モントリオール（カナダ）のここが嫌い!!
モントリオール（カナダ）のここが嫌い!!対してここではモントリオール、いやカナダのここが嫌い、良くないところを紹介します。
1.税金が高い
はっきり言ってカナダ人の平均賃金は低い（他の先進国と比べて）。紹介してなかったが、私は駐在でここにいるのではなく、カナダローカルの企業に転職している形になっている。つまり、給与、福利厚生その他全てカナダローカルのスタッフと同じ待遇になっている。
カナダ行きを決意したときに覚悟はできていたが、とほほっと言うぐらい収入が減った。皆さんはカナダの物価をご存知か知らないが、日本と比べて対して変わらないといったのが私の感覚です。確かに住居にかかるコストは以前住んでいた東京に比べれば大きく差があるが、日常品の価格は対して変わらない。
となると結果的に生活が少し苦しくなる計算になる。ここでやっと税金の話、所得のほぼ4割強が税金に消えていく（ウソー!!って感じ）。日本の確定申告にあたるTax Returnで少し返って来るとしても、そんなのすずめの涙程度。
これはどうにかしてって感じです。
2.医療システムの崩壊
ご存知だろうか？カナダは医療費が原則無料（タダ）である。
素晴らしい、医療費の高騰が社会問題になっているアメリカ、負担額が上がっていく日本と比べ、”タダ”いい響きである。
しかし、これはbullshit（ブルシット）”でたらめ”である。
圧倒的に医療サービスを提供する側のリソースが足りず、サービスも粗悪。ホームドクター（家族のかかり付けのお医者さん）の数が足りず待ちリストの山、たとえ救急で病院に運ばれたとしても、順番待ちが当たり前（30分、1時間いえいえ6時間いえもっとかも）。
ここに来て何が不安といったら医療。特に小さい子供のいる家庭（うちのような）は、正直”金を払うからちゃんとした医療サービスを受けたい”と言いたい。
カナダ政府は、既にこの問題を認識しているが、どこかの政府と一緒で全く改善される見通し無し。
カナダに来ようと思っている方がいたら、ぜひこの事実を知って欲しいと思う。
3.商品、サービスが悪い
ある程度覚悟はしていたが、ここまで..という感じである。 ”何が？”って、サービスです。ここモントリオールにかかわらず、北米で企業が一番今力をいれているのが、カスタマサポートです。
しかし、それでも最低である。ここに来て間もなく電話会社とトラブルになったことがあった。カナダには、Telus（テルアス）とBell Canada（ベル カナダ）という二つの電話会社が、通信ビジネスを独占している。日本でいう○TTのようなものです。長距離電話以外、必ずローカル回線はこの電話会社を選ばなければならず、ここモントリオールでは、ベル カナダ。 この会社何と毎月同じ料金のビル（請求書）を出せず。どうしても腹が立ち、カスタマサポートに電話したところ、中々オペレータに繋がらない、おまけにやっと捕まった担当者は、絶対に”I’m sorry”を言わない。
商品ときたら安かろう悪かろうの典型で、客が自分で商品をよく確認しないと、部品がない、壊れているなど不良品に当たる確立が非常に高いのだ。
こちらの常識として、ダンピング（廉価な価格競争）の結果、従業員の給料を抑え、最悪すぐ解雇、教育をしないなどの影響でこの現象が生まれているというのが定説である。
こちらのTVコマーシャルでは、やたら接客態度の良い店員が登場する、どれだけ企業はCS（顧客満足度）に力を入れているかアピールするが、実際店舗を訪れるとそんな店員などどこにもいない。
もし、こんなところに住もうとお考えなら、覚悟したほうが良いですよ。
まっ、でも慣れですけどね。
4.自動車の保険料が高い
これまた社会問題にまで発展していますが、カナダでは高い自動車保険料を無視できません。日本の自動車保険では、例えばリスクを細分化する（年齢制限、免許の種類、家族限定など）などで、細かい保険料計算が行われ、且つ保険を利用しなかった場合、毎年一定の利率で保険料が安くなっていきますよね。
しかし、ここカナダ（少なくとも私が住むモントリオール）では、後者の毎年の割引という概念がなく、逆に毎年保険料が値上がりしていきます。保険会社曰く、インフレを考慮しているとのことですが、全く理解できない仕組みで機能しています。
保険料は当然所有する車の価格、免許の種類、保険の条件で異なりますが、駐在、留学等でカナダに来ている日本人が取得できる免許の種類は概ね同じなので、車の価格などでほぼ決まると見てよいでしょう。
あとアドバイスとしては、もし日本で車を所有されていて、損害保険を掛けている場合、保険会社から英文で無事故の証明書をもらえるので、取り寄せておくことをお薦めします。一部保険会社では、この証明書で割引をしてくれるところがあります。詳細は、契約されようとしている保険会社にお問い合わせ下さい。
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