2004年08月15日
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今日は朝から雨模様でした。お昼からは雨も上がり、曇り空の一日となりました。
さて、今日は「一吹会特別演奏会」の本番でした。演奏会自体はすばらしい出来だったと思います。というより、すばらしい出来などと私が言うのもおこがましいようなメンバーによる演奏会でした。佼成ウインドのメンバーや、様々な交響楽団の奏者が何人もステージに乗り、地元で指導者として活動している人間が何人もステージに乗っていると言う、素人の私としては大変に肩身が狭い演奏会となりました。ここ数年では、この県内でどこでも聞いたことの無いような魅力あるサウンドが聞けたことと思います。
 世間はお盆で、帰省ラッシュだったり、またアテネオリンピックだったりしたようですが、私にとってこの夏はこの演奏会一色となりました。やはり、今まで長い間高校の部活の顧問を務めてこられたI先生の人柄と、すばらしい音楽性がこの演奏会を実現し、成功させたのだと思っています。
 今までの演奏会の中で、もっとも印象に残る演奏会のひとつとなりました。また、高校時代、一緒に部活動に励んだ仲間も何人か帰省して演奏会に参加し、懐かしさを感じる演奏会でもありました。演奏中に高校時代へとフラッシュバックしてしまいそうにもなりました。ホルンの先輩などは、昔、コンクールでやった曲なので、本番に集中するあまり、3rdパートのはずなのに、気がついたら高校時代の1stパートを演奏していて、はっとわれに返ってあわてた、という話をしておられました。
 様々なことにの中で形になった演奏会でもありました。
 そこで今日の一枚です。

シベリウス/カレリア組曲
グリーグ/ホルベルク組曲
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
アカデミー・オブ・セント・
    マーティン・イン・ザ・フィールズ
PHILIPS PHCP-8346


このCDは以前紹介したアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによるシベリウスの「カレリア組曲」とグリーグの「ホルベルク組曲」が収録されたものです。以前も紹介したようにアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(日本名が「「アカデミー室内O.」)は室内楽を中心としたオーケストラとして、マリナーが創設したものです。「ホルベルク組曲」はどうも、マリナー&アカデミー室内O.お得意のレパートリーのようで、以前紹介したDVDにも収録されていました。
 また、「カレリア組曲」かよ、という方、ごもっともです。しかしながら、このCDのカレリアは以前紹介した、サラステ盤、オーマンディ盤、アシュケナージ盤のまたどれとも違う魅力を持っています。まず、厳格な演奏であるにもかかわらず、上品なこと。また、歌うことに溺れず、キリッとしたしまりの演奏であることが上げられます。さすが、イギリス系のオーケストラと言ったところでしょうか。
 グリーグの「ホルベルク組曲」のほうも同様、しまりのある演奏と、やわらかい響きの演奏となっています。
 ほかにシベリウスの「トゥオネラの白鳥」と、グリーグの「二つの抒情的な作品」が収録されています。
さわやかなシベリウスを聞きたい方、マリナー&アカデミー室内O.の演奏を楽しみたい方にオススメの一枚です。





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最終更新日  2004年08月16日 09時48分13秒
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