「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

11日 デュトワ&アラベラ・美歩&N響定期


NHK交響楽団第1662回定期
コンサートマスター:堀 正文


1・チャイコフスキー
   ヴァイオリン協奏曲
     (ヴァイオリン)アラベラ・美歩・シュタインバッハー


*********** intermission ***********

2・ヤナーチェク
   グラゴール・ミサ


(ソプラノ)メラニー・ディーナー
(アルト)ヤナ・シーコロヴァー
(テノール)サイモン・オニール
(バス)ミハイル・ペトレンコ
(オルガン)小林英之
(合唱)東京混声合唱団(合唱指揮:松井慶太)


 2009年12月11日19時開演 NHKホール 2-R11列

アラベラ・美歩のN響定期は2年ぶりの2回目の登場となるが管理人は初めて
彼女の演奏を聴いた。鮮やかなグリーンのドレス姿で登場の彼女はドイツ人の父に
母親が日本人、とても長身の美人ですが奏でる音楽はディナーミクの変化を時折り
みせるものの、とてもオーソドックスな音楽表現でデュトワ&N響の整った管弦楽に
見事に溶け合った素晴らしい演奏。

さて休憩後の「グラゴール・ミサ曲」
合唱団の巧みな表現とN響オケの上手さにブラヴォー!
4人のソリストについては不可を感じない程度でむしろ作品的には合唱の
出来不出来が成功の鍵を握る作品ではなかろうか。
流石にこの手の作品を得意としているデュトワの指揮は見事なもので
N響オケの音色も今夜は一段とシャープさを感じさせた。
ホールは今夜の聴衆からのいつまでも惜しみない拍手が続いた。
★★★★★


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