「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

19日ミョンフン&ヴェルディ「レクイエム」




チョン・ミョンフン指揮
東京フィルハーモニー交響楽団


ヴェルディ
   「レクイエム」


ソプラノ:カルメラ・レミージョ
アルト:藤村 実穂子
テノール:キム・ウキョン
バス:ロベルト・スカンディウッツィ

合唱:東京オペラシンガーズ


 2009.2.19.19:00 東京オペラシティ・コンサートホール 3-C1-26

チョンさんの演奏への期待か、ホールの入りは超満員の様子。

そして演奏のほうも期待を裏切らない見事な壮絶な演奏でした。
4人のソリストも其々の持ち味を生かした歌唱だったし作品の
重要な役割を担う東京オペラシンガーズの合唱が時には力強く或いは
繊細なハーモニーを聴かせて今夜の一番の立役者かも知れません。

オケの配置もラッパとトロンボーンを下手側にホルン隊を上手側に
おいて音のパノラマ効果も見事。
2階バンダのラッパは左右それぞれ2本ずつで、これも効果的に
鳴り響いた。

チョンさんは譜面台を置かずに暗譜で指揮、自信の表れでしょうか
揺るぎのない流麗且つ渾身の指揮振りです。

東京フィルも凄まじいまでの鳴りっぷりで管楽器群が大健闘。

ソリストでは藤村さん、スカンディウッツィさんが特に印象に残る。
いずれにしろ全員の力が結集した素晴らしい成果。感動です。
★★★★★


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: