2004年07月21日
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今日は少し曇り空です。午前中は相変わ。らずのよい天気だったのですが、昼から少し雲が出てきているようです。でも、逆に蒸し暑い気がして、一向に涼しくはならないようです。昨日、東京では39.5℃にまで気温が上がったとか。まさにヒートアイランド現象です
 さて、私はCDを買うときにたまーに違ったほう方法で買うCDを決めることがたまにあります。それは…なんとジャケット買いです。この買い方をしたときに時々思うのですが、以前のようにアナログのLPだと、もっと楽しかっただろうな、ということです。当然LPのほうがジャケットも大きかったのでジャケットのデザイン性も高かったのかもしれません。ジャケット自体、ひとつのアートになっていた気もします。私の大好きな大滝詠一氏のナイアガラレコードのジャケットは鈴木英人氏デザインでそれはそれはおしゃれで素敵なものでした。確かにCDも同じデザインが使われてはいましたが、やはり、もともとLP用のデザインではないかと見比べるたびに思ってしまいます。
 クラシックのジャケットは比較的、有名な絵画やアーティストの写真が多いかもしれません。ジャケットにもアルバムの主張が見て取れて面白かったりもします。
 そこで今日の一枚。

HARY YANOS SUITE・DANCES OF GARANTA・
PEACOCK VARIATIONS
指揮:YOEL LEVI
ATLANTA SYMPHONY ORCHESTRA
TELARC CD-80413(輸入盤)


このCDはテラークの録音によるコダーイのオーケストラ作品集です。どちらかというと、コダーイはまだまだマイナーな作曲家なのかもしれませんが、このCDに収録されている作品は吹奏楽作品に編曲され、吹奏楽コンクールなどで演奏されることによって有名にもなりました。コダーイはハンガリー出身の音楽家で、ハンガリーの現代音楽の父とも言われています。バルトークとともに民謡の収集なども行いました。彼の音楽にも民族的な音楽を聞いてとることができます。バルトークほど難解ではないので聞きやすい面もあると思います。
 録音は先日1812年の時に紹介したテラークの物です。このCDでも20BITデジタル録音がうたわれています。オーディオ的には広いダイナミックレンジと明るい音で録音されています。少し残念なのは演奏のせいか、録音のせいかわからないのですが、少しコダーイらしい重厚さにかけることでしょうか。少し、軽やかになコダーイといった感じです。
 私は、このCD、何が入っているかも吟味せずにジャケットを見て買いました。ジャケットにはちょっと強面な感じのくじゃく(よくわからない表現ですが、)の写真が掲載されており、この、くじゃくが、「買え!!」と脅迫しているようだったからです。(笑)
 しかし、ジャケット買いしたにしてはかなりまとも(?)なCDでした。吹奏楽コンクールでよく取り上げられている「くじゃく」による変奏曲が収録されていることが判明したのは買って、聞いてみてからでした。
 コダーイの音楽を気軽に聞いてみたい方にオススメの一枚です。






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最終更新日  2004年07月21日 14時48分38秒
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