわしい経験や知識、スキルが不可決ですから基本からしっかりとお互いに切磋琢磨し合う姿勢が求められるのです。6人~8人のセラピスト達が萩原先生を中心として1年近くも勉強会を開催してきたのもそのためだったのです。中心となる萩原先生のプロフイールは下記の通りです。萩原 優先生「プロフィール」医学博士 広島大学医学部卒業 東京女子医大外科で3年間の医療錬士を経て、聖マリアンナ医科大学第一外科にて消化器外科、内視鏡的診断・治療、緩和医療に従事した。第一外科講師、准教授を経て30年以上に渡り大学病院に勤務し、平成17年3月退職した。 平成18年9月より19年3月まで「森の診療所」院長を勤めた。現在は聖マリアンナ医大客員教授。日本外科学会専門医、日本消化器外科学会指導医、日本消化器病学会指導医、日本消化器内視鏡学会認定専門医、日本緩和医療学会評議員、産業医 今年の4月を迎え、いよいよ具体的な活動を始めることなり、その打ち合わせが昨日行われたのでした。
2009.04.03
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1月25日に静岡のSBS学苑(静岡新聞社主催)で自律訓練(自己暗示)のセミナーを実施してきました。参加者を10名ほど集めての会合でした。静岡新聞社が募集して、ほぼ毎月開催されているカルチャースクールです。講師として契約し静岡、沼津、浜松、地区などで毎月開かれています。さて 朝一番の自己紹介を皆さんにお願いし、名前、出身、今回参加の目的などを頂いたところ今回に限りいつものパターンと違うことに気付きました。男性6名、女性4名で今回は男性が多いなとは思っていましたが参加目的が皆さん 異常に悩み深く、そして重い症状を抱え苦しみながらお越しの方が多かったのです。なかでも、40代の女性が深刻に訴えてこられました。6年ほど前から右側の腰、足がしびれ、痛みが消えない状態で苦しんでいるとのことです。外科、内科はもとよりあらゆる措置を受けMR,レントゲン、すべての検査を受けても原因が判らず診察券だけでも50枚以上になっているそうです。医者の見解は「ストレスからもたらされる心因性の確率が高い」との判断で今回確かめるべく参加されたとのことでした。1人では歩くことすら間々ならないということで友達に付き添われてきたのです。他にも不眠症の方やら、他人との人間関係に傷ついた方、赤面症で悩んでいる方などそれぞれです。午前中に潜在意識の話などを始め、その合間に右腰の悪い女性に催眠を試しましたが案の定 否定的な反応で全く誘導に掛かってはくれません。このセミナーでの趣旨は「肯定的な自己暗示を受け入れることで囚われから解放される」所にあることを解説していました。先ほどの女性には合間を見てはイメージ法や驚愕法などの催眠誘導を行いましたがいずれも拒否、失敗しています。集中力がないことも明白です。女性にとって今日の参加目的が「本当に心因性の原因かどうかにあること」は、はっきりとしています。何とかその原因を探る為にも誘導を成功させたいと願っていました。他の皆さんの前で失敗例を見られるとマイナス作用が多いことも承知のうえで会えて最後の手法をためして見ました。拒否の心を利用して催眠では逆の暗示を与えてみたのです。「貴方は催眠に掛かっていないから言ったとおりには成らない、目は閉じないし自然に開けていられる、全て自分の思ったとおりになる。」と伝えてみたのです。しばらく繰り返していると意識が遠のきだしコックリ、コックリとし始めました。案の定、逆の反応を見せるタイプでした。たまにいるのです。全く逆の暗示に入る方だったのです。この後しばらくして休憩の後、件の女性が発言されました。腰、足、いずれも痛くないと気付かれたのです。横にいた付き添いの女性に「こんなこと初めて、」と驚きを伝えていました。他の参加者も事の成り行きに唖然としていました。この後のセミナーでは「囚われから解放される現象、事実を目の前で体感した」事から参加者の学びにも大きな影響を与えたことは言うまでもありません。「事実は全ての理論を凌駕する」ことを実感しました。私にとっても貴重な体験となりました 。
2009.01.27
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新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて今年の第1弾は、悪徳催眠商法についてご報告します。おれオレ詐欺の平成20年度、被害総額は過去最高の約333億円を超えたそうです又悪質リフォーム詐欺などの被害も後を絶ちません。この様な被害にあう方は特殊な方だけなのでしょうか?調べてみると一般の方達がほとんどです。新興宗教に入信して家屋敷をそっくり寄進、寄付させられた方もたまに見かけたりもしますが自分からそのように思いこまさせられて後から気づくケースがほとんどです。彼らは特殊な会話技術を持っているのでしょうか?実はそんなに複雑なスキルを使っているのではありません。それどころか驚くほど簡単な手法で顧客を思いのままに操っているケースが多いことに気づかされます。種明かしをします。実は世間には10人に1人くらいは異常に暗示に簡単に反応してしまう人がいるのです。まさかと思われるでしょうがこの事実は催眠術をご存知の方には暗黙の事実なのです。おれおれ詐欺や悪徳絵画ビジネスの関係者はそういった人たちを狙って仕掛けているのです。10人に1人ですから街角で声をかければ簡単に見つかることは言うまでもありません。アンケートの依頼をして書いているその時間を利用すれば充分に見分けられるわけです。深夜の通販番組やTVショッピングに巻き込まれやすい方はご注意ください。
2009.01.05
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昨日、外出前 腕時計がないことに気付きました。前日 人に会うった時は確かに腕にはめていたので家の中にあるはずなのに幾ら探しても見つかりません。カミさんにも手伝ってもらい心あたりのある所は全て探しましたが見つかりません。最近忘れっぽくなっているので、いよいよボケが進行したのかと心配になりました。最近も買い物に行った先で料金を支払いながら品物を受け取るのを忘れて帰った事実があります。このときは電話を掛けて忘れた経緯を説明しながら後で受け取りに行ったこともあります。しかし今回は幾ら考えてもなくしたときの記憶がありません。ただ、直感的にはどこかから出てくる予感はありました。以前にも失くした事が在りましたがいずれ出てくる予感がしていました。案の定 翌日ひょっこりと出てきたことがあります。以来、失せ物が出たときは直感を信じ、何時までも探すことには余り拘らないでいます。何か出来事があって、その判断に迷ったときは潜在意識の助けを借りて解決することはちょくちょくあります。今朝起きたときも潜在意識に助けを借りるしかないかと思いながら、ぼんやりとしていると、最近ある場所で物音がした記憶がよみがえりました。パソコン台の後ろです。ほぼ確信的にその場所を探すと案の定ありました。思い出したというよりヒラメキで感じたというほうが真実に近い状態です。記憶力が衰えた分、直感力がカバーをしてくれる今日この頃です。
2008.12.20
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先日(11日)、テレビ番組(世界仰天ニュース)で催眠療法の特集をしていました。又、催眠術を面白おかしく怪しげな取り上げ方をするのかなと思いながらチャンネルを合わせてみました。題名が「催眠療法」になっていたので前世療法かな?とも思いましたが視ているとペインコントロールの件でした。痛みの感覚を消す催眠暗示です。催眠レベルでは中くらいの深さに深化させて痛みの感覚が薄れていき最終的には痛覚がなくなってしまうというものです。催眠の世界では通常、顕在意識もありますので目の前でメスを使われたり注射をされると痛みを視覚的に感じてしまうのですが、前暗示や追い込み暗示を効果的に使うと徐々にその恐怖感や痛みの感覚が麻痺してきます。更に顕在意識に不思議ではないと暗示を伝えると目の前で見えてても平気になってくるのです。この番組では抜歯や手首の関節をメス、ノコギリで手術していましたが 結構、学術的な取り扱いで真面目な表現をしていました。更に生まれてからずっとチキンの唐揚げしか食べられない少女に対し、年齢退行で昔の記憶を探り出していました。乳製品のアレルギーが原因だったことを見つけ出し、食べ物の偏見をなくして他のものを食べれるように暗示を与え、すっかり嗜好を変えることにも成功していました。珍しく催眠の効果をまっすぐに見つめた構成で司会役の中居くんや笑福亭鶴瓶さんにたいし感謝の気持ちすら覚えたような番組でした。
2008.12.13
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生き方に迷っておられる女性から依頼を受けました。相談を始めた瞬間から涙ぐんでいます。感情がほとばしっている様子です。このような方は催眠に対して被験性の高い方によく見られる症状です。カウンセリングが終わりセッションに入ります。テストも順調に終わり誘導に入りました。前世療法の為に過去生に入り家族にもあって過去の父親に対面してもらいました。ここで人格交替で父親の心の中に入ってもらったのですがこのあたりで催眠から覚めてしまった様との言葉がクライアントから帰ってきました。この後は、再開しようとするのですがどうしても催眠に入れませんでした。どんな誘導も反応できないのです。その日はあきらめて後日に試そうという事で約束日だけを決めてお帰りいただきました。本人はどうしても催眠に掛かりたいということで練習方法があれば是非教えて欲しいといいます。瞑想法や集中力の高め方などを指南してお帰りいただきました。後日、再度チャレンジしました、その時はスムーズに導入できました。その折に気付いたのは父親の存在が「キー」でした。父親の存在が彼女にとって余りに大きく、その人の心の中に入ることは緊張感が破裂しそうに強くなるのです。2度目では人格交替をやめたことが功を奏してスムーズに終えることが出来ました。クライアントの精神的背景に注意をして誘導が必要なことを再度教えられたセッションでした。
2008.12.05
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統合失調症という精神的な病いについて昨日、テレビで取り上げていました。主な状況は下記のとおりです。(ホームページから抜粋)統合失調症は100人に1人くらいの割合で発症し次の経過をたどる。1 発病前の症状: 多くの場合、統合失調症の発病前には、ひきこもり、学業や仕事への意欲の喪失、清潔さや身だしなみへの無頓着さなどの前駆症状が認められ、徐々に顕在化してくる。2 病状の進行: 1、の前駆症状に続いて陽性症状が出現する。この段階で受診する場合が多い。経過とともに陰性症状が優位となり、次第に能力が低下し、重症化する場合もあり、患者の約10%が自殺するとの報告もある。3 統合失調症の分類: 統合失調症は次のように分類されることもある。a. 妄想型: 30歳前後に発症することが多い。病態は比較的固定した妄想(確固とした妄想)が優勢であり、通常、幻覚とりわけ幻聴を伴う。感情、意欲、会話の障害、緊張病性の症状は比較的認めない。b. 破瓜型: 感情の平板化、意欲の低下、自閉傾向など陰性症状が顕著で、幻覚・妄想は一時的、断片的である。行動は一般に無責任で予測しがたく、わざとらしい。思考は解体しており、会話は一貫性を欠き、まとまりがない。通常、15~25歳までに発病し、陰性症状が急速に進行して予後不良であることが多い。c. 緊張型: 20歳前後に急激に発症し、顕著な精神運動性障害が本質的で支配的な病態を示す。昏迷、興奮、不適切で奇異な姿勢の保持、拒絶症、硬直、命令自動症などの緊張病症状を示す。d. 解体型: 破瓜型に似ているが、感情に一貫性がなくなり、急性期を過ぎても陽性症状が残っている。4 陽性症状、解体症状、陰性症状: 統合失調症の症状は、現在のところ陽性症状、解体症状、陰性症状の 3つに分類される。a. 陽性症状:幻覚、妄想、思考障害、緊張病症状、奇異な行動など→問題(6)にもどる 幻覚- 実際にはないものが、存在するかのように知覚するものをいう。知覚の種類によって、幻視・幻聴・幻味などがあるが、統合失調症では幻聴が圧倒的に多く見られる。妄想- 病的に作られた根拠のない不合理な思考内容であり、事実と異なっているのに、それに対して強い確信を持ち、理論的な説得が行われても、それに対して強い確信を持ち、訂正できない考えや判断などの精神病性症状で、被害妄想、誇大妄想などのテーマがある。 この他に、考想化声、思考伝播などの自我障害や、思考障害、緊張病症状、奇異な行動などが見られる。b. 解体症状: 混乱した思考と、まとまりのない会話や行動などの症状をいう。c. 陰性症状: 自発性欠如や次によって、正常の精神機能活動の減少や欠如することを陰性症状という。陽性症状に比べて薬物療法の効果が期待し難い症状といわれる。 感情の平板化(Affective flattening)-感情表現の幅や強さの著しい低下(感情鈍麻) 思考の貧困(Alogia) -会話の内容や量が乏しい 意欲減退(欠如)(Avolition) -閉じこもりなど無快感症(Anhedonia) 注意集中力の低下(Attentional impairment)簡単に言うとうつに似ていますが妄想や幻覚を起こすところに違いが見られるようです。この病気は薬物療法で安定した症状に抑えることができます。早めの対処が求められてもいます。ただ薬の服用による問題は副作用がいろんな作用を引き起こす危険性があり精神的な補助が必要なところにあります。催眠療法ではこの精神的補助を側面から補うことで必要とされるケースがままあります。催眠作用により脳内でドーパミンやセロトニンが供給され症状の改善に役立つことはよく知られています。
2008.11.29
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失言問題で総理大臣の麻生氏が追求を受けている場面が多々、視られます。「言葉というものには人生と教養というものが含まれている。」と発言された方もいます。政治家はよくコミュニケーションスキルを多用されています。今回の老人に対する失言問題でも麻生総理はこういっています私の発言が一部の方に誤解を呼ぶようなことになった、、、、のであれば其処についてはお詫び申し上げたい、」これは分離法といわれる手法で発言の全てを陳謝するのではなく限定した箇所に絞って訂正をすることで自分は悪くはないということを印象に残すスキルです。全部がおかしいのではなく発言の一部分だけが間違っていたとの自分を擁護する姿勢が見られます。発言の趣旨に囚われてばかりでなくその裏側にある真意を見抜くのも大事なことですよね、
2008.11.28
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時々、うつ症状のご相談で来られる方が増えています。毎日が憂鬱で体がだるい、朝 起き辛いなどと訴えてこられます。「どうなりたいのですか?」と聞くと、人生を生きていく意味や目的が解らない。今の人生を生きる使命を知りたいとお話されます。人生の半ばを過ぎかけようとしている女性の方に多い症状に思われます。そして何故か圧倒的に多くの方が不眠症状を抱えています。前世療法を施療してから、リラクゼーションをします。ほとんどの方が催眠誘導するとその場ですやすやと睡眠状態に入って心の底からリラックスされています。場合によってはその場で20分ほど眠ってくつろいで頂くと元気に目覚められます。熟睡のコツや夜中に何度も目が覚める方への対処法を教えると結構喜んでいただけます。皆さん、単純なことで心を癒せることをご存知いただけるといいのですが、、、
2008.11.22
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10月25日,26日と2日間にわたり全国webカウンセリング協議会で年齢退行催眠療法のセミナーを行いました。この協議会はイジメ、不登校、引きこもりなどの問題を対象に全国でカウンセリングを行っている組織です。教師やボランテイァなど総数約200名のカウンセラーを擁しています。カウンセリング技術に催眠療法が有効な手法と気付いてこれまでに3回ほど開催されています。楽しく学んでいただく為にお互いが色んな経験やコミュニケーションを通じて「場」を作っていただいています。事例として30代の男性教師がこのような記憶を話されました。「ずっと昔からスミレの花を見ると何故か懐かしく、座り込んで見つめてしまいます。更に涙ぐんでしまうがその理由がわかりません。その理由が知りたいが思い出せません。」早速 催眠に誘導しスミレの花を見つめている場面を再現しました。幼稚園児の時代に戻っています。一緒に2人の女の子とお弁当を食べているそうです。卵焼きとほうれん草のおかずを思い出していました。近くにスミレの花が咲いている花壇があって楽しく過ごしていました。その日は引越しを控えて最後のお別れをしているそうです、女の子の名前も思い出されています。自分の幼い頃の呼び名も思い出していました。とても淋しいけれど懐かしい思いだそうです。彼女達が「きっと又会えるよ」と慰めてくれているそうです。時がたって記憶の彼方に忘れてしまっていた事が今ありありと甦っています。解催眠後、潜在意識の記憶力の不思議さにも触れることが実感でき自分の過去に出会えた事をとても喜んでおられました。このように自分が忘れてしまっていたことでも催眠状態になると思い出すことが出来るんですね、年齢をさかのぼって当時の出来事を呼び名やお弁当のおかず、などまるで目の前にあるかのようにありありと再現できる記憶力の不思議さに感銘を受けられたようです。
2008.10.27
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過敏性腸症候群に悩まされていたクライアントからメールが届きました。 「最近、腹痛の症状が減り改善の方向が出てきました。」とのことです。嬉しい知らせです。このクライアントの場合、催眠にはとても良い反応をするのですが肝心の施療効果を引き出すには時間がかかっていました。時には好転反応の結果ではないかと思うのですが症状が一次的に悪化し前よりひどくなったとの知らせに、やむを得ずセッション費用を無料で良いからと無理を言ってさせていただいたほどです。都合4回のセッションで回復の方向に向かっています。一度目は6ステップリフレイミングというNLPワークや自律訓練、2度目には再体験で腹痛を起こさせてから立ち直るイメージワーク、そして3度目は暗示療法など種々のワークを体験されていました。過去の事例から治療効果には自信があったのですが数年前からこの症状に悩まされ、かかりつけの医師からも「すぐには絶対に治らない」と断言されるほどの重症だったので時間がかかりました。又本人も医師の言葉がマイナス暗示となって完全に直るのは無理かもと思い込んでいるほどでした。今週末にセッションでこのクライアントに再度お目にかかりますがお目にかかることをを楽しみにしています。
2008.10.20
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北島康介選手のコーチ平井氏がNHKの「プロフェッショナル」という番組で紹介されていました。彼の抱える北島選手は、基より女子の中村選手も銅メダルを獲得し名コーチ振りが賞賛されています。色々なアドバイスを一言で伝えきる工夫が結果に結びついていることを解明していました。北島選手の場合は「勇気を持ってゆっくり泳げ」、です。結果 100メートル決勝での最初の50メートルでは普段19ストロークの所をなんと16ストロークで泳ぎ、優勝と世界新に結び付けました。中村選手の場合は準備運動の時、体調が良くないと訴えられた中村選手に対し全力でもう一本泳がせ、自信を持たせ直していました。勿論 一言のアドバイスで結果が大きく変わるほど簡単な世界ではありません。平井コーチが普段から見抜いている体調と気力のバランスが表現に表わされた結果と思います。集中と解放とが選手に適切なアドバイスになるかどうかを驚くほど考え抜いたアドバイスに現れています。今日の浜口京子選手に対するアニマル浜口が言っていました。緊張させたいときは「気合ダー!」そして解放させるときは「ワッハハハ!」という笑いなんだ、と「次はロンドン、」と共通のことばを出していましたが楽しみな4年後です。
2008.10.14
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毎日がいつも背中を押され気ぜわしい思いを感じながら過ごしています。クライアントの方が勤めのことを考えるとお腹が痛くなったり頭痛に襲われる気持ちがよく理解できます。毎日の仕事で流されているような不安感や何か、し残しているんではとの心配事がつねに離れない心配性のせいでしょうか?こんな時は今、やらなくてはならないことを全てメモに書き出すことにしています。重要なことと、緊急性にこだわらず全てを書いてみます。急ぐことは当然ですが重要なことに触れてみることでつい後回しになっている大事な仕事の将来について考えることが出来ます。1、本の執筆を急ぐこと 2、ホームページのリニューアルを完成させること 3、催眠スクールの立ち上げなど考えれば山積した厄介な問題が年内に立ちはだかっていることに気づかされます。のんびり休憩などしておれません。今の不景気に立ち向かう為には相当の覚悟が必要な昨今ですね、
2008.10.11
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NLP(コミュニケーション心理学)は1970年代ベトナム戦線から復帰してきた多数の米兵に対し、傷ついた精神を治療する目的で開発されたといわれています。 急な精神治療の増員ニーズに対し不足がちだったカウンセラーを補う為に開発されたブリーフセラピー(できるだけ効率よく短期間に問題解決の成果をあげることをめざす心理療法)として脚光を浴びました。 問題解決セラピーとしても効果的であり、NLPワークは催眠状態に入りにくいクライアントに対し代替療法としても評価されています。 このNLPワークは30種類以上もあり多種多様な症状に対し威力を発揮しています。 私もクライアントの体調や日によって催眠に入りにくい状態のときは、このNLPワークを採用するケースがあります。 こころを病んでいる方に対し、催眠以外の対応手法を用意しておくことはセラピストとして不可欠な技術ともいえますね、
2008.10.03
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誰もが驚く潜在能力とはどの様なものでしょうか? 人は誰でも自分の力の限界を知っていると思い込んでいます。 営業マンであればこれまでの成績で、管理職であれば課長、部長が出世の限界と思い込んでいるケースがよく見られます。 ここで火事場の馬鹿力といわれるケースを思い出してみましょう 長崎の原爆記念館を訪れたときのことです。 記念館の中に少年の手記が残されていました。 原爆が落とされ長崎市内が火の海となりました、皆が逃げ惑う中で、ある大きな屋敷の梁が崩れ落ちてきて少年が下敷きにされてしまいました。 近所の人たちが助け出そうと必死になりましたが大きな木材の為、誰にも持ち上げることが出来ませんでした。 やがて火の手が廻り始め、徐々に近所の人たちも一人減り2人減って少年は取り残されてしまいました。 そのとき逃げていた母親が少年を探して舞い戻ってきたのです。 ぼやぼやしていると近くまで押し寄せてきている火の手に母親すら飲み込まれてしまいそうな火勢です。 ここで母親は大きく、大きく深呼吸をしたそうです。 己の不幸を心底 感じたのか、大事を前にして心を静めたのか、心の底から生き抜くことをあきらめ 死を決心した、ため息なのか、全てのものが含まれた溜息だったのかもしれません。この自分の子供を助けるために全身の関節が破壊されようとも力の限り持ち上げることを決心した瞬間でした。 体全身に力を込め一気に持ち上げた時、なんと大きな梁が持ち上げられ、その瞬間彼女の全身からバリバリッと音が響き渡ったそうです。 少年は、結果 母親の犠牲で助かりこの顛末が記念館に作文として残されたそうです。 この母親は本来、力自慢でもなんでもない普通の母親だったそうです。 息子の危機を前にして普段 抑制していた心のスイッチを切り替えた結果、思っても見ない能力を発揮したのです。 このように普段は身体を守るために100%の力を出さない様、顕在意識の中では心のスイッチがオフになるように入っているのです。 記念館には原爆の放射熱によって溶けたガラス瓶や爆風によって刺さったガラス破片まみれの肌着などが展示さていましたが最も心に残った展示物でした
2008.10.02
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JR横浜線の長津田駅、南口から約5分のところに岸田屋酒店という地酒専門店があります。そのすぐ横にとてもおいしい焼き鳥屋さんがあります。店内は10坪内外の狭さですが従業員は8人ほどいて人手は充分に確保されています。カウンターに座ると焼き場には店主らしき人を含めて2人ほどが黙々と言葉少なく焼きに集中しています。2~3回言ったことがありますがいつも満席です。めまぐるしく働く従業員の方達も休む暇なく注文が飛び交い、大忙しです。初めに形の良いビールグラスで喉を潤し次に冷やのうまい地酒をお変わりします。これがお店のお勧めなのですが喉越し良くスイスイと入っていきます。言うまでもなくこの店の焼き鳥は絶品です。ハツ、つくね、レバー、砂肝、一つ一つに愛情さえ感じる串焼きです。値段もリーズブルなのでお勘定の心配もなく勤めの帰りに気安く寄ることが出来ます。楽しいことにお客さんの雰囲気も洗練されていてお互いを尊重し合い大声や怒鳴り声などは一切なく楽しく1人酒を楽しめます。店主の店に対するこだわりが焼き鳥やお酒を通じて伝わってきます。まさしく暗示効果が効いていて、口に出さなくても客に伝わるものがあるのでしょう、又今度来るときは誰に教えようかとつい思わされてしまうそんな雰囲気のお店でした。
2008.09.28
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今週日曜日、21日に沼津SBS学園(静岡新聞)でNLPのセミナーをおこないました。 過去、数回 開催しましたが、その度に参加者が少なく残念な思いでの 開催でした。 ところが今回は定員20名に対し19名の参加者に囲まれ活気のある実施となりました。 不思議なんですよね、東京では結構人気のあるコースだったんですが静岡では私以外の人のセミナーでも実施のしにくいセミナーだったんです。 それが突如定員一杯の人気を余分ですから、お蔭様でとても活気があり楽しいセミナーとなりました。次回につながることを期待したいと思います。
2008.09.23
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過敏性腸症候群というクライアントが最近増えています。殆どのクライアントがナイーブで繊細な神経の持ち主です。朝起きたときから出かけるのが憂鬱でお腹が痛くなる事が心配で、心が囚われている症状です。こういう方には年齢退行療法でその原因となった記憶をいれ替えたり、不安を持つことの原因を聞いてあげることで改良になるケース多いのですが更に自己催眠、特にミラー催眠といわれる自己暗示療法が効き目を発揮しています。一日5分ほどの自分に対する励ましを入れるだけで効果を出すことを知るのが大事なんですね、
2008.09.13
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昨日、催眠療法基礎コース((第3の目を開く能力開発に挑みます。) を実施しました。6名の参加者を迎え無事終了しました。終了後は例によって近くの居酒屋で懇親会での打ち上げでした。お互いが自分の願望を暗示しあうことを楽しんでいただきました。ハイヤーセルフからの超能力を貰ったり未来の自分からアドバイスやメッセージを貰ったり、痩せる暗示をしっかりと受け取ったりと結構エンジョイしながらの楽しい催眠を掛け合っておられました。結構リピーターの方が多かったのも一員ですが2回ほどの参加で皆さん療法士として立派にスキルを身につけておられるのには驚きです。しかも催眠誘導スキルも相当身につけておられたのには脱帽ですこれからも仲間をどんどん増やしていけたらと、楽しく語り合う場がとても心地よい一日となりました。
2008.09.01
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先日来、ソマテイック療法という新しくアメリカから伝わってきた催眠療法をお医者様とチームを組んで6~8名の人数で治療行為を行っています。患者さんが催眠状態で身体や細胞の訴える 言葉掛け、手当て、マッサージなどを行うことでガン、アトピー、膠原病などを回復に向かわせようとするたしなみです。6月から臨床結果を確認していますが中には顕著な良化が認められる方も少なくありません。アトピーの方は2ヶ月ほどで初期の重症状から驚くほどの回復ぶりを見せています。この様な患者さんの中には催眠に対しての懐疑心がぬぐえない方もいます。催眠状態を、ワイズ博士等の本で読んだように劇的なイメージで強く予測されており、自分は違う!催眠にかかっていない、と思い込んでおられるのです。元、新聞記者をされていた方で客観的に物事を観察し、何に対しても裏付けを求めてしまう癖がある方も同様に納得の邪魔をしているようです。4回ほど今回の療法を受けていますがこのままでは無駄に終わるかもれない局面に陥っています。最初の頃、あるセラピストが、手が顔から離れない確信体験を実感して貰い催眠に入っていることを説明しましたが、「セラピストに悪いから、その場面では自分では手をどけられたが意識的に離さなかった。」との解釈をしていました。さて 催眠状態では良くあることですが、催眠に入っていることをクライアントに実感してもらう為に、「立てない! 前に歩けない! 手が離れない!」などの禁止暗示を掛けて確信体験をしてもらうのですが、この時 心の中では立てる気がしていたがセラピストに恥を欠かせないために立たなかっただけ、という理解をしていた方が大くおられます。勿論 立てる気はしますが、実際に立とうとすると全く身体がいうことを聞かないケースがほとんどです。これが確信体験なのですが、クライアントは立つ気がしなかっただけ、ということで納得をされない方もたまにおられるのです。このような場合、「それでも良いから立ってご覧」と敢えて立たせることも1つの法ですがモデルを見せるのも誤解を解く良い方法でもあります。初めて目の前に催眠を見せられることで簡単に理解を示してくれるのです。実社会において催眠に掛かりやすいか否かを理解しておくことはとても重要なことです。無論 催眠商法に引っかかりやすい危険性とか新興宗教に勧誘された時とか壺を買わされない、とかの予防措置もありますが、自分が被験性(催眠の掛かり易さの度合い)が高いか?低いか?くらいを知らないと、相手の言葉に対してどんな反応をしているかの客観性を持てないからです。披験性とは10人の人達がいたとすると、とても反応をしやすい人が1~2人、全く掛からない人がやはり1人、普通に掛かる人が6~7人、大体このような構成になっています。この披験性を理解できると対人関係や、自己暗示が簡単に修得出来るか否か?内観の理解度、瞑想の効果、など自分の内面を知る為のヒントがたくさん隠されているからなのです。催眠云々は別として自分の被験性をチェックすることも大事な自己発見です。ほんの10分ほどの体験で簡単に自己チェックができるのです。ここからは私の学んだスクールの師 「minami先生」からの受け売りです。催眠術を掛ける場合の便宜上の催眠深度測定法です。まず、椅子から立てないや前に歩けない、携帯電話が重たくて持ち上がらない、声が出ない等の運動系を支配できるレベルを軽トランス域としています。さらに、感覚が敏感になったり鈍感になったり、飲み物や食べ物の味が変わったり、笑いが止まらなくなる等の感情が支配されたり、名前や特定の数字を忘れたりするような、感覚や感情や健忘を支配できるレベルを中トランス域としています。また、記憶を書き換えたり、時間を止めたり、幻覚を支配できるレベルを深トランス域としています。例えば、椅子から立てないという暗示に掛かったからといって、その被験者が軽トランス域に居るとは限りません。被験者の意識は深トランス域に居る場合もあります。この違いは、椅子から立とうと思えば立てるというレベルか、椅子から立ち上がるなんて絶対無理だと、頭から暗示を受け入れているかの違いでも知る事ができます。ではどうすれば具体的なトランス深度を知ることができるのかと言いますと、それぞれのトランス深度に相当する暗示を与えていけば良いのです。椅子から立てなくはなったけど名前の健忘には反応しなかった場合は「軽トランス域」。笑いが止まらなくなったりつまらないものが好きになったけど、幻は見せられなかったような場合は「中トランス域」。幻は見えるわ、時間は止まるわ、記憶は支配できるわ・・・という場合は「深トランス域」。さらに健忘暗示を掛けていないのに、催眠中の出来事をまったく覚えていないような場合は、「完全催眠状態」としています。公開セミナーを開催しています。被験性のチェックも出来ます。詳しくはHOMEページをクリックしてご覧ください。
2008.08.29
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昨日の北京オリンピックで伊調千春選手が銀メダルを取りました。アテネでの悔しい銀メダルを踏まえての大会参加でした。今回の銀ではさばさばとして満足な結果を素直に喜んでいました。その喜びの裏にはアテネで敗れた相手選手を破っての決勝進出があった様に思います。4年間アテネで敗れた選手の打倒を目指して練習を積み重ねたに違いありません。同じ選手に敗れたとするなら、その悔しさは想像するに余りあります。今回の選手たちの感想をきいていて共通性があることに気づかされました。一様に応援してくれた関係者や観客に感謝の言葉を掛けている点です。自分だけでなく周りに対する配慮の言葉に大人の姿勢を感じさせられます。今日は浜口選手の決勝があります。 朝の番組で、「優勝したなら会場を走り回って喜びを表わし母への感謝を表わしたい」といっていました。優勝後の場面まで想像している彼女の精神状態に逞しさを感じたのは私だけでしょうか?公開セミナーを開催しています。詳細はHOMEページをクリックしてご覧ください。
2008.08.17
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次女が小さい頃、宇都宮のマンションに住んでいたころです。 全く気づかなかった、原因と結果について思い出したことがあって娘に確認したところ判ったことです。 最近わかったことですが娘は左利きです。私もそうなのです。 ですが実はとても変な左利きなのです。 箸やペンを持つには左なのですがボールを投げたりラケットを持つ時は右に変わるのです。 こんな変な娘の癖にはわけがありました。 まだ娘の小さい頃、私とキャッチボールをしていました。 娘が左手でボールを投げていることに気がつき、なおさせようとしましたがそこでふと思いました。 無理に直させると吃音やストレスがたまると思い、自然に私の真似をしているのかもと思い私自身が右で投げているのを見せたのです。 案の定、娘も右で投げ出したのです。 ここで終わったのですが、どうやらこれをきっかけに娘は右投げ左書きの癖が身についたようです。 先ほど思い出して娘にこの癖について質問をしたのですが、なぜ右投げになったのかを思い出せないようでした、 私には、はっきりとこのシーンが意識に残っていたのですから間違いのないことかと思います。 指示や命令で直させたのではなく本当に私の真似だけをしている頃、何気なく真似をしているのを利用して植えつけた所作が今に影響していることに驚きをもって発見した次第です。
2008.08.15
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北京五輪で谷亮子選手が銅メダルをとりました。ルーマニアの選手との準決勝で積極性に欠けるとの指導を受けた為、判定負けを喫したのでした。過去4度のオリンピック参加経験を持ち 金2、銀2の輝かしい記録を持っています。今朝の新聞を見る限り、彼女の感想ではこれまで5度の出場で全てメダルを獲得できたことを喜んでいます。きわどい判定に対し抗議の様子はかけらも見せていません。大会前、金メダルには拘っていましたが今回の銅にはそれなりの価値を見つけていました。ここで目的と目標に目を向けて見ますと、金を取ることが目標ではなかったようです。真の目的は「公人として、ママとして社会的に出産後でもきちんと活動できること」を証明したかった」様に受け止められました。重量挙げの三宅選手の6位入賞のケースでは本人もコーチ役の父親も落胆しきりでした。小さい頃から8年間も減量や練習漬けできて結果が本人の納得いかない成績でしたからその気持ちは察しても余りある面がみうけられます。心配なのはメダル獲得を全ての目標にさせてそれにより本人に何をえさせるか?までをこれまで話し合っているかどうか?です。試合後の本人の落胆振りと「父親が怒っている」との本人談です。今現在は 意識が父親の感情に囚われており、目標が達成できなかった悔しさを他に向けていますが、何の為に重量挙げにチャレンジしているのか? の、きちっとした目的が整理されていたかどうかに不安を感じます。10代の三宅選手に求めすぎかとは思いますが「悟るということはあきらめること」という言葉を聞いて彼女には、まだ早すぎると思いました。敢えて言えば「悟るということは執着しないこと、」と言い換えた方がまだ納得が行くような気がします。今後の三宅選手を見守りたいとおもいます。
2008.08.10
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耳の調子がおかしくなりました。健康の為、ヘルスジム通いをしています。運動の後プールで泳ぐことで汗を洗い流すのですが、泳いだ直後 いつも左耳がつまるのです。お風呂に入った後まで耳詰りが治りません。3年ほど前にも経験がありました。耳鼻科へ行ったら簡単な耳掃除で一発で治りました。今回も同じ原因だろうと予測をしていたものの、もし病気が原因だったらと思うと安穏としていられませんでした。1週間ほど様子を見ていましたが治りませんでした。一日中、ずっと憂鬱な感じです、不自由な思いは気になると忘れることが出来ませんでした。思い切って昨日病院へ行きました。結果、予測どおり耳詰まりで2~3分の治療で完治でした。治ってからプールで泳いだのですが初めのひと泳ぎだけはその快適さに喜んだのですがすぐにその快適さは当たり前になってプールから上がるころにはもう忘れていました。人間って調子が悪いときになって仕方が無いのですが良くなるとすぐにその快適さを忘れて当たり前になるんですよね、健康に感謝しなくては!ほんと、痛感しました。公開セミナーを開催しています。詳細はHOMEページをクリックしてご覧ください。
2008.08.09
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不眠と願望達成とのズレ不眠から解放されたいとの願い、思いから催眠療法を頼ってこられる方が大勢おられます。そのような相談の際、よくお聞きすると ほとんどの方が間違った手法を選んでいることに気づかされます。それは不眠の現状から逃れたくて「いつも眠れない、」ことに不安を感じていることです結果的に、薬に頼り、その副作用におびえ眠ることへの不安をさらに増幅させている方が多いのです。眠れない理由をあれこれ探したり説明される方も多くいますが 実はその原因が分かっても心因的な不眠の場合、たいした解決法にはつながらないケースがほとんどです。病気によっては原因が分かればその原因を取り除くことで治るケースもありますが不眠の場合、原因は一つだけのケースは少ないのです。多くの不眠の原因は「不安」という感情から起きています。「不安という感情」には理論、理屈の世界は通用しません。単に不安なのですから原因探しをすれば「モグラ叩きゲーム」に陥ってしまうことも明白です。又、眠れないというマイナスの現状から「ただ眠る」というゼロの世界への願望では動機として弱いともいえます。眠れない方にとっては切実な願望ではありますが眠るようになってどうされたいのか?まで その先に触れることも重要なことです。この場合は原因探しよりも重要な対応処置が必要です。「眠れない、」現状への対処法です。どうすれば眠るのかという対抗処置を考える必要性です。対処法として 暗示療法が浮かんできますが、いくつかのルールを守ることが大事です1、 肯定的な文案を作る(否定語は暗示として利かない)2、 現在形または過去形を使う。(今現在がよく眠れているとか眠るようになった、との表現をする)3、 詳しく、かつ 細かく、(潜在意識に語るときは出来る限り具体的に告げる)4、 完璧な言葉遣いを避ける(徐々に、とか段々に、が望ましい)5、 能力でなく行動に暗示をつける、(寝るという行動にたいして暗示を入れる)6、 想像力を働かせる(寝ることが出来た結果どんなことが起きるのかを想像する)いかがでしょう? 単純に暗示を入れていたこれまでの考え方が如何に間違っていたかお気づきでしょう。この気づきだけで、眠ることから解放された方も 大勢、おられます。公開セミナーを開催しています。詳しくはHOMEページをクリックしてご覧ください
2008.08.07
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昨日の体験セミナーは当日の飛び入り参加2名を加えて総勢9名での開催となりました。11時からの開始で色んな分野からの参加者に恵まれました。的を得た質問を数多くされ内容的にも深い部分を探りながらの展開となりました。結果なんと9名全員が前世を何らかの形で理解、見ることが出来たようでした。終了後の恒例となった懇親会でも大いにコミュニケーションを取り合い 盛り上がった会話を楽しむことが出来ました。セミナーをした時は夜、熟睡できることを話し、今晩の夢をみることを期待しながら、そして前世でのお互いの存在を確認したりして、又の再会を約しつつ小田急百合ヶ丘駅で解散をしました。
2008.08.04
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昨日の体験セミナーは当日の飛び入り参加2名を加えて総勢9名での開催となりました。11時からの開始で色んな分野からの参加者に恵まれました。的を得た質問を数多くされ内容的にも深い部分を探りながらの展開となりました。結果なんと9名全員が前世を何らかの形で理解、見ることが出来たようでした。終了後の恒例となった懇親会でも大いにコミュニケーションを取り合い 盛り上がった会話を楽しむことが出来ました。セミナーをした時は夜、熟睡できることを話し、今晩の夢をみることを期待しながら、そして前世でのお互いの存在を確認したりして、又の再会を約しつつ小田急百合ヶ丘駅で解散をしました。公開セミナーを開催しています。詳しくはHOMEページをクリックしてご覧ください
2008.08.04
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2日の催眠セッションは静岡のSBS学園(静岡新聞社)でセミナーに参加いただいた方から紹介いただいたご友人でした。お年を伺うとびっくりするほどお若く見える女性です。結婚後15年ほどパリに住み、和菓子の作成と販売をされた経験の持ち主です。今は日本にかえってきて1人で会社に勤めているそうです。依頼はこの先どんな人生を生きていけばいいのか知りたいとのことでした。前世にも興味があるとのことで未来療法とあわせて催眠誘導を実施しました。今回は昨日の失敗の教訓を生かし前世を見るための準備を丁寧に行い、納得のいくまで時間を掛けてみました。トータル4時間を掛けての催眠療法でした。公開セミナーを開催しています。詳しくはHOMEページをクリックしてお読みください。今朝は起きても、やや けだるさが残るほど疲れていましたが気分的には落ち着いた朝の散歩を楽しむことが出来ました公開セミナーを開催しています。詳しくはHOMEページをクリックしてご覧ください。
2008.08.03
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昨日の催眠セッションで思い知らされた体験をしました。昨日は朝10時からの開始でした。神楽坂での会場にはすでにクライアントの方が待っておられました。20代の若く素敵な女性です。キャリア試験の受験勉強に集中できなくて悩んでの相談です。お話を伺うと小学生の頃、同級生と催眠ごっこをして見事掛かった経験があるとのことでした。又 よく見る夢で「大きな木になった自分の夢」を見ることが多いとのことです。話しながら感情の変化を起こしている様子も見られました。早くも潜在意識を呼び起こしているようです。1時間ほど現在の状況や悩みの様子をお聞きした後で催眠誘導に入りました。予測どおり簡単に催眠に入っていかれます。リクエストが前世療法を受けたいとのことでしたので深化をしながら前世誘導をしたのですが、ここで意外な現象が出てきました。何も見えず自分の姿が感じられないとのことです。やむを得ずクライアントにどこか行きたい場所はあるか聞いてみました。「森へ行きたい」と話されたので森の中へ誘導をしました。何が見える?感じられる?ときいたところ、見えないといわれます。そして はるか上の方から見下ろしているので森がよく見えないといわれました。このあたりで「会話のずれの理由」に気づき、質問の方向を変えることが出来ました。自分の存在を教えて?と聞くと「風のように感じる、」とのことです。彼女は「風」になっていたのです。余りにものすごいイメージ力で私の発想がついていかなかったのです。しばらく風になってあちこちに移動してもらいました。海に移動すると今度は海の水になって魚とたわむれたり、イルカと遊んだりしています。このあとに上空へあがってハイヤーセルフとの出会いを試しましたが全くその気配を感じることは出来ませんでした。結局、彼女の求めていることが読めず解催眠をして話を聞いて見ると人間としての前世をイメージできなかったようです。彼女の被験性の高さに安心をして前世退行の事前説明をしなかった為のミスでした。結局、集中力アップの暗示とミラー催眠の自己暗示法を教えてセッションを終えたのですがこれまで2時間半のセッション時間で充分な催眠療法が行えると思っていたおごりを反省せざるを得ませんでした。この機会にセッションをもっと丁寧に行うため一回の所要時間を3時間に伸ばすこととしました。早速今日から延長したセッションで更に丁寧な誘導を行いたいと考えています。色々と教えられるこの多いセッションでした。公開セミナーを開催しています。詳しくはHOMEのところをクリックしてお読みください。
2008.08.02
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催眠療法のセミナーを2年以上開催しています。すると、なかには 再参加の方も多数いられます。そんな方たちからよく、不眠が治った、もしくは意識していなかったが、よく眠れるようになったとの声を聞かされました。初めは余り意識しなかったのですが 私自身、催眠セミナーを行った夜は何故か熟睡している自分がいました。そして朝の目覚めがとても気持ちよくてスッキリとした状態でした。気がついたのです。催眠セミナーをすると掛かった人だけでなく誘導する側もよく眠れる事実にです。催眠療法について学ぶうちに脳内ホルモンの存在を知りました。簡単に書くと1、ドーパミン、 快楽ホルモン ワクワクしやる気になる、スカッと快感2、セロトニン、 幸せホルモン 前向きになり、ホンワカ幸せ3、ノルアドレナリン、覚醒ホルモン シャキッとし、集中するがキレやすくなる 不安や怒りやすくなる4、グルタミン酸、 興奮し、どきどきする5、βエンドルフイン、 脳内麻薬 安心し 快感、以上のようなホルモンが脳内で作成されています。心配事でくよくよしていると上記のノルアドレナリンが放出されセロトニンが不足気味となるのです。催眠はイメージワークでもあります。このイメージをすることで脳内では実際と同じホルモンが放出されることは科学的にも立証済みです。楽しいこと、気持ちよい事をイメージすれば1,2,5のホルモンが多量に放出されます。熟睡の邪魔をしている3、のホルモンは抑制されます。以上のようなメカニズムによって催眠をうまく利用すれば不眠に対してとても効果を発揮できる次第です。入眠障害や熟眠障害の方には特に効果的です。催眠で簡単に熟睡を取り戻す人が多いのも納得できます。公開セミナーを開催しています。詳しくはHOMEページをクリックしてご覧ください。
2008.07.31
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不眠症で悩んでいる方が今とても増えているそうです。静岡のSBS学園(主催、静岡新聞社)で公開セミナーを行っていますがその対処法のセミナー開催リクエストが急増しているそうです。私も以前 不眠になりかけた経験があり その辛さ、怖さはよく理解できる気がします。眠れないことに気づき、「眠らなきゃ、」と思えば思うほど眠れない!「明日の仕事の為にどうしても寝て置かなくちゃあ、」焦れば焦るほど目がさえる、そんな体験にしばらく悩まされました。不眠症は放置するとやがて「うつ症」に移行することが多いとも言われています。現に私の周囲でもそのような方が増えています。私が不眠から脱することが出来たのはある方法をとったからでした。否定命令という言葉があります。「~~してはいけない!」という言葉を使用するとそのメッセージが強調されて更に囚われが強くなるということだそうです。反対に肯定型の言葉を意識することで囚われから脱することが容易になるということです。その方法とは簡単なことでした。呼吸法に集中することでした。息をすい、吐きます。その吐くときに ながーく、ゆっくりと吐きます。そのながーく、ゆっくりと吐くことだけに意識を集中すればよいのです。他のことには意識は一切触れず、吐くことがうまく出来ているかどうかに集中するのです。大体4~5分で意識が遠のいていくことが実感できます。この集中法を出来るようになると睡眠障害の4タイプの殆どに対処ができるようになります。不眠症対象の公開セミナーを開催しています。HOMEページをクリックしてご覧ください。
2008.07.30
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昨日、依頼があって個人的に催眠療法の指導をしました。その際 気づかされたのですが私にとってなんでもない簡単なことが相手にとって非常に難しく真似のできないことが多々あるんだなと思いました。ややもすると 当たり前に思ってしまっているけれど 新しく学んでいる人にとっては 理解不能で修得するには随分努力が必要なケースがあるんですね、自分の組み立てでは半日で憶えられると思いましたが実際には相当 練習しないと体得できていないんですね、今日もスキルの指導が予定に入っていますが教え方に工夫がいること、十二分に感じています「公開セミナーを開催しています。詳しくはHOMEページをクリックしてご覧ください。」
2008.07.27
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「周りの人が皆、年下になっている」今朝の朝日新聞に記事が載っていました。 こんな当たり前のことに、フト気づきました。 当然ですよね、 58歳になっているんですもの 昔、小説家は人生の先輩として色んな経験や学識に基づいて発表しているものと思っていました。 あるときを境として自分より若い人が書いている事実に複雑な思いをしました。 相撲取りの大関や横綱が私より若いなんて思っても見ませんでした。 研修に出ればみんな年下ばかり! ある瞬間にタイムスリップしたような自分の周りが変わってしまったような不思議感覚に呆然としました。公開セミナーを開催しています。homeページもご覧ください。8/3日, 8/16日、 8/31日,
2008.07.26
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催眠療法士が催眠を使わないでセラピーを進めてる、って不思議に思いません? 一般のセラピストは実は余り催眠を深く学んでいません。 カウンセリングやコミュニケーションは勉強していますが催眠に関しては誘導文を読めればクライアントの多くは催眠状態になることから重要視していないのです。 ただ色んなクライアントの方もいますから、通りいっぺんの誘導だけでなく応用の種類も持っていたほうが、ゆとりを持ってクライアントに臨めるのも真実です。 そういえば以前、ホームページに記載されていた記事で「私は催眠術は使いません。だから安心してセッションを受けてください」このような紹介文が掲載されていて驚いた記憶もあります。公開セミナーを開いています詳しくは上部のhomeページをクリックしてご覧くださいhttp://plaza.rakuten.co.jp/nlppuraku/
2008.07.25
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今年に入ってから学んだ催眠療法法の一種にソマテイックヒーリング(体細胞療法)というものがあります。具体的にはケガ、痛み、或いは病気などの身体的問題症状を癒しへ導く新しい手法のヒプノセラピーです。 ソマティック・ヒーリングでは、「体に出ている問題症状、或いは快適な状態も全て、自分の体が本人に知らせているメッセージである」と捉え、そのメッセージが何かを探っていきながら、体が欲していることを行っていくセラピーです。 つまりソマティック・ヒーリングは既に何らかの病や痛みを発しており、身体に問題を持っていらっしゃる方向けのヒプノセラピーなのです。ケガや痛み、病気の原因となった根底の感情を探り、その感情を癒しながら、同時にご自身の体が欲することを催眠状態でボディー・ワークを行い、或いは必要に応じて多種多様なイメージ・ワークを行っていきます。ソマティック・ヒーリングでは、既存の様々なセラピーの有効性をミックスさせながら行うとてもパワフルなヒプノセラピーなのです。とても画期的な手法なのですが当然新しい手法なので慎重に症例を積み重ねていくことも必要なのです。現在イーハトーヴ・クリニックの萩原優医師と我々、有志のヒプノセラピストの間でチームを組んで治療効果の検証に取り組んでいます。近じかにホームページでも取り上げていく考えで進めています。公開セミナーを開催しています。homeページ欄をご覧ください、
2008.07.24
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今日はAM10時から沼津市で「前世療法1日体験コース」のセミナーを開きます。静岡新聞社主催の「SBS学園沼津校」で1年以上続いている人気コースなのです。毎回 色々な方たちがスピリチュアルな出会いや体験を求めてこられます。日常では余り得られないコミュニケーションの場を求めてこられる方も多くいらっしゃいます。利害関係の無い場で自由に楽しく会話を出来る場でもあります。朝のスタート時は緊張されている方もお昼をすぎて 夕方になる頃にはすっかり打ちとけて数年来の知己のようなか関係になっているケースがほとんどです。私のこのセミナーでは肩の力を抜いて皆さんと楽しくコミュニケーションを楽しんでいます。これから出かけますが今日のメンバーはどのような方とお会いできるか?とても楽しみです。
2008.07.20
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先回 予告したミラー催眠について報告をします。先ず その効果ですが、私にとっての体験と感想です。某日 誰も居ない午前中、鏡に向かって、初めは照れながら独り言のようにささやきました。「私は、、、、、」「自分は、、、、!」徐々に声が大きくなっていきます。独り言が高まっていきます。 そしてその発言は確信に変わっていきました。発言の声がこだまのように時間差を感じながら、自分に聞こえてきます。その通りでそうなることが当たり前になってきたのです。時間的には開始から10分前後が過ぎていました。とてもすっきりとした、確信めいたものが自分の中に生まれていました。最も感じられたのは客観的に自分を見る目が出来ていたことです。自分で不安を作り、そこに囚われていた自己中の自分を見つけました。というより独りよがりのさびしい魂を別次元の自分が見ていました。それからは、その変化が面白くて、新幹線の洗面所の中、トイレでの自分に向かって発言をしている自分が居ました。知らない人から見たらきっと「危ない人」に見えていたに違いありません。いつの間にか、人生に対し自然体になっている自分がいました。思い通りになれない自分に対し、それも自分が望んでいた形なんだと納得がいっています。この先は何を望み、どうしたいのか解ってきた様な気がしています。楽になれるんでよ、鏡の中の自分は他人です。他人は変える事の出来ない存在です。見つめながら話しかけているうちにある瞬間、変性状態になり、やがてトランス状態が現れてきます。別次元の己の目を見ていると、、、、、、この先は自分で試されることをおススメします。余りに簡単、効果のすごい催眠セッションなのですが簡単すぎて当り前に見られてるんですね、サラリーマン超能力家で有名な高塚光氏の書籍で氏の能力のスキル説明が表わされていました。本当は新興宗教の教祖様が億単位で謝礼を払うから伝授して欲しいと頼まれたのに¥1500円そこそこの本で以前から発表していたという裏話のあった件と同じですね、真実はいつも身近なところにある。気づくか気づかないか? それは自分次第ということですかね?
2008.07.14
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昨日、主催したセミナーを無事終えました。「ハイヤーセルフ(高次の自己意識)との出会いと学びの講座」というテーマです。ヒプノセラピー(ray)の代表 玉手けい子さんとのコラボレーションのセミナーでした参加者は前回のリピーター参加の2名を含め計5名での受講となりました。最初はいつもどおりやや緊張気味な雰囲気でのスタートとなりましたが1時間少々過ぎたお昼休みの頃にはすっかり打ち解けていました。手相鑑定や古神道、四柱推命、クオンタムタッチ、コーチングなど皆さん話題豊富な方が集まり盛り上がっていました。普段聞けないような話題の連続で、あっという間のお昼でした。その後、ワークに入り前世でマチュピチュにいったり中間世で頭のてっぺんに穴をあけられたり、皆さん 色んな経験をされた様でした。終了後は軽く(?) 懇親会を開こうということで近くの居酒屋でお昼の懇談会の再現です。前回のワークで習得された自己催眠で早速 自分の魅力に気付きをもたれた方もいました。Oさんにいたってはいたずら者の一面が現れとてもチャーミングな表現力を身につけていました。前回参加の男性の激変振り(明るく陽気な性格に変化)に圧倒されながら手相を鑑定されたり、クオンタムタッチで癒されながら楽しいひと時を過ごしました。又の再会を約しながら百合ヶ丘駅にて解散をしたのは9時を回っていたような気がします。
2008.07.13
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今年になってから、新しく導入した催眠療法の数々を列挙してみました。ソマテイック療法、インナーヒーリング、カラーヒーリング、ミラー催眠、等などです。中でも自分自身に対して驚きの効果を出しているのはミラー催眠です。日々の暮らしの中で明らかに変化を感じさせてくれます。どんな変化、効果なのか?詳しくは次回に書き込みます。
2008.07.09
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昨日、六本木でのセミナーを無事終えました。多くの受講者を迎え、NLPのコミュニケーション部分を中心とした内容でした。男女半々で必ずしも女性中心といえないセミナーになりました。最近のNLPへの関心の高さがうかがわれる会場でした。反応も良く、今後の運営の参考になる意見が多く聞くことができました。
2008.06.30
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静岡の藤枝でもセミナーを開催する運びとなりました。静岡新聞社の系列のSBS学苑、藤枝校で交渉の結果、10月から開催することが決定しました。ここでの依頼事項は先ず不眠症についての催眠療法を教えてほしいというものです。不眠症とは、「寝つきが悪い」「眠っても何度も目がさめる」「熟睡できない」といった症状がたび重なり、慢性化している状態をいいます。最近、この不眠症をはじめとする睡眠に関する問題を抱える人の数は増加傾向にあり、5人に1人が睡眠に関して何らかの悩みを抱えており、そして10人に1人が「不眠」で悩んでいるという調査報告があります1ヶ月以上の不眠は長期不眠といい、(うつ病、不安障害など)が背後に隠れている場合もあります【不眠症の症状】大きな分類をすると3つに分かれます。________________________________________●入眠障害________________________________________眠ろうとしてもなかなか眠れず、布団の中で何時間も起きているという、いわゆる”寝つきが悪い”という症状がこの入眠障害です。________________________________________布団に横になってから実際に寝付くまでの時間には個人差がありますが、寝付くまでに30分以上かかる日が何日も続く状態は入眠障害にあると言えます。________________________________________この症状になると”眠らなくては!”という意識が強くなり、より一層眠れなくなってしまうことが多いようです。________________________________________________________________________________●熟眠障害________________________________________眠りが浅いと感じる睡眠の状況・症状が熟眠障害です。これは、就寝はスムーズに行えても、就寝中に何度も目が覚めてしまう状態です。________________________________________就寝中に目が覚めることを中途覚醒(ちゅうとかくせい)といいますが、この中途覚醒が、熟眠障害の原因となっていることもあります。________________________________________中途覚醒の自覚がなくても、覚醒の時間が短いためにその記憶がないこともあります。なので、熟眠障害の症状がある人は、中途覚醒の可能性を疑った方がよいでしょう。________________________________________________________________________________●早朝覚醒________________________________________朝早いうちから目が覚めてしまう、起きようと思っている時刻よりずっと早くに目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなってしまう症状を早朝覚醒といいます。不眠症の原因は、いろいろな要素が考えられますが、主な原因としてはストレスです。強い持続的なストレスにさらされたら、ほとんどの人がいずれ、うつ症状になると考えられます。こう知らされると早めの対策が必要なこと痛感させられます。
2008.06.29
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最近うつ状態で困っている女性のクライアントがセラピーを受けにきました。年行った鬱状態の祖母をお見舞いに行って祖母の鬱が伝染したようになってしまった女性のクライアントです。心優しさが彼女の心にマイナスの作用をしたようです。2年前に伴侶をなくし、心にぽっかりと穴が開いたような祖母の寂しさが彼女に伝わり 年をとり老いることへの人生の恐怖に心が囚われてしまったのです。まだ若いクライアントにとって自分の将来も何れは祖母のようになってしまうとすれば、日々、年をとっていくことはつらすぎる現実なのでしょう。2週間前に見舞いに行ってから 囚われに襲われ、毎日 朝 起きることがつらいと訴えます。本来は明るく聡明な女性のようです。前世療法で過去に生きていた人生やその後の中間性を見ていただき、生きる意味や目的を理解してもらいました。その後、暗示療法で囚われからの解放や「未来療法により、自分の未来を垣間見る」ことで明るい自分の将来を信じて生きる喜びを発見してもらいました。さて すっかり明るく元気になった彼女と事後面談をしていたとき、彼女から2点の質問を受けました。一つ目は「なぜ この仕事を選んだのですか?」小さい頃、そう小学5,6年生の頃 将来の職業で何になりたいかをを皆でしていた時何気に医者になりたいともらしたことを思い出しました。自分がお医者さんに掛かったとき、とても頼りになり、将来こんな風に困っている人から頼りにされれたいと思ったのです。そのとき同級生から医者になるには頭がよくなければなれないとからかわれ、あっさりとあきらめた記憶がよみがえりました。セッション直後は私も催眠状態に近く、そんな過去の記憶が直感的によみがえってきました。今の仕事を選んだ背景には意識の裏にその頃の夢が植えつけられていたのかもしれません。そしてもう一つ、「いつも状態の良くない人と接していて心が疲れたり鬱が移ったりしません?」というものです。これも私の仲間からよく言われ、そのためにトラウマや心の病のクライアントは避けるようにしているセラピストもたまに見かけます。自分の場合、初めは元気がなく暗い状態のクライアントに接しながら徐々に解放されていくクライアントの心のあり方や表情をまじかに見ることで、逆に生きる励ましやそこからエネルギーを受け取れ喜びをもらっているのです。今の仕事に感謝の日々が続いています。(セミナーを開催しています)ヒプノセラピー、前世療法 レインボーカラーによる癒しのパワーヒーリングを学ぶ体験セミナー 7月6日(日) 午前11時~17時詳しくは こちらへ
2008.06.23
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6月29日(日)、六本木ヒルズ(アーテリジェントスクール)で開催される私のセミナーが好評のようです。テーマはNLPコミュニケーションスキル、「相手の心をとりこにするコミュニケーションのコツとツボを催眠心理学とNLPを使って貴方だけにお伝えします。」上記のテーマで募集したのですがなんと50名を越える希望者が集まっているそうです。開催まで1週間余を残していますからまだまだ希望者が増えそうです。好評の分析はこれからですがこのテーマから想像できることは若い女性の恋愛に対する興味を刺激したのかな?と思っております。私の目的は顧客の心をとりこにするつもりが、受ける受講生は恋愛に意識が飛んでいるようです。勿論、原理は同じところを追求しておりますから希望には添えると思いますが、、セミナーの内容を参加者の期待に沿うよう組み替えなくてはと多少、腕組状態です。
2008.06.21
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よくお母様方からイジメや引きこもりのご相談を受けます。ご相談に応じて、カウンセリングの中で、本人面談をしたとき、気づいたことがあります。一様に存在感が薄く、名前を呼んでも かなり時間をおいてせいぜい小さな声で返事をするのが精一杯な感じです。目をあわそうとしません。下のほうばかり見ています。話の「間」が遅く会話がしにくい状態です。これらの症状は原因でもあり 結果そのような形になってもおられるのですが、要素として見逃すことは出来ません。1、イジメに困り転校をしても、何故か又、同じ様に皆からいじめられてしまう、2、自分からは特に何もしていないのに、なぜ?3、友達が欲しいけれど出来ない。皆が私を避けている。こんな悩みを訴えてくる子供さんが増えています。共通性があります。自分から挨拶が出来ない(特に相手の目を見て)相手が自分を呼んだとき、元気よく返事が出来ない相手の目線を避けてしまう小さい頃から親が過保護、もしくは過干渉のケースで起こりがちな子供さんの症状です親御さんにとってはそんなはずは!、まさか私が原因?ということで認めたくない現象でもあります。過去を振り返り誰が悪かったのか、何がよくなかったのかと原因を探したくなりますが敢えて言えば「これからどうするのか?」に発想を転換する必要があります。親子で、共に気づいたことに立ち向かっていくところに好転の鍵があります。毎日の 朝、昼、夜の挨拶訓練、返事の「ハイ!」から取り組んでみることにも解決の道が開けていることもあります。過去の原因探しをするよりもどうしていくのかに意識を変えることが大事かもしれません(セミナーを開催しています)ヒプノセラピー、前世療法 レインボーカラーによる癒しのパワーヒーリングを学ぶ体験セミナー 7月6日(日) 午前11時~17時詳しくは こちらへ
2008.06.14
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前世療法を実施していると、突然ジプシー時代の記憶がよみがえり関係者の名前がすらすらと出てきてこちらがびっくりさせられることがありました。10人近い登場人物で、その全ての人の具体的名前が呼ばれるのです。場所や地名、年代までもはっきりと特定されるので疑いの余地のない状況です。このようなケースの場合 興味が湧いて次々と事件性のある場面を確認していくことになります。そして学びの場面で中間性に入ったりハイヤーセルフトの対話などでは思いもかけないアドバイスに唖然とさせられることもたびたびあります。人の心の奥深くには正直理解しかねることもあります。
2008.06.07
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