「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

21日 山田慶一&法政大学交響楽団定期


法政大学交響楽団第122回定期
コンサートマスター:新濱皓平


1・サン=サーンス
   交響詩「死の舞踏」


2・ドリーブ
   バレエ組曲「コッペリア」より抜粋(6曲)


********* intermission **************

3・ベルリオーズ
   幻想交響曲

アンコール:幻想交響曲から第4楽章「断頭台への行進」

 2009年11月21日18時30分 すみだトリフォニーホール 2-2列


 18時開場なのに10分前にはホール入り口では長蛇の列、まぁ、
いつものことですが。案の定ホールは満員状態でギッシリ。

さて演奏ですがN響の第2ヴァイオリン奏者の山田慶一氏を指揮に迎えての
秋の定期演奏会ですが充実したコンサートでした。

大学のオケですから当然、曲目毎に楽員の入れ替えがあるのですが
概ねどの曲も一定の水準の演奏でした。

山田さんの精力的な指揮もあり法政オケ、いつにも増してアンサンブルの
精度が上がった印象で特にヴァイオリンはもとよりヴィオラ、チェロ、コンバス群の合奏精度が
上達しており、いずれの作品でも大きな役割を果たしたのではと感じます。

「死の舞踏」でのソロを奏したコンマスの新濱くん、見事でした。
「コッペリア」での管楽器群も大健闘だし
「幻想交響曲」では一部の木管とホルンを除き、ベルリオーズの狂気の世界を見事に
表現してみなさん素晴らしい情熱あふれる演奏でした。

アンコールでのシンバルくん、持ち位置を違えて叩いてしまい本人もさぞビックリでしょう、
(pfがffの音量に!)ご愛嬌というもの、それまではニュアンス豊かなシンバル捌きでしたから。
また次も是非聴きに行きたい学生オーケストラです。BRAVO!!


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