「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

01日 アントン・レック&東響&小菅 優


東京交響楽団第551回定期

1・ハイドン
   交響曲第104番「ロンドン」


2・ラフマニノフ
   パガニーニの主題による狂詩曲
     小菅 優(ピアノ)

アンコール曲
  グラナドス:「ゴイェスカス」第4曲「嘆き」または「マハとウグイス」


************** intermission *****************

3・ストラヴィンスキー
   バレエ音楽「春の祭典」


 2007.12.1.18:00 サントリーホール 1-18-28

ハイドン「ロンドン」毎回定期にハイドン作品を取り上げてきた東響ですが
安定した演奏に感じました、ノン・ヴィブラートでの演奏。

ブルー系の目の覚めるようなドレスで登場の小菅さんのラフマニノフが素晴らしい演奏、強いリズム感の冴と弱音でも繊細ながらきっちりした打鍵で濃厚なロマン溢れるラプソディでした。
バックの東響も重厚な音で支えています。
小菅さん、大声援に応えてアンコールにグラナドスの作品、これもじっくりと聴かせました。 実にステージ・マナーも落ち着いたもので既に大器の片鱗を感じさせました。

休憩後の「春の祭典」先月ゲルギエフ&マリインスキー劇場の演奏を聴いたばかりですがアントン・レックの指揮はかなりエネルギッシュな身振りで全体に
曲の細部よりも一つの音のエネルギーの塊を表現しているように聞こえてきました。もちろん、フル編成の東響もやや重心の低い重厚な響きで応えてパワフルなハルサイを堪能したと言ったところ。(大谷康子:コンサート・ミストレス)
★★★★☆


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