ある日どこかで

ある日どこかで

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2005.01.15
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カテゴリ: イギリス映画

原作者は007シリーズのイアン・フレミング。それを『メリー・ポピンズ』のシャーマン兄弟のスコアでミュージカル化された作品。お子様向けだけど、子供の頃を思い出して観たい映画。


発明家カラクタカタス・ポッツは、ジェレミーとジャマイマの子供達と自分の父親と一緒に、自称お城に住んでいる。
ある日子供達から、鉄クズになろうとしている一台の車を買いとって欲しいと頼まれる。今ではポンコツとなっていたその車は、かつて数々のグランプリを勝ち取った名車だった。
ポッツは何とかお金を作って買い取ったそのポンコツ車を、見違えるような車に改造した。その名も”チキ・チキ・バン・バン号”。
空を飛び海を走るその車を欲しくてたまらない悪漢ボンバースト男爵は、ポッツの父親を誘拐してしまう。ポッツは子供達と製菓会社の令嬢トゥルーリーをチキ・チキ・バン・バン号に乗せて、父親を助ける為に飛び立つ。



1968年の映画だが、”♪チキ・バン・バン、チキ・チキ・バン・バン~♪”という音楽はきっとどこかで耳にしたことがあるはず。私は最初にこれを観たのは子供の頃で、楽しくて画面にくぎづけになったのを憶えている。

個性的なキャラクターの登場人物ばかりで、特に後半部分は目を離せない展開になる。楽しかったり、怖かったり。
『メリー・ポピンズ』の日記のところでも書いたが、ポッツ役にはディック・ヴァン・ダイク。同じシャーマン兄弟のスコアという事もあって、歌やダンスは『メリー・ポピンズ』とだぶるものが多数。しかしこの映画は、前半部は特にイギリスの美しい山や海の風景を観る事が出来る。後半のお城や城壁に囲まれた街はどこなのだろうか?メルヘンチックなこの風景はドイツあたりか?

2時間以上の長い映画、歌も時々は飽きるかもしれないけど、そこはミュージカル。ある程度こんなもんだと思って観る方がお得。

この作品や『メリー・ポピンズ』などは、素直な気持ちで「楽しいなぁ」と言える子供の頃に観ておくと絶対にいいと思う。なまじ大人になってから観ると、ストーリーの展開や合成画面に文句を言いたくなったりするものだ。

最後に言うポッツのセリフには、子供だけではなく、大人にも充分に通じるメッセージだと思う。

ちなみに原題は "Chitty Chitty Bang Bang" ”チキチキ”じゃないんです。



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Last updated  2011.06.19 13:16:45
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ETCマンツーマン英会話@ Re:『マイ・レフトフット』(05/09) 『マイ・レフトフット』を調べていてこち…
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Maria@ 残念ですけれど… まだまだ未読の映画レヴュー…少しずつ読め…
伊場拓也 @ Re:Somewhere in time!(03/24) 同じ思いかも?考え所ですかね。
こぶたのベイブウ @ Re:Somewhere in time!(03/24) リラさんのブログ、今まで楽しく読んでい…

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