【須坂】 05.03.10
お久しぶりです(^Ｏ^)/皆さんお元気でしたか?!信州も春めいてきました♪
今週は地元人・kinokomesiもすっかり北信州を堪能三昧の日々でした。相方
のダディ・マミー（日本人です）とお出かけしておりました。アパート披露
も事なきを得まして（^O）=3ホっ 善光寺から始まり、野沢温泉、須坂市と
日々あそんでおりました。今日はご心配おかけしたお詫びをかねまして
古い蔵が数多く残っている【須坂】をご案内しようと思います♪
須坂市は、長野市のお隣にあり、昔は養蚕・製糸業でとても栄えた所だそ
うです。小さい頃から須坂にはよく行きましたが【須坂＝街】というイメー
ジでした。十数年前くらいからは「寂れちゃったなぁ・・」そんな感も否め
なくはありませんでしたが（A^^；）ここ１０年ほどで、須坂市のお隣の街
【小布施】がメキメキと急成長してきたせいか、須坂も数多く残っている古
いものを活かして街づくりを進めているようで、すっかり変わっていました。
私鉄・長野電鉄【須坂駅】から東？側に５分ほど歩いた所にこういう古い町
並みがあります。（交番に見えない、交番の裏側にあります。）須坂駅から
は、ちょっと分かりづらいかもしれません。心配な方は、須坂駅のすぐ前に
【シルキー】という商業ビル（？）のような建物があります。そこの２階に
観光案内どころがありますので、訪ねてみると良いかもしれません（^ー^）
まだキレイ（？）に整備されておらず、寂れた感のある古い町並みを見ながら
相方のダディは「昭和３０・４０年代を思い出すなぁ」と、とても懐かしそう
＆嬉しそうに見ていました。時が止まったような感じです。
町並みを歩いていたら少し奥まった所に、一段と大きくて白い蔵がありました。
【よっとくらい】と書かれた木の札・発見！【寄ってくださいな】という意味です。
「・・・トイレかな？」恐る恐る引き戸を開けてみたら。
『はいどうぞ、お入り～』と おばあちゃん 。【 まゆぐら 】という休憩所でした。
そこでは名前の通り、繭を加工して作った人形や、シルクのストール、機織機
もあったり、なにか作業している人もいたり。ベンチでちょっと一休みしてい
たら『お茶どうぞ』といって、おばあちゃんがお茶を入れてくれました。無料
なんだそうです！！しかも、ただのお茶だけではありません。【たくわん】ま
で（笑）さすが信州流のお茶の時間。とても嬉しかったです（*^ー^*）
おばあちゃんは市から頼まれて、お留守番をしているそうです。 そこではおばあ
ちゃんがとっておきのおトク情報を いろいろ教えてくれます（クーポン券や
新幹線やバス情報まで！）蔵の町並みを見に行かれた際は、是非ぜひおばあち
ゃんのいる【まゆぐら】まで足を伸ばしてみてください♪
今、須坂では。 【３月３日～４月３日まで】ひな祭り開催中 なのです。町のいた
るところで、おひな様や人形が飾ってありました。町の人が大事にしていた古
いものを飾っているそうです。北信州では、旧暦でひな祭りや端午の節句をし
たりします。kinokomesiの実家の方も、旧暦でお祝いしますよ。
上・左の写真はお雛さまではなく、土人形です。須坂市のお隣（？）中野市の
名物の古い土人形です。今は作る方が２人しかいなくて、とても貴重なのです。
上・右は 塩屋醸造 という味噌・醤油屋さんです。相方のダディが熱望して、是非行く
のだ！と言うので行ってきました。初めて行ったのですが、昔ながらのたたず
まいで、少し今風でもありステキなお店でした。女将さんがとても親切でお味
噌汁を頂いいちゃいました。「おっ！！こ、この味は・・・・」kinokomesi
のばあちゃんが作ってくれたお味噌汁に似た味でした。ばあちゃんはよくお味
噌を作っていたのですが、その味でした。普通に売っている【信州味噌】の味
とは全然違うのですが、どう違うか説明しにくいです・・。懐かしい味でした。
ちょっと嬉しくなったひと時でした。
女将さんが「古いおひな様あるんですよ」と案内してくださいました。江戸
時代のおひな様だそうで、大きくてとても綺麗でした。しかもお兄さんが、味
噌蔵や醤油の蔵も案内してくれて！！お醤油を絞る所まで見せてくださって、
大感激でした。こちらのお味噌屋さんで３・４０分程お邪魔してしまいました。
と、こんな感じでお散歩したのですが、プラッとしただけで横道などに入っ
たら、まだまだ古い建物が見れそうでした。時間があるときにまた遊びに行き
たいなぁ～と思いました。これからの須坂市は見所いっぱいです。北信州にお
越しの際は、ぜひ【須坂】も行ってみてくださいね♪
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