「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

27日スダーン&東京交響楽団サントリー定期


東京交響楽団第576回定期
コンサートマスター:高木和弘


1・ブラームス
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調
     (ヴァイオリン)ヴァレリー・ソコロフ 


********** intermission *************

2・シューマン
   交響曲第4番ニ短調(マーラー編曲版)



 2010年3月27日サントリーホール 1-17-28


音楽監督スダーンのシューマン・チクルス最終回は交響曲第4番ニ短調は
シューマンの交響曲最後の第4番を与えられているが出版の都合であり実際の
作曲順は第2番目に相当する、もちろん何回かの改定が行われており今夜の演奏は当時は指揮者としてのマーラーによる改訂版の演奏だが流石に作曲家でもあるマーラーの編曲版による全4つの交響曲ともすっきりと聴きやすい
アレンジになっていたと思う。

今夜の演奏もスダーン&東響の蜜月を示すかのような息の合った演奏で
弦管楽器とも文句の付けようもないほど。

ウクライナ生まれの今年25歳になるヴァイオリニスト、ソコロフのブラームスもオーケストラの見事な伴奏もあり実に伸びやかな音色で堂々の王道を行く演奏で今時のこれ見よがしのパフォーマンスなしの素晴らしいブラームスを演奏した。

アンコールにバッハの無伴奏ソナタ第2番から第3曲

(今夜の東響の編成は2曲とも16型編成)★★★★★




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